今日は12/25(日)に行われる有馬記念のレース考察を行います。中山芝2500mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。
昨日、ついに「逃げるは恥だが役に立つ」が終わってしまいましたね。有馬記念の枠順抽選が終わってみなさま興奮されている中で何も関係ない話から始めるのはどうかとも思いますが、まぁ有馬記念だけかしこまっても仕方がないのでいつも通り行きます(笑)
最終話も素晴らしく、これで文句なしに今クールのトップと言えるかなと思います。もうとにかく脚本と演出が素晴らしくて、最後のゆりちゃんのポジモンに対する「呪い」のくだりとか、テーマを共通させてて凄い深いなぁと思いました。もう野木亜紀子さんの脚本作品は「重版出来」(DVD-BOX購入)→「逃げ恥」と傑作ぞろいなので、この脚本家さんはこれからも注目したいなと思いました。
1位:逃げるは恥だが役に立つ
2位:cheff(途中から非常に面白くなった。エンケン作品はハズレなし)
3位:キャリア(ベタベタすぎて安心して見られた。裏のIQ246との比較も)
4位:砂の塔(そこそこ面白かったけど、最後はちょっと・・・松嶋凄い)
って感じ(9時−10時台の1時間ドラマ限定)。最後まで見られなかったのはカインとアベルとレディダビンチの2つ。
「逃げ恥」は非常に素晴らしい作品だっただけに、クリエイターに敬意を示してDVD-BOXを買うか考え中。馬券は買い方勝負のikuoさんがハマりすぎてDVD買うと意気込んでいるので私もノリで買うかもしれません。
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有馬記念 枠順確定後全頭診断 (1)
さて、さきほど枠順抽選も終わりました。なんだか先週の競馬の回顧がようやく終わったところなのに、もう次の出馬表となると休む暇がありませんね(汗)
有馬記念は1年で最も盛り上がるGIということで、枠順発表後の見解も踏まえて全頭診断を実施しようと思います。それではサクッと行ってみましょうか。
1枠1番 キタサンブラック
まさかとは思いましたが、1枠1番をきっちりと引いた武豊騎手。これがスターってやつなんだと全国の競馬ファンが思ったことでしょう。
ただ、今回の1枠1番って果たしてプラスなんでしょうか?
ジャパンカップの時は東京コースなら放っておいてもいいや、と各陣営がかなり楽に逃げさせてくれたのであの結果になりましたが、今回は強さがバレて全員からマークされる立場。
最近ではスプリンターズSのビッグアーサーがこの1枠パターンにハマりましたし、いかにもゴールドアクターが徹底マークしてきそうなのも鍵。シュヴァルグラン、アルバート、マリアライトといったスタミナを売りにする馬たちが外枠で動きやすいところに入ってしまったのもネックといえそうで、早めにどの馬もキタサンブラックを負かしに動いてくると思います。もうこれだけ考えても今年の有馬記念は面白そうですね。
この馬って何度好走しても玄人から「次は怪しい」と懐疑論を向けられる馬で、おそらく今回も「徹底マークされて怪しい」ということで、玄人層ではサトノダイヤモンドよりもこちらの評価を落とす人が多そう。
ライト層=1枠1番でキタサンブラックで決まり!
玄人層=他馬にマークされる1枠1番は逆に危ないかも
と真逆で考えている人が多いと思うんですよね。
私はどうかというと、この馬に関してはもう逆らっても仕方がない、というのが宝塚記念以降の考え。前走のジャパンカップ後の回顧コメントでも「もうこの馬には逆らわない方がいい」と書いていますし、いくらマークされるとしても評価は下げません。
内枠で脚を溜めて菊花賞のような競馬もできる馬ですし、溜めすぎて直線でどん詰まりでもしない限りは能力で格好はつけてきそう。武豊騎手もこの枠で詰まるような競馬をするとは思えず、無難にマルターズアポジーを行かせた離れた2番手あたりから上位争いは必至だと思います。
1枠2番 ゴールドアクター
天性のスタートセンス、抜群の操縦性、追ってからの反応、そして前の馬を抜かそうとする勝負根性、と現代競馬に必要な素質をほとんど備えたパーフェクトホース。ただ、この馬に唯一欠けているものであろう「瞬発力」を問われてジャパンカップでは4着に負けました。
絶対的なスピードがある馬ではないので、この馬が勝つパターンに持っていくには前の馬になんとか併せて勝負根性を発揮させる展開に持ち込まなければダメそう。キタサンブラックに楽に行かせて競りかけられなかった前走の反省を踏まえても、まず今回はキタサンブラック徹底マークで近い位置で競馬をしてくると思います。
明らかに東京コースよりは中山コースの方が向くタイプで、ジャパンカップ以上の成績を残す可能性は十分にあると思いますが、昨年の有馬記念は前を行った馬だけで決まった完全な立ち回り勝負決着。今年に関して言えば恐らくこの馬を筆頭にキタサンブラックを早めに潰しにいくレースをしてくるはずで、そうなると昨年のような立ち回り勝負になるかは怪しいところ。
まず確実にこの枠を引いたら人気必至でしょうし、恐らくは3番人気でしょうか。キタサンブラックを潰しにいく、という役割を背負わされそうなこの馬は、人気ならば今回は妙味薄いかなと見ています。
2枠3番 ムスカテール
さすがに能力足りません。前へ行ける馬でもないので展開に与える影響もなさそうで、ここは必要ないでしょう。
2枠4番 ヤマカツエース
どうもGIでは能力足りないと思われている感じの馬ですが、宝塚記念、天皇賞(秋)とどちらも大外枠を引いてしまったのが痛かった印象。戦績を見ても完全な冬馬という感じでしょうし、父キングカメハメハがいかにも走る冬の中山芝コースも文句ないはず。
ただ、内枠がキタサンブラック、ゴールドアクターといった潜在的に人気しそうな馬以外、あまり買えそうもない馬が揃ったことで、この馬は穴党の格好の標的になりそう。立ち回り力と前走で金鯱賞勝ちの勢いは買いますが、果たして2500mはどうなんでしょう?
そもそもこの馬は3歳春の時期まではマイルですら距離が長いと思われていた馬。その後の成長でベストは2000mという感じの馬になりましたが、最悪な馬場だったとはいえ京都記念では最後に失速していますし、距離が長くなることはプラスに思えません。
この馬が馬券圏内に来るレースになるとしたら、キタサンブラックとゴールドアクターとそのまま立ち回り勝負で決まるような、エンタテイメント的には「なんだかなぁ」というレースになった場合でしょうか。
3枠5番 サムソンズプライド
この馬が能力足りないことは周知の事実。もし外枠を引いたらノリさんが諦めて終了かと思いましたが、この枠を引いたとなると展開面では少し考える余地はありそう。
マルターズアポジーに競りかけるとは思いませんが、キタサンブラックより前に行くことはありそうで、2頭で大逃げのような形になると荒れるケースも出てきそうですよねぇ・・・
3枠6番 サウンズオブアース
考えられうる絶好枠を引いたという感じでしょうか。極限の上がり勝負になると弱いので、ある程度の距離(2400m以上)が必要な馬ですが、そこまで脚が長く使える馬ではないのでその脚の使い所が大事というタイプ。それだけに脚を溜められるこの枠は絶好枠といって良さそう。
前走の内容を見ても、キタサンブラック以外の馬の中では相対的に能力上位と見て良さそうですし、デムーロならこの枠ならある程度の位置を取ってくるはず。かといって脚の使い所が難しい馬だとはわかっているので、他の馬とは違ってキタサンブラック潰しには参加しなそう。そうなれば必然的に展開が向いちゃう感じはします。
もうGIのデムーロですし、過剰人気(3番人気まであるかも)は必至でしょうが、しっかり抑えなければいけない馬だとは思います。
4枠7番 マルターズアポジー
この馬が出てきてくれたおかげで有馬記念が数倍楽しくなりましたね。オールドファンならばツインターボを思い出すかもしれませんが、こういう個性的な逃げ馬がいるとレースは盛り上がります。
まず確実に逃げの手を打つでしょうし、恐らくはキタサンブラックに競られるようなら行けるだけ行ってどうにかなれ、という競馬をしそうな感じ。ここにサムソンズプライドなんかが加わるとカオスな展開になる気もします。
馬券圏内に加わるのは無理だと思いますが、この馬がスローで逃げるのかハイペースで逃げるのかは、予想する人全員が考えなければいけない命題でしょう。
5枠8番 ミッキークイーン
前走のエリザベス女王杯は明らかに調整途上という出来で、この馬の能力はあんなもんではないはず。世間のイメージでは末脚自慢という感じでしょうが、この馬はスパッとキレる馬ではなく、長く良い脚を使うタイプ。ベストは阪神芝2400mだったり東京芝2400mな感じで、オークスがベストパフォーマンスだったのを見てもそう考えていいでしょう。
エンジンかかるのに時間がかかるので恐らくこの馬は中山はダメなはず。馬群を上手く捌けるタイプではないですし、直線に入ってからじゃなきゃエンジンがかからなそう。距離はこれぐらいが丁度いいとは思いますが、適正面が微妙な感じがします。よほどハイペースになって差しが決まれば・・・という感じでしょうか。
極端な内枠は嫌だと思っていたので、後入れ偶数枠の8番はベストと見ていいはず。枠順運は恵まれたのであとはペースが向くかどうかが全てか。
それともう一つ不安なのは輸送。最近は増えてきたとはいえ馬格はあんまりないタイプ。唯一大負けしたジャパンカップは輸送で馬体が減ったのも敗因の一つだと思いますし、関東圏での競馬は常にリスクがある馬と見ておいたほうがいい気はします。
ひとまず1〜8枠までのプレビューが終わりました。かなり長文を書いたので疲れました。
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今年の有馬記念の枠順は、最近のGIレースの中でも最もエンターテイメントとして面白くなりそうな配置。今年の有馬記念はスポーツ、エンターテイメントとしても必見のレースになりそうです。