今日は4/9(土)に行われるニュージーランドトロフィーのレース考察を行います。中山芝1600mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
さて、マリノスの事も書いたので仕方なくベイスターズの事も書きます。
まぁ開幕から今までは予想通りの内容。特に戦力アップも何もないですし、バルディリスが抜けて梶谷、石川が出遅れている分、突き放されての最下位ではないだけまだマシかなと。
もう毎年ベイスターズに言える事ですが、そもそもの基礎技術が低すぎる。ボールを取る、投げる、打つ、基礎的なレベルが低いので、劇的な展開じゃないと勝てません。確かに阪神戦での9回に能見から筒香がホームランを打っての逆転劇は凄かったですが、逆に言えばああいう試合じゃなきゃ勝てないのがこのチーム。今年、山崎や三上が出る試合が今までいくつあったでしょうか?
そして筒香以外の打線がクソすぎる。毎試合、打つのは筒香か代打の選手くらいで、1番白崎とか打てるわけないですし、荒波はまだいいとしても、ロペスが全くダメ。極め付けはロマックとかいうポ◯コツ外人。オープン戦で見せた弾丸ライナーホームランは一体何だったんでしょうか。
もう本当にビシエドが欲しいです。中日ってなんで定期的にこういう掘り出し物外人を見つけてくるんでしょうか。逆にビシエドがいてなんでこんなに勝てないんでしょうか。
今年はもう最下位だろうなぁ、と覚悟はしていますが、観に行く試合くらいは良い試合をして欲しいです。ユニフォームのネームは梶谷なので早めの復帰を願います。
【2016】ニュージーランドT 予想考察
過去4年のレース傾向
中山芝は2014年の馬場改修があるのでなんとも傾向判断は難しいところ。ただここ2年のこのレースを見ていると、先週のダービー卿CTで2着に好走したロゴタイプのような外からぐわーっと4コーナーで上がってこれるタイプの馬がよく走っている印象。
ヤマカツエース、ショウナンアチーヴ、ショウナンワダチの共通点は動きたい時に動けるタイプの馬。先週日曜の中山馬場を見ても、直線のインは荒れ始めてきているので直線は外を通った方が有利、ただかといって大外ブン回しの差し馬は先行馬も外を通っているので来れない印象。
先週の馬場傾向やダービー卿CTを見ていてもそういう4コーナーでグイッと動いて外めを早め抜け出しできる馬が来ていましたし、ここ2年のNZTの傾向を見ても早めに外から動いて押し切る馬が走っています。今週も馬場傾向が変わらなければ同じ狙いでいいはずです。
血統傾向
中山は馬場改修があったので血統を見て狙うのはちょっと難しい感じも。ただこのレースは荒れ始めた中山馬場で行われることもあって、結構バイアスは偏る傾向があります。
過去3年のレースを見ても、2015年は母父ロベルト、母母父ヴァイスリージェントのワンツー、2014年はショウナンカンプ産駒のワンツー、そして2013年は父がダート血統で母母父ダンジグの馬が1、3着と同じような血統の馬が一気に走ってくる印象です。
それだけ馬場のバイアスが生じやすい馬場になっている可能性が高く、もし本命馬に決めた馬と似たような血統の馬がいれば、セットで狙うといいんじゃないでしょうか。
レースラップ傾向
荒れ馬場で4コーナーからぐわーっと動くレースになりがち。まずギアチェンジ戦にはならないので立ち回り勝負は想定しない方が良いかも。
ただ、先ほども述べたように4コーナーでぐわーっと動けるような器用な脚が使える馬の方が良い印象で、直線で伸び続けられるタフな決め手がある上で小足が使えるタイプの馬が合う気がします。
まぁつまり中山で上手く動ける差し馬ということなので、過去の中山でそんなレースをしている馬がいれば狙ってみていいんじゃないでしょうか。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
アストラエンブレムが1番人気ですか。確かに血統背景が良いですし騎手で人気もする。ただこの馬は今回危ない匂いがプンプンしています。詳しくは次回述べますがダイワメジャー産駒の差し馬に共通するあるイメージがあるんですよね。
2番人気のレインボーラインも前走は本命を打ちましたが、デムーロのおかげでたまたま勝てただけという内容で、再現性はほぼゼロの内容。能力的に抜けているわけではないので人気なら存分に嫌いたいタイプ。
3番人気のダンツプリウスも渋とさはありますが相手なりに走るタイプで、ちょうどダービー卿CTのエキストラエンドみたいに人気がない時に買えばいい馬。今回は狙い時には見えません。
こんな感じで人気馬が悉く危なそうな感じ。このレースはかなり荒れる気がしているのでちょっと狙ってみたいと思っています。
現時点でニュージーランドTはこの馬が一番有力かなぁと思っています。
先ほども述べたように、このレースは4コーナーでぐわーっと動いて早めに抜け出せるようなレースができる馬が強いレース。この馬は実際に中山芝1600mでそういうレースをして圧勝した経験あり。
この血統はどうも距離適性はマイル付近にある感じで、前走は距離の面と相手が強くて参考外で良さそう。今回は一気の相手弱化+マイルへの距離短縮+いかにも脚質に合いそうな馬場、という感じで、早熟タイプでないのであればここは勝ち負けになっていいはずです。