今日は9/18(日)に行われるローズステークスのレース考察を行います。阪神芝1800mで行われるGII戦です。
週中に時間ができたので、今話題の「君の名は。」というやつを見に行ってきました。平日の昼間に行ったんですが、渋谷の映画館は全ての回が満席。久々に映画館でほぼ最前列のような席で見る羽目になりました。客層も夏休み中の大学生ばっかりという感じで私はおっさん一人浮いていました。
肝心の内容ですが、さすがに世間は騒ぎすぎな気がしますが普通に面白い映画だったように感じます。タイムトラベルものをちゃんとした脚本で作品化すれば面白いものができるよね、という感じ。まどマギもそうですしシュタインズゲートもそうですが、やはり丁寧に作られたタイムトラベルものは素晴らしい作品が多いと思いました。
あとはラストのほうにある振り返りシーンや、そもそもの作品設定を考えても、バタフライエフェクトのオマージュはかなり多かったなぁという印象。ある程度の年齢以上の人はバタフライエフェクトの映画を見ている人が多いと思うので、思い出された方は多いんじゃないと思います。逆に若い世代であの映画を知らない人は新鮮に観れたんじゃないかなぁという気も。
個人的にはバタフライエフェクトのラストで、マンハッタンの路上で振り返るタイミングの違いで出会えず、、、っていう方が切なくて好きでしたけどね。ラストシーンでOasisのStop Crying in Your Heartがかかるのが最高でした。
【2016】ローズS 予想考察
枠順考察
先週の紫苑ステークスは重賞に格上げになったからか、例年よりもメンバーレベルが高いとお伝えしましたが、そのおかげでヴィブロス、パーシーズベストといった関西馬があちらに行ってしまい、こちらはシンハライトとジュエラーの一騎打ちでその他のメンバーは、、、という感じに。
例年であれば何かしら1ミリでも逆転の期待ができる夏の上がり馬がいるものですが、今年に関してはあんまりそういう馬が見当たりません。去年のタッチングスピーチができるような馬がいるとは思えないので、ここはさすがに2強の一騎打ちと考えた方が良さそうな気がします。
展開考察
紫苑ステークスでは同型多数に加えて大外枠ということで行ききれなかったクィーンズベストですが、今回は同型不在で絶好枠を引くことができたのでこれは逃げると思います。他の馬でついていきそうな馬もあまりおらず、昨年のレッツゴードンキが引っ張ってのハイペースのような展開にはならなそう。
ただ、阪神芝1800mは超スローペースでも差しが決まるレースですし、さすがにシンハライトとジュエラーの能力は頭3つぐらい違いそう。普通にこの2頭は最後には差してくると思います。あとは穴が前残りなのか一緒に差してくる馬なのか、という感じでしょうか。
今回のまとめと想定オッズ
最後に今回のまとめと私が独自に考えた想定オッズを書いておきます。
1 シンハライト 2.1倍
2 ジュエラー 2.4倍
3 デンコウアンジュ 12.1倍
4 レッドアヴァンセ 15.4倍
5 アットザシーサイド 16.0倍
6 ラベンダーヴァレイ 16.5倍
7 カイザーバル 18.6倍
8 アドマイヤリード 19.2倍
9 クィーンズベスト 22.8倍
10 フォールインラブ 34.6倍
11 クロコスミア 55.5倍
12 フロムマイハート 73.1倍
13 バレエダンサー 124.0倍
14 クリノサンスーシ 165.9倍
15 ヘイハチハピネス 285.4倍
完全な2強オッズになることはまず間違いないはず。3番人気以下は非常に予想が難しいですが、大敗続きの後のオークスでも6番人気に支持された玄人受けするデンコウアンジュあたりが人気になりそう。今のファンはとにかく前走不利を人気にしてしまうのでシンハライトに妨害を受けたのもオッズに影響しそうです。
その後は春のクラシックでも伏兵として走っていたレッドアヴァンセ、アットザシーサイド、ラベンダーヴァレイあたりが続く形でしょうか。
今年のローズステークスはどう見ても2強の能力がずば抜けている感じ。このうち1頭でもぶっ飛んだら一気に跳ね上がりそうですが、なかなかアクシデント以外では飛びそうにも思えません。
それよりも現実的なのは3頭目にどの馬が突っ込んでくるかというセレクト。人気2頭以外は全く差のないメンバーだと思いますし、ここで穴を狙うのは十分にアリだと思います。例えばこの馬なんて相当面白いはず。
もうこのローテーションは無謀に移りますし、前走も大敗となればここは人気を落とすはず。ただ、この馬は春も同じような無謀なローテーションで、展開向かないチューリップ賞でギリギリの4着。使われた方が良さが出る馬な感じはします。
とにかくキレずバテずで前へ行ければ渋とい馬で、1000万クラスでマルターズアポジーと勝ち負けできるような馬なら、シンハライト、ジュエラー以外のメンバーなら十分に能力上位なはず。
前走にしても同型多数の上に大外枠で位置が取れなかった上、4コーナーで被されて権利が難しくなったところからは騎手は全く追っていません。ここからは完全に邪推になりますが、もともと関西馬の馬ですから陣営としては最初から連闘策は視野にあった感じも。そのために紫苑Sの騎手には権利が難しくなった場合には追うな、という指示が出ていた可能性はありそうです。
今回は展開も完全に向きそうですし、最後にシンハライトとジュエラーが外から差してくるも、他の馬は差して来れずに3着、、、という結果はかなりあり得ると見ています。