今日は9/11(日)に行われるセントウルステークスのレース考察を行います。阪神芝1200mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
秋に行う予定のイベントに関して、現時点での詳細を書いておきます。
現時点では東京、大阪、名古屋の3会場でリプライサミットを開催予定。ただちょっと8月後半にバタバタしていた影響で9月末の東京開催に関しては日程的にも厳しいかなぁと考えております。こちらの方は11月か12月に順延とさせていただこうと思っております。
恐らく大阪開催はエリザベス女王杯ウィーク、名古屋開催はチャンピオンズカップウィークにやる予定です。もう少ししたら詳細をあげれると思うのでお待ちください。
【2016】セントウルS予想考察
過去5年のレース傾向
このレースはかなり傾向がわかりやすい印象。スプリンターズステークスの最重要ステップレースとして、スプリント路線の最有力馬がここから始動してきます。そしてスプリンターズステークスを勝つのもこの路線をステップとしてきた馬。
ただ、スプリンターズステークスを勝つような有力馬がここをステップにしてきたとしても、ここで勝てる馬はほとんどいません。実際に過去5年の1番人気馬の成績を見てみても、、、
ウリウリ 1番人気 2着
ハクサンムーン 1番人気 2着
ロードカナロア 1番人気 2着
ロードカナロア 1番人気 2着
ダッシャーゴーゴー 1番人気 2着
このように何か伏兵に負けているケースがほとんど。特にロードカナロアなんてアジア最強のスプリンターとして名を馳せていましたし、覚醒後に負けたのはこの舞台くらいなもん。スプリント戦は距離が短い分、仕上げ足りない部分が如実に出るというのもありそうで、どう考えてもスプリンターズステークスを目標としている馬は脆い面を見せる可能性もあります。
血統傾向
ここ4年で勝っている馬は仕上げ早のスピード血統。特にここ2年は外国産のスピード血統ですし、夏に使われてきたこういう軽い血統はこのレースに合うと言えるかも。
阪神芝は開幕週で時計が出ますし、断然人気の有力馬(今年でいうビッグアーサー)を倒すとなると、その馬よりも後ろで競馬をするよりは前々でスピードを活かしての押し切りの方が期待できそうなイメージです。
レースラップ傾向
阪神開幕週は中山芝と異なりそこまで極端なエアレーション外差し馬場にはなりません。そうなればセオリー通りに前へ行く馬は有利と見て良さそうで、昨年のアクティヴミノルや3年前のハクサンムーンのように前へ行けるスピードがある馬は重視すべきか。
恐らく末脚の破壊力でビッグアーサーに敵う馬はそういないと思うので、ビッグアーサーを倒す馬という観点なら前々を進む馬で考えた方がいいと思います。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
ビッグアーサーが単勝2倍台前半くらいでの1番人気。それに続く形でダンスディレクターが2番人気までは堅そう。3番人気以下は難しそうですが、ネロ、エイシンブルズアイ、スノードラゴンあたりになるんでしょうか。
ひとまず現時点で有力とみているのはこの馬です。
どう考えてもここでは能力上位。唯一崩れたのは京都芝での大外枠のレースだけですし、ここも勝つかは別にして軸はこの馬でいいんじゃないでしょうか。