X

【2016】中山牝馬S / レース考察(中山芝1800mで行われるGIII戦を徹底考察します)

今日は3/13(日)に行われる中山牝馬ステークスのレース考察を行います。中山芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

昨日の「お義父さんと呼ばせて」の次週予告を見たら来週が最終回とのこと。もう第1クールの終了期に来ているんですね。こないだまでお正月気分と思っていただけに時が過ぎるのはとても早い。

個人的に2015年の第4クールが秀作揃いだったので、今クールのドラマには全く期待していなかったんですが、終わりに近づいて見て結構なヒット作品があったなぁという印象。

多分、「1位:ナオミとカナコ」で「2位:お義父さんと呼ばせて」になると思います。ナオミとカナコは今週の回が恐らくドラマを通しての一番の修羅場になるでしょう。吉田羊に追い詰められる怖さが予告編だけでも伝わってきたので、見るのが楽しみと同時に怖いです。

 

【2016】中山牝馬S 予想考察

過去4年のレース傾向

バウンスシャッセ、パワースポット、フーラブライド、オールザットジャズのような、牝馬だけど重めのイメージあるパワータイプの差し馬が良く走るレース。

中山芝1800mというと普通のレースでは先行馬、立ち回り有利を想像しますが、このレースは重めのイメージある馬がドスドス差してくる感じ。

恐らくルージュバックあたりはコーナリングが上手くないので「中山は下手」ということで玄人層は評価を落としそうですが、マイネイサベルなんかもそんな馬でしたし、一見中山じゃきつくない?っていうタイプが走れちゃうレースでもあります。

だいたい牝馬の旬は4歳と言えると思いますが、このレースは圧倒的に5歳牝馬が強いレース。6歳以上も普通に走っていますが、そもそも6歳になると繁殖入りする馬が多いので、絶対数が少ない割には良く走っていると思います。

若駒の強みであるキレがあまり要求されずに、上がり35秒台で足りるレースになるので4歳牝馬よりも5歳牝馬の方が走るんでしょう。

 

血統傾向

兎にも角にもキングマンボが良く走るレース。キングマンボ系の牝馬って前項でも書いたようなちょっと大柄でドスドス走るタイプの馬に出やすい感じがあります。特にキングカメハメハ産駒の牝馬は大柄な馬が多かったりしますよね。馬場改修後の中山芝コースの重賞はとにかくキングマンボ系が走るので、今回も特注血統ということで良いと思います。

もう一つ走っているのがグレイソヴリンの血。直線の長いコースではないこのレースでグレイソヴリンが良く走っているというのはイメージと違いますが、ドスドスと差してくる馬が良く走るということは普通のレースよりはタフになりがちということ。グレイソヴリンはその意味で重要なんじゃないでしょうか。

ちなみに今年は父か母父にキングマンボを持っている馬が1頭だけ。そしてその1頭がグレイソヴリンを持っています。もう血統で予想する人はこの馬を買えばいいんじゃないでしょうか?

 

レースラップ傾向

牝馬限定重賞にしてはスローペースにならないのがこのレースの特徴。ハンデ戦でトリッキーな中山コースで行われるレースのために、軽ハンデの先行馬が飛ばしていく傾向あり、スローペースからの決め手勝負という感じにはなりません。

今年は除外対象にマイネグレヴィル、リラヴァティという先行馬がおり、これが出れるか出れないかでペースが全く変わりそう。もしどちらも除外になればウインリバティの楽逃げになりそうですし、マイネグレヴィルあたりが出れるようになるとかなり前半は速くなりそう。ペース予想はメンバーが確定してからにしたいところです。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

やはりルージュバックの一本被りが濃厚でしょうか。もう競馬ファンは「中山がダメ」ということで今回は軽視してきそうな感じもしますし、単勝1倍台にはならないんじゃないかと見ています。

能力的にはミッキークイーンとの比較で見てもずば抜けているでしょうし、このレースは不器用な馬が走れちゃうレースでもあるので、有馬記念の時ほど嫌わなくてもいいかなとは思っています。

 

中山牝馬ステークスは現時点ではこの馬を狙ってみたいと思っています。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

2走前は外差しで決まったレースを前付けして最後は飲み込まれた感じ。ただ重賞初挑戦でしかもGIという舞台だったことを考えれば上出来の内容でした。次走ではその好走が評価されて1番人気に支持されましたが、ハイペースを終始外外を追走する羽目になり走れず。

能力的に見てもルージュバックの次くらいにはありそうですし、何より血統が父がグレイソヴリン持ち、母父がエルコンドルパサーでキングマンボ系とこのレースへの相性が抜群。それでいて今回は少し人気を落としそうというのであればこの馬から狙ってみたいレースです。

 

KAZ: