今日は5/8(日)に行われるNHKマイルカップのレース考察を行います。東京芝1600mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。
すみません、WIMAX紛失でホテルかスタバでしか仕事ができないために、バッタバタで締め切り間際の漫画家のような感じで作業しております。メルマガの方も本日1時頃までには配信できる目処がたったのでこうしてようやく1本目の記事を書いています。
メルマガの回顧データを配信次第、他の重賞の考察も随時書いていきます。今日はほぼ徹夜での作業になりますわ。。。なぜこんな週に限って交流重賞が3つもあるんでしょう(>_<)
どれも全力でできるように気合い入れて文章は書きまっす!
【2016】NHKマイルカップ 予想考察
過去5年のレース傾向
どうも2000年頃まではNHKマイルカップは、東京芝1600mのイメージ通りに差しが決まるレースという印象が強かったんですが、ここ4年くらいはそのイメージが少し薄れてきています。
これはヴィクトリアマイルにも言えることなんですが、開幕週から差しが決まる馬場になった分、3〜5週目ぐらいの東京芝ってやたらに前が残るスピード馬場になりがちなんですよね。先週の東京芝もやたらに早い時計が出る馬場でしたし、開幕週に比べれば一気に前残り馬場になっていた感じでした(なぜあんなにハービンジャー産駒が走っていたのかは謎ですが)
カレンブラックヒル、ミッキーアイルは能力上位だったとはいえ逃げての勝利ですし、昨年も1、2着馬は好位で立ち回ってそのまま入線したような格好でした。以前の東京マイルよりもある程度位置が取れて、その上で一足が使えるような馬が有利になってきている感じはします。
そんなことを思うのも、先週のワンスインナムーンの500万の内容と時計が圧巻だったから。ここまで一気にワンスインナムーンが強くなるとも思えず、恐らくセイウンコウセイが強気に引っ張ったことで全体時計が一気に早くなった感じ。前にいる馬しか全く来れないようなレースになりましたし、NHKマイルカップもああいうようなレースになる感じはします。
血統傾向
特別これだという血統傾向はないのですが、東京芝1600mって意外にサンデーサイレンス系ではない馬の活躍が目立つコースだったりします。特に有名なのはクロフネ産駒ですよね。ホエールキャプチャやクラリティスカイはこのコースでGIを制覇しました。
NHKマイルカップも特にここ2年は父が非サンデー系の馬の活躍が目立っている印象。昨年は人気のクラシック系サンデーのグランシルクとアヴニールマルシェがぶっ飛びましたし、構えて差すタイプのサンデー系よりもある程度位置を取りに行くタイプの非サンデー系の方が期待値は上かもしれません。
レースラップ傾向
これを見てもカレンブラックヒルの勝った年以外はある程度流れるレースになっています。混戦のメンバーになりやすいので、ある程度色気を持った先行馬は飛ばしていく傾向はありそうです。
今年の場合はもうメジャーエンブレムが間違いなく強気の逃げを打つでしょう。前走の敗因は明白。この馬はもう溜めたって無駄だということは陣営も騎手もわかったはずで、まずスタートさえ決めれば強気の逃げを打つはず。
ただ、これについていく馬がいるかですよね。クイーンCのレースを見ても競りかければ潰されることは目に見えていますから、わざわざ犠牲になってまでその役割を引き受ける馬があんまりいるとは思えません。メジャーエンブレムはある程度早い流れで、2番手以下は普通のペースで走るような感じになる気がします。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
だいたいこんな感じのオッズになるんじゃないでしょうか。ただ、メジャーエンブレムは単勝2.1倍くらいまで被る気はします。ロードクエストが3.5倍くらいで、イモータルが5.5倍くらいなイメージ。トウショウドラフタは距離不安、ダンツプリウスは地味さがあるのでそこまで人気せず10倍を少し切るぐらいになるんじゃないでしょうか。
今年は例年のNHKマイルカップよりもメンバーが揃った印象。ちょっと最近の3歳マイル路線はクラシック路線とレベル差がありすぎる印象なので、そこらへんをどう分析するかが鍵になりそうです。
現時点でNHKマイルカップはこの馬に注目しています。
恐らく勝つのはこの馬になるんじゃないでしょうか。自分の競馬さえできれば他馬とはレベルが違うと思います。あとはどれくらいのオッズになるかですが、まず勝つと思っているのでそういう馬券で組み立てるレースかなぁとは思っています。