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【2016】富士Sの予想を公開!

今日は10/22(土)に行われる富士ステークスの予想です。

 

猛烈に眠いので、今日は新馬戦の子達には申し訳有りませんが、4〜5レースの期間を睡眠時間とする予定。これを書いたらすぐにバタンと倒れるので、誤字脱字多かったらすみません。というわけで富士ステークスの予想。

 

富士ステークス 予想

東京開催は今週で3週目だが、1週目は雨の影響で完全な外差し馬場、2週目はフラット馬場だが決め脚の要求される馬場。おそらく3週目の今週も、ただ惰性で前で残れる感じではない差し脚が要求される馬場になるはずだ。

例年、この時期の東京芝はそんな馬場になりやすく、富士ステークスはここ2年スローで流れているが、結局は末脚の威力が強烈な馬が上位を独占する結果に。今回も明らかにペースは緩みそうで、先行馬を狙いたくなる気持ちもわかるが、昨年のレース結果を見ても、ここはタフな差し馬場が得意な強い差し馬を買えばいいだろう。

 

また、このレースは特に血統傾向が顕著なレース。

とにかくリファールの血とディープインパクト産駒が毎年爆走しているレースで、ここ4年は全てリファールの血を持つ馬でワンツー。2年前は1〜4着馬までがリファール持ち。3年前も1〜3着馬まで全てがリファールを持っていた。このレースでは能力以上にリファール=ディープインパクトの血統の馬が走るので、能力比較と同じくリファール持ちを重視したいレースだ。

 

そして最後のポイントとして、昨日も記事にしたが、このレースはとにかく早仕掛けが禁物なレース。ここ2年はスローペースといって早めに仕掛けた結果、最後に外差しのビッグウェーブに飲み込まれた有力馬が多数。

 

 

 

一見すると普通のレースではベストポジションの位置が富士ステークスでは鬼門な場合があり、変に位置を取りに行くよりは末脚に徹する馬の方が怖い部分も。去年も4着は完全に格下だったシェルビーが大穴で突っ込んできており、好位で優等生な競馬をする人気馬よりも外から豪快に伸びてくる伏兵を選びたいレースだ。

 

というわけで、予想の発表。

 

 

本命は◎ダノンプラチナにしました。

そもそも能力面でマイル路線ではトップクラスの存在。その上で昨年の富士ステークスで豪快に伸びて勝利した実績あり。前走はエンジンがかかるのが遅いこの馬にとっては苦手な中山コース。体質の弱さからなかなか上手く調整できなかったこの馬が久々に順調に叩き2戦目を使えるというローテーション。その上で外が伸びるこの時期の東京の馬場となればこの馬が本命でいいでしょう。

そして何よりこの馬の血統はディープインパクト=リファールで、もう富士ステークスはディープインパクト産駒とリファール持ちだけを買っておけばいいと言うぐらい傾向が凄いレース。その好走血統で能力も最上位で馬場も合いそうならこの馬から買えばいいでしょう。まさかヤングマンパワーに人気で負けて3番人気になるとは思ってもみませんでした。

 

対抗は◯ロードクエストにしました。

毎年スローペースでも差しが届くレースで、今年も外を回しても伸びる馬場で、少頭数なので紛れもそうないはず。そうなれば現役最強クラスのマイラーであるこの馬を嫌う理由は何もないはず。

最大のセールスポイントはギアチェンジの速さという馬なので、中山コースは得意な部類に入ったと思いますが、新潟2歳ステークスやNHKマイルカップの内容を見ても、直線の長いレースは何も問題ないでしょうし、スローペースからの決め手勝負ならこの馬のギアチェンジ性能が存分にいきるはず。そもそもの能力の絶対値も違いそうなのでここは信頼していいはずです。ただ前走は中山適性でダノンプラチナにだいぶリードしていた印象なので、ここの着順は入れ替わってもいいかも。

 

三番手は▲ガリバルディにしました。

昨年末の準オープン勝ちを見て「2016年はこの馬が出世しそう」と書いたのですが、オープン昇級後はどうもなし崩しに脚を使って伸びきれない競馬が続きました。それが中京記念では一変して鋭い決め手を見せて勝利。

中京コースの特殊な外差し馬場に恵まれただけ、という声もありそうですが、明らかに今までとは伸び方が違いましたし、最後も余裕たっぷりの差し切り勝ち。ちょっと馬が変わった印象で、おそらく変わった理由は鞍上が福永騎手に乗り変わったことと、位置取りを後ろにさげて脚を溜めに溜める競馬に徹したからでしょう。

もともと半兄マルカシェンクは最後方で追い込み一気のスタイルでしたし、この馬も優等生の競馬をするよりはディープインパクト産駒らしく溜めて溜めて終いだけに集中させた方が良い感じ。今回は後ろで溜めても差し届く馬場ですし捌きやすい枠順が引けたのもプラス。

そして何よりディープインパクト=リファールの血統背景でしょう。もうこのレースではこの血統ばかり馬券に絡むので、今年も2頭ぐらいは馬券に絡んできそう。ロードクエストがこの血を持っていない以上、3頭目にはリファール持ちを重視した方が良いはず。

 

四番手はにしました。

長らく準オープンに在籍していましたが、こと末脚の破壊力だけなら重賞でも十分に通用していいレベルの馬。前走にしても少頭数の超スローペースを豪快に突き抜ける圧勝劇で、あの内容ならば決め手活かせるレースなら重賞でも通用するはず。

今回はスローペースで終いの決め手勝負になりそうですし、そういうレースはこの馬が大得意としているところ。直線は外を回してもいいので、とにかくストレスなく末脚を全開に解放してほしいところ。

 

テイエムイナズマは大穴として期待。確かにベストは1800mですし、純粋な末脚勝負では厳しそうな印象。ただこの馬は父ブラックタイドでディープインパクトと同配合。過去2年連続で走っていたシャイニープリンスもスパッとキレるイメージないながらリファールを持っているだけで突っ込んできましたし、この馬も理不尽に突っ込んできていいはず。

 

フルーキーは前走のような脚を最後まで溜めて末脚勝負に徹するのであればここでも十分に能力は通用するはず。ただ、どうしても格負けするタイプで、今回はGIレベルの馬が何頭かいるのでその点で一気に萎縮する可能性も。それはイメージなだけなので問題ではないのですが、それよりもデムーロが鞍上ということでスロー濃厚だとかなり前目での無茶な騎乗をしそうなのがネック。昨年も同じような前付けレースで外差し馬に飲み込まれていますし、鞍上の性格面で評価を少し下げました。

 

ヤングマンパワーはちょっと過剰人気すぎでしょう。前走は特殊な展開と神がかっていた戸崎騎手がバシッと嵌った印象のレースで、この馬の強さを存分に見せつけたとかそういうレースではないはず。今回は一気にメンバー強化になりますし、純粋な決め手勝負ではこの馬は分が悪いはず。一見すると良い枠を引いてしまったので、好位からのレースになりそうですし、おそらく最後は外差し馬に飲み込まれるんじゃないでしょうか。

 

ブラックスピネルはなんでこんなにマイルばかり使われるのかよくわかりませんが、タニノギムレット産駒だけに東京コースに替わるのは良さそう。先週もハギノハイブリッドが勝っていますし、今の馬場は合ってもいいはずです。

 

予想外に人気がなくてびっくりしていますがイスラボニータは今回バッサリ切りました。この馬はとにかく手応え詐欺の印象強い馬で、直線入り口では絶好の手応えで伸びるも最後にパタッと脚が止まる馬。その癖を蛯名騎手が御せないままに全盛期すぎてしまった感じですし、乗り替わり時期も遅すぎた感じ。テン乗りであの癖をどうにかしろというのも難しい感じはします。

もともと好位差しタイプの馬で、今回はそういう馬は差されるレース条件。そしてなにより今回は調教が動かなすぎ。明らかに休み明けという体勢ですし、今回はさすがに厳しいんじゃないでしょうか。

 

 

印まとめ

◎ダノンプラチナ
◯ロードクエスト
▲ガリバルディ

△1テイエムイナズマ
△2フルーキー
△3ヤングマンパワー
△4ブラックスピネル

 

KAZ: