今日は9/10(土)に行われる紫苑ステークスのレース考察を行います。中山芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
最近、金土以外は毎日飲みのような生活になってしまい、今もこれを書きながら胃なのか肝臓なのかがきゅるきゅる言っています。
そのほとんどが送別会なんですが、１０月１日で異動になる人が結構多いので、その送別会にお呼ばれして肝臓を使い果たしています。
朝にスポーツジムに行っていた習慣も、朝起きてだるくていけないという悪循環で行かず仕舞になりつつあり、、、秋を前にして堕落した体と生活に突入しないかどうか非常に心配な毎日です。。。
【2016】紫苑ステークス 予想考察
過去5年のレース傾向
あまりにも秋華賞において紫苑ステークス組の成績が悪いことから、今年からグレードに格上げされました。シンハライトやジュエラーといった最有力馬は関西馬なので出てこないのは当然ですが、重賞に格上げされたことで例年よりもメンバーレベルは高いように感じます。
このレースを語る上で大事なのはやはり2013年の馬場改修か。昨年はクインズミラーグロとエバーシャルマンの差しがバシッと決まりましたし、同週の京成杯オータムハンデではフラアンジェリコが大外一気で勝利。明らかに馬場回収後の９月の中山芝コースは開幕週は差し馬場になる傾向。エアレーション作業の影響をモロに受けるので開幕週は特に差し馬優勢と見た方が良いか。
エンジェルフェイスやクィーンズベストといった前へ行って惰性で粘るタイプよりは、ズバッと差してこれる馬を重視した方がいいかなぁという気はします。
血統傾向
ここ４年連続でグレイソヴリンの血を持った馬が好走。特にここ２年はグレイソヴリン持ちが２頭絡んでいます。明確な根拠がわからないのがネックですが、今年もグレイソヴリン持ちには注目した方がいいかも。
それ以外の馬を見ても結構ステイヤー血統が上位を占めている気がします。中山芝2000mといっても牝馬限定戦では距離が長い方ですから、ある程度のスタミナは血統面からも必要と見ていいでしょう。
レースラップ傾向
メンバーレベル高くないトライアルレースという感じの位置付けなので、伏兵馬が一発を狙って逃げるケースがしばしば。そのためトライアルレースにしては淡々と流れる年が多い印象です。
かといってその逃げがそのまま決まるケースは少なく、最後はスタミナ系差し馬がズバッと差して逆転することが多いレース。今年も中山コースでズバッと差せそうな馬を重視したい気はします。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
このオッズはちょっと違う気がします。多分、１番人気はビッシュだと思いますし、２番人気もパールコードかクィーンズベストだと思いますが、エンジェルフェイスは人気を落としそう。それより人気しそうなのはヴィブロスやパーシーズベスト、ベアインマインドといったディープインパクト産駒な気がします。ゲッカコウやウインファビラスなんてまったく人気にならないんじゃないでしょうか。
人気次第ではパーシーズベストが面白いと思うんですが、なんだか人気になりそうな感じがするので現時点では様子見。穴っぽいところで面白いのはこの馬でしょう。
未勝利戦は差し馬場だったとはいえ豪快に突き抜けての好時計での快勝。前走は超スローペースで差し損ねただけというレースで、レース上がりが33.3なら差すのは難しいでしょう。いかにも差し馬場は合いそうな馬ですし、血統的にも紫苑ステークスをいかにも走りそうな馬。人気もないと思うので期待してみたいです。