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【2016】ゴールドカップの予想を公開!

今日は12/21(水)に行われるゴールドカップのレース予想を行います。浦和1400mで行われるSIII戦です。

 

来年からはSII戦で1400mで行われることが決定しているゴールドカップ。本条件で試行される最後のレースを勝つ馬は果たしてどの馬でしょうか。

南関重賞の中では久々にこれは買いたいレース。最終週に向けての弾みとするべく、大きく当てに行きたいです。

 

ゴールドカップ 予想

ここ2年はソルテ、リアライズリンクスが単勝1倍台の人気に応えて圧勝。この事実にも見えるように、スピードを存分に備えた人気馬であれば思う存分その素質を発揮できる舞台。

ただ、ここは人気馬でも平気でぶっ飛ぶ浦和コース。スピードタイプではない人気馬に関しては注意が必要。また、浦和1500mというコースはスタートしてすぐにコーナーになりますからどちらかといえば内枠有利。今回はどうやら南関クラシックを戦ってきたトロヴァオが抜けた1番人気になりそうな感じ。この馬が信頼できる1番人気か、というのがこのレースの鍵になると思います。

というわけで予想の発表。

 

 

本命は◎レアヴェントゥーレが得意コースで重賞初制覇となるだろう。

中央では1000万止まりの馬だったが、南関に移籍してからは9戦5勝。その5勝が全て浦和コースという極端な成績の持ち主で、とにかく浦和コースで自分の形にさえ持ち込めれば半端なく強い馬。

この馬は基本的にどんなに競り合ってもいいからハナを奪うことが好走条件の馬。中央所属馬でいえばドリームキラリのような馬で、ハナさえ奪ってしまえばそんじょそこらのことでバテることはない馬。実際に負けているレースは浦和コース以外で先手を奪われる厳しい展開の時のみ。浦和コースでの先手が奪えたレースは本当に負ける気がしないレース続きだ。

前走のまがたま賞はあっさりと先手を奪うと、現3歳世代の有力どころだったアンサンブルライフを子供扱いして突き放す圧勝。もう途中から流しきっての1:34:00はただただ圧巻。3走前の山の日特別はスタートで出負けしながらも無理矢理ハナを奪いきると4コーナーではいったん詰め寄られながらも最後は逆に突き放しての圧勝劇。この2レースの内容や相手関係を見ても、今回の舞台ならばまずこの馬が負けるイメージが浮かばない。

メンバー構成や枠順を見ても、この馬よりも速い馬はいなそうですし、このコースでは絶好の内枠を引くことができました。他に前に行きそうな馬を見ても、サトノタイガーやテムジンは同じ小久保厩舎で競りかけてくるようなことはしないでしょうし、人気のトロヴァオはこの距離で大外枠では物理的に前付けするのは無理そう。唯一、モンサンカノープスあたりに競られるのは怖いですが、スンナリとハナを切れればこの馬のスピードと適性でそのまま逃げきりが濃厚と見ます。

 

レアヴェントゥーレが自分のペースで強い勝ち方をするとなると、おそらくそれを潰しにいく番手の馬は3〜4コーナーで脚を使って最後は失速しそう。特に序盤で位置を取るために脚を使わなければいけない外枠の馬は厳しい展開になりそうで、レアヴェントゥーレが強い競馬をすれば、恐らくはインで脚を溜めた伏兵を連れてくるはず。

 

そうなれば、対抗は条件絶好の◯トキノエクセレントが有力。

最初はレアヴェントゥーレではなくてこちらを本命にするか迷ったほど今回は狙いたい馬。とにかくコーナリング部分でスッと動ける器用な差し馬で、中央所属馬でいえばレーザーバレットに近いタイプ。2年前にはなりますがさきたま杯で当時最強だったノーザンリバーをあわや負かすという競馬をしていますし、浦和の1400m〜1600mぐらいならば相当強い馬と見て良さそう。

今年復帰してからは馬券圏内には絡めていませんが、ここ2戦の得意の浦和コースでの走りは評価できる内容。2走前のテレ玉杯オーバルスプリントは4コーナーでレーザーバレットと同じ脚色で進出してきて最後にバテた内容。外枠が響いての失速で、内枠で脚を溜められていればもう少しやれた感じはあった。前走の埼玉栄冠賞はどう考えても距離が長かった感じで、それでも4コーナーで上がってきて時にはあわやという内容。

ここ2戦の内容を見てもそう衰えはなさそうで、得意の浦和コースで得意の1400m〜マイルの距離ならば南関所属馬相手ならやれていいと見ている。今回は絶好の1枠1番を引けましたし、レアヴェントゥーレが淀みなく逃げるペースをインでじっと我慢できそうな展開が濃厚。外の有力馬が早めに仕掛けて最後にバテる中を抜群のコーナリングセンスで上がっていければ十分に馬券圏内はあっていいと見ています。

 

三番手は衰えていると思われていそうな▲サトノタイガーが面白い。

もう8歳にはなったが、もともとJBCスプリント2着があったような馬で、今でも南関所属馬同士ならば十分に戦える能力の持ち主。最近では少しズブくなってきた印象で、1200m戦よりは1400mくらいの方が走れる印象。

前走のカペラSはハイレベルすぎてどうしようもないとして、2走前の笠松グランプリは上位2頭が強すぎただけ。1着馬のラブバレットはクラスターカップで3着に走っている馬ですし、2着馬のオヤコダカも道営記念でタイムバレットと差のない競馬をしている馬。そのタイムバレットがクイーン賞で3着に走ったのを見ても普通にオヤコダカも強かったんでしょう。しかも笠松グランプリはどうも位置取り面で負けた感じもあり、4着以下は突き放しているところを見ても評価はしていいはず。

そして何よりこの馬の近走で評価したいのはJBCスプリントとさきたま杯の内容。今回と似たコースの左回りの1400m戦だったが、JBCスプリントではソルテ、コーリンベリー、レーザーバレットといったところと0.1秒差の走り。さきたま杯ではドリームバレンチノやホワイトフーガと0.1秒差の走りを見せた。

今回の条件ならば中央の強豪とも差のない競馬ができる馬で、今回は南関レベルであれば十分に主役になれていいはず。レアヴェントゥーレが外外を通る馬を潰してくれそうですし、上手くインで脚を溜められれば十分に一発あっていいでしょう。強行ローテーションがどうかと言われそうですが、この馬は昨年もこんな感じの使われ方で結果出していますし、あんまり気にしなくていいと思います。

 

人気どころでは☆テムジンが普通に強そう。

前走のカペラステークスは相手がさすがに強かったのですが、前半33.0というペースを普通に好位で追走できるスピードを披露。南関レベルの馬はあのレースで前へ行くのすら厳しいはずで、この馬は最後はバテたにしても一級品のスピードは見せてくれた。外枠を引いてしまったが、スッと位置は取れそうな感じがしますし、ここは能力上位として信頼したいところ。

 

ある程度、前に行きそうなモンサンカノープスはそれなりに信頼しますが、どうもこの馬は走る時と走らない時の差が激しい。前走は外伸び馬場で大外枠から無理矢理逃げて差された形でしたが、京成盃グランドマイラーズあたりを見てもよく敗因がわかりませんし、人気するならそれなりぐらいの評価で。

 

トロヴァオはそもそもこの3歳世代のレベルが疑問。もともと南関クラシックというのは古馬重賞とあんまりリンクしない印象があり、今回レースに出ているオウマタイムなんかもクラシックが終わった途端にパッタリと走らなくなった。馬のキャリアを通じての強さというよりは早熟性が問われる感じも。

それに加えてこの馬は大してスピードタイプでもなく、グイグイと最後に差し込んでくるタイプだけにこの条件がどうなのかが疑問。レアヴェントゥーレが自分のペースで行けばスピード要求されるレースになりそうなだけに、適性なければぶっ飛んでもおかしくないと見ています。

 

最後に相手なりに走るナガラキコウシまで印を打ちました。

 

印まとめ

◎レアヴェントゥーレ
◯トキノエクセレント <穴推奨>
▲サトノタイガー <穴推奨>
☆テムジン
△1モンサンカノープス
△2トロヴァオ
△3ナガラキコウシ

勝負度B

 

【推奨馬券】

<本線>

三連単 ◎→◯▲☆→←◯▲☆△1△2△3

<抑え

ワイド ◎→◯▲

 

たぶん、レアヴェントゥーレは今までの戦績を見ても、絡まれなければ圧勝、絡まれたら馬券外だと思うので、ここは頭固定しか買いません。その上で◯▲☆のどれかが2、3着に突っ込んできたら当たる三連単フォーメーションを主体で買いたいところ。一番買いたいのは◯トキノエクセレントなので、そこを大本線で買う予定です。

もし万が一、レアヴェントゥーレが競りかけられて潰されてしまい、当初の本命予定だったトキノエクセレントだけきてしまうパターンは悲しいので、抑えでそこからのワイドは少し買っておきます。

 

KAZ:
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