今日は5/14(土)に行われる京王杯スプリングカップのレース考察を行います。東京芝1400mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
こうしてGIシーズンに突入している一方、Jリーグもファーストステージの優勝争いの佳境に突入しているのですが、4月末には優勝争いに参加していた横浜F・マリノスは急失速。ここ4試合ほどクソ中のクソみたいな試合を繰り替えし、1分3敗という酷い結果。遂には先週日曜はホームで試合をやっているのに見に行かずにNHKマイルカップに行きました。
失点がすべて自分達のミス、という同じデジャヴのような展開を4試合連続繰り返しておりまして、その上で焦って逆転を狙いに行くも、新外国人カイケが全く使い物にならず、中村俊輔が最近はチームメイトのレベルの低さに苛立ちまくっている感じ。
あの大阪のアウェイで見せた気迫と素晴らしい試合内容はなんだったんでしょうか。ここ1ヶ月で別のチームに成り下がりすぎて、4月に「Jリーグ見に行きましょうよ!」と勢いで誘った人たちへの返答に困る次第です。
ひとまずファーストステージはもう何も期待していないので、奇跡的なセカンドステージの巻き返しに少し期待してみます。
【2016】京王杯SC 予想考察
過去5年のレース傾向
このレースは1年の重賞の中でも一番と言っていいくらい相性の良いレース。2015年は◎サクラゴスペル、2014年は◎エールブリーズ、2013年は◎ガルボで3年連続的中しています。
もともと東京芝1400mという条件がドル箱条件で大得意だったということもあるのですが、比較的傾向がわかりやすくて当てやすいレースだと言えます。ただ、ここ最近は東京芝1400mが傾向が少し変わってきているので難しさは増したかも・・・
基本的に東京芝1400mは直線の長い東京コースにしては前残りが多発するコース。スタート地点が登り坂なのでテンがそこまで早くならず、ぬるま湯ペースのレースになって前が惰性で残るケースがかなり目立ちました。
ただ、ここ1年くらい騎手もそれを意識し始めたのと、馬場の傾向が変わった影響からか、以前よりも芝1600mっぽさが目立つレースが多くなってきています。このレースは中山芝1200mなどで先行できるような馬が狙い目だったんですが、普通に東京芝1600mで差してくる馬でも届いちゃうんですよね。ファンも前有利にだんだん気づいてきた印象で、前に行く馬は過剰に人気する傾向も出てきたと思います。
この京王杯スプリングカップは通常の東京芝1400mよりも若干差しが決まるという傾向のレース。サクラゴスペルのようにある程度の位置につけて惰性で伸びるタイプは有利ですが、逃げてそのまま粘るという馬がそこまで走るイメージはありません。
血統傾向
なぜこのレースが当てやすいかと言えば、、、
もうニジンスキーを持っている馬だけ買えばよいからです
過去5年の好走馬を見てもニジンスキーだらけ。こんなにニジンスキーの名前を目にするのはこのレースか七夕賞くらいなものです。昨年のサクラゴスペルも馬キャラ的に合いそうなのとニジンスキー保持が本命の決め手でしたし、一昨年のエールブリーズはこの条件大得意なフジキセキ産駒でニジンスキー保持となれば一目見て本命は決まりました。
ニジンスキー以外ではリファール系がやたら走っていますね。そのリファールのほとんどがダンシングブレーヴの系統ですから、東京芝での持続力が活きるレースということでニジンスキーと同じ役割を担っていそうです。
東京芝1400mに合いそうなキャラの馬を狙いつつ、その馬がニジンスキーもしくはリファール=ダンシングブレーヴを持っていたらベストと言えそうです。
レースラップ傾向
昨年はかなりのスローペースになりましたが、基本的にはだらーーっとゴールまで上り坂を登るようなレースラップになります。惰性で走る馬がいかにも走りやすそうなレースですね。昨年はこのレースラップをヴァンセンヌが追い込んできたのは正直驚きです。
今年はメンバーを見渡しても典型的な逃げ馬はいないので、ある程度前々に行ける馬を狙ったほうが良さそうな気はします。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
まさかまさかのサトノアラジンの参戦。正直、この条件に合う気が1ミリもしないのですが、能力はずば抜けているはずなんで昨年のヴァンセンヌのように能力だけで突っ込んでくる可能性もある気はします。
デムーロ騎乗で人気間違いないロサギガンティア、基本的に人気先行のダッシングブレイズ、連戦連勝のアンタラジー、馬柱が綺麗なエイシンスパルタン、1400mなら明らかに能力上位なオメガヴェンデッタ、休養で立て直しを図ってきたクラリティスカイ、などなどこうしてみてみるとメンバーは揃った格好ですね。
現時点で京王杯スプリングカップはこの馬が有力かなぁと思っています。
前走後にメルマガで配信した回顧内容は以下の通り。
「先手を奪っての大楽勝。1000万勝ちを見た時点で重賞級だと思っていたが、この勢いだと安田記念の頃には人気の一角になっているかも。次走重賞でも中心視。」
そのままここは信用してみましょう。恐らくここでも能力上位なはずです。脚質もこのレースに合うでしょう。