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【2016】大阪杯 / 有力馬考察(ラブリーデイ、アンビシャスなどの徹底分析)

今日は4/3(日)に行われる大阪杯のレース考察を行います。阪神芝2000mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。

 

先週くらいに長渕剛の話を少しブログに書いたところ、長渕剛の熱狂的ファンで富士山の10万人ライブにも行かれたという方から1000字くらいの熱烈なメールを頂きました。なんか競馬ファンって長渕好きが多い印象はちょっとします。

ただ残念ながら私はそこまで長渕剛の大ファンというわけではなく、初期の楽曲が好きなのでカラオケに行った時にひたすら「純恋歌」や「俺らの家まで」を歌うというだけなのです。

まぁなぜ初期だけ好きかというのも、70年代後半のフォークソング始めこの時代の歌が好きだからなのです。

一番好きなのは初期の中島みゆきで、ほうせんかとかひとり上手くらいが一番好きです。80年代中盤くらいからは少し怖い歌い方になるのでそれ以降はあんまり(やまねこは好きです)

太田裕美とかも好きで、一時期レコードを探し回っていたことがあります。その他、山崎ハコ、因幡晃とかが好きです。

80年代中盤になるとメジャーの曲よりもアングラシーンの方が好きになります。ここは書いても分かる人が少ないと思うのでほぼ割愛しますがじゃがたらとかあぶらだことかです。その時代は本当にハードコアパンクバンドが好きです。知り合いでも分かる人がほとんどいないので、誰か分かる人がいたら仲良くしてください(笑)

 

【2016】大阪杯 予想考察

大阪杯 有力馬考察

ラブリーデイ

この馬が一番強い勝ち方をしたレースの一つが鳴尾記念。直線入り口から唸るような手応えで突き抜ける強い勝ち方でした。あれを見てもわかるようにこの馬はとにかくコーナー4回の2000mが強い馬。キングカメハメハ産駒が全体的にこういうコースが得意ですが、その中でもラブリーデイはこういう形態のコースが強いと思います。

使い込んでも大丈夫なタイプですが、昨秋の京都大賞典を見ても休み明けも問題なさそう。今回も常に状態面に関しては控えめにいう池江厩舎ですから「状態は微妙」的なニュアンスがコメントとして出てくるでしょうがあんまり気にしなくて良さそう。

ペースがあんまりわからない以上、前目に行けるだけでも評価したいですし、スローペース、ハイペースどちらにも対応できるのは強み。

1800m〜3000mまで距離、コース、ペースを選ばずに対応できるオールラウンダーがゴールドアクターだとしたら、この馬は1800m〜2200mまではコース、ペースを選ばずに対応できるタイプだと思います。デムーロ騎乗で人気面ではマイナスですが、変に逆らうべき馬ではないでしょう。

 

アンビシャス

前走はドゥラメンテに迫ったということで今回はひょっとしたら1番人気になる可能性はあり。最近の競馬ファンはラブリーデイのような実績がある馬よりも、アンビシャスのような勢いある新興勢力を人気にする傾向があるのもポイントです。

前走の中山記念勝ち後にとある解説者が「これで直線が伸びたら更に凄いことになりそう。天皇賞(秋)は楽しみですね」といった感じの事を言っていましたが、本気で言っているとしたらちょっとさすがに・・・です。

今までの戦績を見ても直線の長いコースで長く良い脚を使えるタイプではなく、それよりもコーナー4回の1800m〜2000mくらいで一瞬の末脚を使ってナンボのタイプ。中山記念は確かにドゥラメンテに迫ったとはいえ、中山芝1800mはベストの条件だったのであれ以上の条件はないでしょう。

今回も内回りの2000mは悪くないと思いますが、200mでも距離が伸びるのは少なくともプラスではなさそう。それより何より横山典弘騎手への乗り替わりは大いにマイナスだと思います。

前走はなんだかんだでルメールが4コーナーを完璧に捌いていましたし、「とにかく差したい音無」調教師は前走を見て「この馬は脚を溜めてこそ」というイメージが刷り込まれたはず。横山騎手にもその戦法を伝えるでしょうし、そうなればこの騎手は後方ポツンをやりかねません。超スローになる可能性も十分にありますし、恐らく毎日王冠と同じで最速上がりを使って5着ぐらいの結果になる気がします。

 

ショウナンパンドラ

現役屈指の2ハロン差し巧者で、その適性が最大限に発揮されたのが3歳時の秋華賞と昨秋のオールカマーでしょう。宝塚記念3着の実績を考えても、この馬はアンビシャスと同じく完全な内回り専用機の差し馬だと思っていましたが、天皇賞(秋)ではあわやの4着で、ジャパンカップでは牡馬をなぎ倒して勝利してしまいました。

未だにこの馬は内回りの2ハロン差し巧者だと思っていますし、秋の東京2戦は能力だけでこなしちゃったんだと思っています。ですので普通に考えれば現役最強クラスの馬で間違いないありません。

昨年の大阪杯の大敗は本格化前ということと極度の道悪馬場で仕方ない結果。本質的には阪神芝2000mはベストに近い条件ですし、よほど後ろからの競馬にならなければここも好走必至でしょう。ある程度の位置は取れる馬だと思うので、ここは後ろ過ぎない位置取りをお願いしたいです。

 

キタサンブラック

有馬記念でもなんだかんだで逃げて3着に粘ったように間違いなく能力はある馬。先行、逃げタイプと思われていますが、3歳時の東京の新馬戦の内容を見てもこの馬は脚質自在のただ強い馬です。ノッシノッシと大跳びで走るので東京コースや京都の外回りコースが適正ベストの馬でしょう。中山向きと言われていますがそれは違うはずです。

今回は内回りコースはまぁベストではないでしょうが、脚質的に逃げるのであれば本命にしてもいい馬です。ただ、武豊騎手が鞍上で、天皇賞の前哨戦ということを考えるとここは控える競馬をする気がします。3200mで折り合い重視を考えても、ここでわざわざ逃げる必要はないですし、今回は控えるはず。ただ菊花賞の前哨戦のセントライト記念でも普通に先行押し切りだったのであんまり気にしていないかもしれませんね。

 

ヌーヴォレコルト

エリザベス女王杯ではきっちりとディープ産駒に2年連続で負けて、その後に牡馬混合戦の香港カップで2着好走。典型的なハーツクライ産駒という印象で、基礎体力豊富で強い相手と差のない競馬をするがいつも何かにキレ負けするタイプ。

今回はペース次第かなぁという印象。坂のある中距離戦はベストだと思いますが、宝塚記念でも完全にキレ負けしたようにこの馬は古馬になってからはスピードを求められるレースになった瞬間に全く走らない印象。

馬キャラ的には2、3着付けで買いたくなりますが、今回はスローになりすぎると普通に無理かなぁとも思います。

 

今年はマイネルラクリマの出方次第でレース結果も大きく変わりそう。陣営コメントはしっかりと見たいですが、マイネルの1頭出しでわざわざここを使ってくるということは強気で逃げる可能性もありそう。陣営気配次第で展開予想は変わります。

もしスローペースになったらこの馬は大いに危険と見ています。

その馬の名はブログランキング(危)で公開中

 

絶対に今回は人気になると思いますが、今回は狙い時ではないと見ます。この馬は強い馬なのですが狙い時とそうではない時を冷静に見極めたいです。

 

KAZ: