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【2016】函館記念 / 有力馬考察(レッドレイヴン、マイネルミラノなどの徹底分析)

今日は7/17(日)に行われる函館記念のレース考察を行います。函館芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

今日はジャパンダートダービーが行われますが、今のところは不参加の予定。競馬以外のお仕事を終わらせなければいけないのと、週末の予想をそろそろ始めたいので。なんだかんだで競馬場に行くと時間を取られてしまいますしね。

まぁそういった事情もあるのですが、一番の理由はグレンツェントの回避でしょうか。この馬の初ダートの未勝利戦を見て惚れまして、今のダート路線の中では一番好きな馬。ユニコーンSもベリー騎手の消極的な騎乗で1、2着と差がついていただけですし、距離が伸びればストロングバローズやゴールドドリームに逆転できて不思議ないと思っていました。それだけにファン的視点と馬券的妙味で、グレンツェントが出てきたら見たかったんですがねー。

サクッと仕事が終わるようなら大井競馬場に行くかもしれませんが、果たしてどうなるでしょうか。

 

【2016】函館記念 予想考察

函館記念 有力馬考察

レッドレイヴン

 

もうこの馬はわかりやすいぐらいにパターン化されている馬で、オープン特別では強い内容で勝つも重賞で期待を裏切る、ということを繰り返している馬。それもこれも軽い血統背景と藤沢厩舎のぬるま湯調教が原因なんだろう。

今年も人気を被りそうだが、そもそも巴賞組の成績が函館記念では散々ですし、今年も去年と同じく人気を裏切る可能性が高いと見ています。

 

マイネルミラノ

前走は積極策から東京コースで粘っての3着。得てして広いコースで逃げて粘った馬は小回りコースに替わると人気を被りがち。ただ、この馬は重賞で馬券に絡んだレースを見てみても、新潟記念とエプソムカップと広い左回りコースだけ。みんなが向くと思われる直線の短い小回りコースではマークが厳しくなって好走できず、逆になめられる広いコースだと逃げ粘れるんだろう。

昨年の函館記念でも無理矢理に逃げの手を打って自滅。今回も前走走ってしまったがためにマークは厳しくなるはずで、小回りコースは決してプラスには働かない。

 

バイガエシ

 

阪神芝1800mで位置取りを悪くして差し損ねていた馬が、洋芝替わりで一発回答での大圧勝。今回は格上挑戦になるが、もともと神戸新聞杯でも4着だった馬ですし、能力は重賞級と見て良さそう。

決め手というよりは持久力を活かして力でねじ伏せるタイプの競馬が得意で、消耗ラップになりがちな函館記念は適性的にベストなはず。全く信頼のおけない鞍上がネックですが、極端な外枠を引かない限りは今回は好勝負になるだろう。

 

ファントムライト

前走相手が強かったことと外枠が全て。2000m前後のレースでは最近は全く崩れていませんし、渋とさと立ち回りが活かせる舞台では堅軸と言える馬でしょう。中日新聞杯のように先行しても、福島記念のように差しても良い馬で、枠順さえ悪くなければ有力候補。

 

ダービーフィズ

昨年の勝ち馬だが果たしてここまで人気するだろうか。ここ2戦を見ても全く見所のない競馬になっていますし、いくら適性上位と言っても昨年と同じ能力があるかは半信半疑。ちょうど七夕賞のステラウインドと同じくらいのイメージでいます。

 

今回の函館記念は上位人気がエアソミュールを除けば昨年と同じ感じのメンバー構成。その昨年はただの内枠の立ち回り勝負となったことを見ても、今年も人気が結果とリンクするようなレースにはならなそう。傾向を見つつ振り回していいレースだと思います。

 

全く人気ないと思いますがこの馬は面白いと思います。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

2走前は極端な道悪、前走は距離が長かった上に道中完全に折り合いを欠いていました。能力的にはGI実績を見てもこのメンバーの中では最上位だと思いますし、年齢的な衰えさえなければここは勝ち負けになっていいでしょう。

実際に同年齢のダコールが七夕賞では馬券に絡みましたし、ローカル戦ではこの世代の素質馬はまだまだ能力上位。2000m戦は(4-0-0-0)とスーパーパーフェクトな成績ですし、その中には59kgを背負って勝ったレースも。衰えていなければこの馬は相当面白いんじゃないでしょうか。

 

KAZ: