TVh賞2024の予想を公開！

TVh賞2024(札幌芝1200m)のレース予想です。

7月20日に札幌競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はドーバーホーク、オウバイトウリ、エイシンフェンサー、ドナベティなど。札幌競馬場の芝1200mで行われる3勝クラス戦です。

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TVh賞 2024 予想

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TVh賞はどのようなレースか解説します

概要・データ

札幌芝1200mで開催される3勝クラス戦。施行条件がコロコロ変わるために過去の傾向を参考にはしにくいが、直近で札幌芝1200mで行われた2021年と2023年の2回はどちらも決着時計が1分7秒台になっている点がポイントか。

今年の函館芝は極端な高速馬場ではなく、芝1200mの最速時計も1分7秒9。函館芝で好走した馬はある程度時計がかかる馬場で良さを見せてきた可能性が高く、そこから札幌芝開幕週の高速馬場に舞台が変わってパフォーマンスを上げるか、下げるかを判断する作業が重要になりそうです。

今年のTVh賞を予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

今週が開幕週。JRA発表の馬場写真を見ても馬場状態は絶好と見て良さそうですし、金曜日に懸念されていた雨もほぼ降りませんでした。コーナー半径の大きい札幌競馬場なのでペース次第で差しも決まると思いますが、基本的には開幕週らしいイン有利の高速馬場になりそうです。

展開想定

前走で逃げた馬はアドヴァイスだけ。ブッシュガーデン、プライムライン、ジャスティンエース、マイネルレノンあたりがどれだけ主張していくかですが、極端に競り合って差し有利の展開まではいかないと見ます。

ノーザン・ルメール・川田の取捨

ルメール騎手は夏休みで不在。川田騎手も２週間のお休みのため不在。ノーザンファーム生産馬も札幌芝1200mなら重視しなくて良いです。

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

開幕週の高速馬場で1分7秒台中盤の高速決着

狙える馬のタイプ

先行してスピードを活かせる馬 or 高速決着向きの速い上がりを使える馬

嫌える馬のタイプ

低速戦しか経験がない馬 or 極端に外を回りそうな馬

TVh賞 2024の印

【本命 ◎11 オードゥメール】

以前は差す競馬で活躍していた馬だが４走前から突如として先行策で新味開花。南総Sは開幕週の馬場で１枠から逃げられたとはいえ前半3F=33.0のハイペースでのちのオーシャンS3着馬バースクライと僅差。アクアマリンSはハイペースで先行馬に展開向かなかった上に包まれて直線で前が詰まって度外視可能。船橋Sはタフ馬場のハイペース戦で差し馬が上位独占の中で唯一先行して上位に残ったんだから普通に強い競馬をしていた。

前走のUHB杯は若干スタート上手く行かずで後ろからの競馬に。完全な内枠先行決着の中で１頭だけ外を回して素晴らしい脚を使いましたし、位置さえ取れていれば間違いなく勝ち負けになっていたでしょう。

今回はコメントを見ても「札幌の開幕週なので、もう少し前で競馬をしてほしいね。」とのことで位置を取りに行きそう。好位からスムーズな競馬ができればここは好勝負必至でしょう。

【対抗 ◯10 アドヴァイス】

このクラスに上がってからことごとく馬場や展開に泣かされている馬。前走は久々にマイペースの逃げを打って惜しい４着に粘ったが、休み明けで+18キロの馬体増を考えれば少し太め残りだったか。

今回はひと叩きして馬体も絞れそうですし、特に同型もいない中での開幕週の高速馬場でマイペース逃げが叶いそう。スムーズに行ければ粘り込める。

【単穴 ▲1 ブッシュガーデン】

どうもスランプ気味のレースが続いていたが、前走はハイペースを先行してまずまずの競馬。今回は開幕週で１枠からスムーズに先行できればやれてもよさそう。１分７秒台の時計を何度も走っている点も魅力。

【△3 トーセンサンダー】

前走はもうクラス上位だったという感じの勝利。ただ、２勝クラスも徐々に力をつけていった馬なので、今回は昇級初戦でどこまでやれるか。内枠は良さそうです。

【△5 ドーバーホーク】

パワータイプのスプリンターでどうも夏の北海道しか走らなそう。横山武史騎手なら完璧に捌いて持ってきてしまいそうですが、今回は超高速決着になりそうで、持ち時計や早い上がりを使ったことがない点はマイナス。

【△8 オウバイトウリ】

前走は芝のスプリント戦でいきなり結果を出して完勝。ただ、スタートで出遅れていましたし、今回は昇級初戦でフルゲート戦で開幕週となるとテンにごちゃついて置かれないだろうか。

【△9 ドナベティ】

前走は古馬との初対戦で序盤で折り合い欠いて直線でもスムーズさを欠き気味。今回は叩き２戦目で慣れが見込めればもう少しやれても。

【△15 マイネルレノン】

ここ２戦は復調気配。前走もハイペースを先行して強い競馬ができていますが、今回は開幕週の大外枠でどこまでスムーズに先行できるか。１分７秒台の持ち時計があるので穴では面白そうだが、淀屋橋SやTVh杯の内容からもエイシンフェンサーより上の印は打てない。

【△16 エイシンフェンサー】

ダートを除けば近走は崩れておらず、前走もハイペースを外枠から先行して強い競馬。ここでも上位だと思うが、どうもこれまでのレース内容を見る限り時計が掛かる洋芝向きの馬。今回は開幕週の高速決着で大外枠となるとどこまでやれるか。

【全馬総評】

【推奨買い目】

馬連　11→10,1,3,5,8,9,15,16　本線

三連複2頭軸流し　11,10→1,3,5,8,9,15,16　本線

単勝　11 オードゥメール　本線

ワイド　11→1　抑え

【買い目及び予想のポイント】

ここは次走注目馬◎オードゥメールは良いとして相手が難しい。単勝馬連を買いつつ、開幕週の馬場で単騎逃げが叶いそうな◯アドヴァイスとの2頭軸三連複は買ってみたい。