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【2016】ラジオNIKKEI賞 / 有力馬考察(ブラックスピネル、アーバンキッドなどの徹底分析)

今日は7/3(日)に行われるラジオNIKKEI賞のレース考察を行います。福島芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

眠い目を擦りながら毎日EUROを夜に見ているのですが、今大会は良い試合、凄いゴールが多いのと同時にゴールキーパーがやたら凄いですよね。

ノイアーが凄いのは当たり前なんですが、火曜のイタリア×スペインでも両チームのデ・ヘアとブッフォンが神がかり的なセーブを連発。メジャーどころではなくてもスイスのゾマーなんかは本当にいいセーブを連発していました。

2014年のブラジルW杯でもゴールキーパーの活躍が目立ちましたが、やっぱり良いゴールキーパーがいると試合が締まるんですよね。寿司でいうわさび、うなぎでいう山椒のような存在です。イタリアやドイツ、フランスに比べるとポルトガルは微妙ですし、ベルギーもクルトワは最近そこまで良いパフォーマンス見せていませんし、優勝はイタリア、ドイツ、フランスのどれかかなと見ています。

【2016】ラジオNIKKEI賞 予想考察

ラジオNIKKEI賞 有力馬考察

ブラックスピネル

世代でも上位の基礎体力を持っていながら、馬のキャラクターをどうも掴みきれていない陣営がクラシックに乗せられなかった印象の馬。

この馬は新馬戦の道悪での勝利や、萩ステークスでのロングスパート勝ちを見ても、タニノギムレット産駒らしくスピードの持続力こそが売りの馬。ある程度のレベルなら若駒Sのように差してきての好走も可能ですが、重賞レベルになると積極策で基礎体力を活かしての馬でしょう。

ただ、極端なまでの差しフェチの音無調教師はこの馬をずーーっとキレ味を活かしてこその馬と言っており、京都新聞杯にしても敗因は距離が長かったと言っています。ですが、恐らく敗因は京都コースで外枠から外外を回りすぎたことでしょう。白百合Sは能力の違いで勝ちましたが、今回は多頭数の小回りコース。もしまた同じような差し競馬にするのであれば取りこぼす可能性もありそう。

 

アーバンキッド

 

NHKマイルカップではメジャーエンブレムの作り出したハイペースを早仕掛けした結果、潰れて終了。毎日杯は内枠を活かしてグイグイと伸びてきて2着。その時に先着しているのはタイセイサミットですし、それを考えればこの中でも能力上位か。

ただここ2戦は内枠を引いて好位でスムーズに競馬はできている印象。アーリントンカップでは外枠から早仕掛けで最後は止まっていますし、今回も脚を溜められる競馬ができない枠になると半信半疑な感じも。

 

ジョルジュサンク

すみれステークスではミドルペースで先行策を打ち、ブラックスピネルを完封。あの内容を見てもブラックスピネルとは能力差ないでしょうし、それでいてあちらが人気するなら今回は狙い目か。

皐月賞は超ハイペースを先行して大バテで仕方がない結果。前走の白百合ステークスはスローペースでキレ負けした格好ですが、上位3頭とはほぼ差がない結果ですし、ブラックスピネルとは能力差なしと考えて良さそう。

いかにも使って良くなるヴィクトワールピサ産駒ですし、立ち回りの上手さを活かせるコーナー4回の舞台はベストと言っていいはず。ここは好勝負必至でしょう。

 

ゼーヴィント

山藤賞ではミヤビエンブレムと一緒に一気に動いて勝利。時計も良いですし差のない競馬をしたミヤビエンブレムもなかなか強そうなので、この馬もそこまで弱い馬ではなさそう。前走のプリンシパルSはスローペースを差し損ねただけという感じですし、今回は2番人気くらいになる気がします。

ただ、あんまりスケール感のあるディープインパクトサンクではないですし、山藤賞は少頭数だからこそああいう競馬ができた感じ。多頭数になればプリンシパルSのような競馬になりそうで、今回は枠順次第では危ない感じも。

 

ミライヘノツバサ

レースセンスが抜群で、前走も直線入り口の一瞬の加速で後ろを突き放しての勝利。小足の使い所の上手さを父ドリームジャーニーから受け継いでいるような馬で、いかにもセントライト記念で走りそうなタイプ。

今回の小回り1800mという条件も合うはずで、内枠さえ引ければここは好走濃厚と見ていいと思います。

 

今回のラジオNIKKEI賞は例年と同じくらいのレベルなんでしょうが、今年の3歳馬のレベルが凄まじいだけに、ちょっと寂しいメンバーな感じはします。噂されていたマイネルハニーやシャケトラあたりが出てきたらもう少し盛り上がったんでしょうけどね。

 

前回は有力馬としてジョルジュサンクを挙げさせていただきましたが、今回は夏競馬ですし面白そうな大穴を挙げてみたいと思います。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

前走は長期休養明けでも格好をつける内容。もともと中山コースのマイル重賞で上手く立ち回って2着という結果がある馬ですし、今回の小回り1800mという舞台もベストでしょう。内枠さえ引ければ本命でもいいかなと思います。

 

KAZ: