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セントライト記念2019の予想を公開!

セントライト記念2019(中山芝2200m)の予想です。

9月16日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はリオンリオン、ルヴォルグ、ザダル、ニシノデイジーなど。中山競馬場の芝2200mで行われるGIIです。

 

3日間開催もいよいよ最終日を残すのみとなりましたが、個人的に土日はあんまり買いたいレースがなかった感じ。それでもちょろちょろと購入していましたが、大きくプラスにはならないまでも勝ち越したままで最終日に迎えられそうなのは良かったです。

何より最も時間をかけて予想をしている重賞レースが2戦2勝で来れているのが嬉しいところ。

<アイリッシュチャンピオンS レース結果>
1着:◯マジカル 1番人気
2着:△マジックワンド 7番人気
3着:◎アンソニーヴァンダイク 6番人気

 

<ローズステークス レース結果>
1着:◯ダノンファンタジー 1番人気
2着:◎ビーチサンバ 6番人気
3着:△ウィクトーリア 2番人気

詳細なレース回顧などは3日間開催が全て終わった後にブログに記そうと思います。さほど買いたいレースがなかった土日の競馬ですが、ようやくセントライト記念は買いたいレースになりそう。ここもバシッと当てて重賞3連勝で終わりたいところです^^

 

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セントライト記念 2019予想

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セントライト記念の週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

今年のセントライト記念の予想のポイントは「中山芝2200mという特殊条件」「3歳牡馬路線の勢力図」そして「夜の雨による馬場への影響」の3点か。

わかりやすいようにそれぞれを項目に分けて簡単に説明していく形にします。

 

(1) 中山芝2200mという特殊条件

中山芝2200mは外回りコースを使用することで向こう正面から4コーナー部分までがなだらかな直線(フォルスストレート)のような形状に。実質的に3コーナーはないと言っていいような形状になっているので、立ち回りのうまさが問われず、それ以上に早めに追い出してもバテないロンスパ性能が問われる一戦になります。

日本の現代競馬は東京芝中距離戦でスローペースから脚を溜めて瞬発力を活かす形が主流。そういったレースが多くなっていることで生産、育成側もそういうレースに強い馬を作っていますし、そんな主流路線を行く馬たちにとってこのセントライト記念は自身の適性とは異なるものを求められる条件。そんなわけでこのレースはしっかりと適性に合った馬を選べるかどうかというのが重要なわけです。

それだけコース適性がはっきりと問われる条件なので好走血統も顕著。とにかくロベルトの血を持つ馬が毎年のように走っていますし、加えて長く良い脚を使えるという点でグレイソヴリン=トニービンの血を持つ馬も有利。また中山コース巧者という意味でステイゴールドの血を持っている馬も有利になるか。

 

(2) 3歳牡馬路線の勢力図

コース適性がはっきり問われる条件ということが分かったところで、それでは適性云々を凌駕するような能力を持っている馬がいるのかを考えてみたい。

今年の牡馬クラシックはもう明確な3強状態と考えて良さそうで、超ハイレベルだった皐月賞の1〜3着(サートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリー)の3頭が抜けて強いと考えていいはず。

この3強が出てきた場合はコース適性云々を置いておいて「ただ強い」というだけで重い印を打たなければならないと思うが、この3強以外に関してはほとんど能力差のない団子状態の勢力図というのが個人的な見立て。

実際に皐月賞と日本ダービーで3強以外の馬の着順はガラリと変わりましたし、この世代は中距離重賞でも毎回のように違う馬が台頭して荒れることが多かった。それだけ3強以外の能力差はほとんどないと考えるのが妥当で、そのコース適性に合うかどうかで着順がガラリと変わってしまう感じだ。

 

それでもこのセントライト記念は前走日本ダービー組が異常に強いという明確な傾向があり。やはり日本ダービーに出走できるというだけである程度の能力の保証になっている感じで、今年も前走日本ダービー組は1頭は馬券に絡むとみている。

 

(3) 夜の雨による馬場への影響

当初は月曜日に一日中降るとみられていた雨だが、予報がかなり変わってきた感じで日曜夜〜明け方の数時間降る程度で収まりそう。深夜3時前後にそれなりの量の雨が降りそうではあるが、朝時点では雨は止んでいそうですし日中の気温も30度ぐらいには上昇する。

だいたい近年の排水性の良くなった芝コースではレース最中に大量の雨が降らない限りは道悪馬場になることはないと思って良さそうで、おそらく月曜日の中山競馬場も雨が降るというので道悪想定で予想していたら蓋を開けたら「ほぼ良馬場じゃない?」というような感じになりそう。

まぁそれでも雨の影響を受けて先週から続く高速馬場水準は下がりそうで、標準レベルの馬場ぐらいにはなりそう。それでも道悪馬場になったり、いきなり外差し馬場になったりすることはなさそうで、土日の傾向を引き続いてのイン先行有利の馬場は変わらないだろう。

 

こうして見てきたポイントを最後にまとめると、、、

☆セントライト記念はとにかくコース適性が重要

☆今年の3歳牡馬は3強以外はほとんど能力差はない

☆前日夜に雨が降るが道悪馬場にはならない

という感じ。

ほぼ間違いなくリオンリオンが引き離し気味の逃げを打つことで縦長の隊列。ただでさえ長く良い脚を問われる中山芝2200mですが、リオンリオンのおかげでよりその適性が如実に問われるレースになりそう。

そうなった時にこの3歳世代で絶対的な能力だけで克服できる馬は3強以外にはいないでしょうし、今のイン先行有利馬場でリオンリオンが縦長隊列の馬場を作り出したら後ろから押し上げて差す馬には絶望的なレースになりそう。そうなればある程度の位置につけて長く良い脚を使える馬が上位を独占すると見ます。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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セントライト記念 2019の印

本命 ◎リオンリオン

本命はベスト条件でこの馬が自分の競馬さえできればまず勝ち負けになる。

この馬に関してはデビューから素質ありと見て追いかけていたので誰よりも愛着があって詳しいと思っているのだが、デビュー当時は全く手が合わない鞍上の教育的騎乗のおかげで完全に出世が遅れた印象。クラシックに間に合うギリギリのタイミングで今の鞍上に変わったことこそが転機で、すぐに脚質転換を調教師に進言して今のこの馬がある。

父、母父ともにスピードの持続力に優れた血統で兄弟のキャラを見てもバテずに伸びる才能に関しては日本でもトップクラスの配合。一瞬のキレを問われたら厳しい馬ではあるが、今回は持続力勝負になりやすい中山芝2200mで、なおかつこの馬がレースを作るのであればキレ負けという点に関しては一切気にしなくていいだろう。

前走に関しては高速馬場にしてもハイペースで逃げすぎたことが敗因。日本ダービーの2000m通過が1:58.7だったのを見ても芝2000mに対応できるスピードを備えている馬で、今回のメンバーでもスピードは最上位級か。地味ながらこの馬もノーザンファーム生産馬であることを考えても、なかなかこの馬を制して逃げる戦法を取りそうな馬、騎手もいないだろう。

あとは馬のキャラが今回の条件に合うとして能力面がここで通用するかということだが、もうそれは3歳春時点で東京芝2400mの重賞を淀みない流れで逃げ切っていることが能力の証明。3歳春時点では東京芝2400mはかなり過酷な舞台で、だからこそ青葉賞は差し追い込み馬の活躍が非常に目立つレース。この馬以外に青葉賞で逃げて馬券圏内に入ったのはアポロソニックやアドマイヤメインぐらいですし、その2頭ともに次走の日本ダービーで馬券に絡んだのを見ても強い馬だったということ。この馬とて、もう少しまともなペースでの逃げが打てていれば日本ダービーでも十分に上位に走れただろう。

調教を見ても仕上がっているように見えますし、前走で息子をダービーに乗せてくれた馬主と調教師には感謝しかないでしょうから今回は恩返しという意味での鞍上のモチベーションも相当に高いだろう。スタートさえ決めて1コーナーまでにスッとハナに立てればこの鞍上ならペースメイクを心配する必要はない。あとはこの馬がどの馬を相手に連れてくるかを熟考するべきだろう。

 

対抗 ◯エングレーバー

対抗はセントライト記念を走るために生まれたようなエングレーバーに期待する。

今まで勝ち負けしてきた相手を考えても、今回1番人気のザダルと差のない2着、秋華賞でも有力候補と言われるエスポワールに完勝。前走で先着されたハイヒールも次走で格上挑戦でオープンで好走していますし、それなりに骨っぽい相手と戦ってきた馬だ。

この馬を評価したいのはとにかく血統面が優秀だから。父がステイゴールド系のオルフェーヴルで母父がシンボリクリスエス=ロベルト。それに加えて母母父がトニービンとなれば、もうこの条件はベスト中のベスト。毎年のようにセントライト記念はロベルト持ちの馬が激走していますし、おそらく今年はこの馬がそれに該当するか。

スッと先行できる脚質面も魅力的ですし、おそらく藤岡佑介騎手ならばリオンリオンを見る形の3、4番手くらいから折り合いをつけて競馬をしてくるはず。血統面の見立て通りであればリオンリオンと一緒になだれ込めるようなロンスパ適性があるはずで、是非ともセットで馬券に絡んでくれると非常に嬉しい。

 

単穴 ▲ランフォザローゼス

三番手は鞍上がどう乗るかだがランフォザローゼスは条件と展開が向きそう。

何よりこの馬は青葉賞でリオンリオンが作ったペースを2着に走った内容が秀逸。最後は3着以下を突き放しましたし、一瞬のキレを問われないスピードの持続力勝負ならこの馬は相当に強いはず。前走の札幌記念は小回りで位置が取れず、4コーナーからの加速勝負に一切対応できなかった感じで、直線は諦めてほぼ追っていなかった。

今回は相手緩和な上にベスト条件替わりなのに前走より人気が落ちるというのは妙味十分。とにかく青葉賞のようにリオンリオンが見える位置から長く良い脚を使って欲しいのだが、果たして福永騎手が大外枠からどんな位置を取るかがポイント。ローズSのビーチサンバで完璧な競馬をしてくれましたし、ここも良い意味で裏切ってくれるとみて三番手評価に。

 

特注 ☆モズベッロ

ここ2戦のレース内容が非常に強いモズベッロは穴として面白そう。

もともと未勝利勝ちも非常に強い内容だったが、出遅れ癖があったことで出世が遅れた感じ。スタート面が改善してきてから一気にパフォーマンスが良化してきた感じで、ここ2戦のレース内容は普通にここでも通用すると思わせるもの。

出石特別は2着に負けたが勝ったクードメイトルが強すぎただけで、アクシデントなく秋華賞に出られていればGIも狙えたような大物だったはず。前走は道悪馬場のハイペース戦を早めに抜け出して後ろを突き放す非常に強い競馬。この内容ならばリオンリオンが作るペースにも屈しないはずで、何よりデムーロが乗るのに人気がないなんてこれは面白いんじゃないだろうか。

 

△ ザダル

レースセンスの塊のようなザダルはある程度の評価は必要だが今回で底が見える可能性も。

確かに3連勝ではあるが、どれも色々と恵まれての勝利という感じ。それでもプリンシパルSは普通に強いレース内容でしたし、そこまで嫌う必要もないか。

懸念点は今回がガチンコの持続力勝負は初めてという点。レースセンスだけでは太刀打ちできない展開になりそうですし、血統を見ても父がトーセンラーで母がダート馬という血統で果たして極限の持続力勝負に対応できるか。やってみなければわからないのに1番人気ならばこれぐらいの評価で。

 

△ オセアグレイト

上がり馬として穴人気しているオセアグレイトはおそらくスピードが足りないはず。

道悪馬場の東京コースとタフ馬場の福島コースで連勝しているが、母が欧州産馬のオルフェーヴル産駒ということでかなり欧州の重い芝が得意そうなタイプ。今回は持久力こそ必要だが、ある程度速い馬場でリオンリオンが作る流れに対応しなければいけないでしょうし、そうなるとこの馬は基礎スピード不足な印象。この頭数で2200mの流れとなると後方からの位置になる感じもします。

※予想以上の雨量で時計がかかりそうなのでワンランク評価を上げていいかも。

 

△ ナイママ

ベスト条件で絶好の大穴に見えるナイママだがこの鞍上なら抑えまで。

同じような非根幹距離の芝2200mの持続力勝負になった京都新聞杯で差のない4着に好走。皐月賞でも最後は差を詰めていますし、今回のメンバーなら能力上位で適性もベストで十分に勝負になっていいはず。

血統を見ても父はディープインパクトの系統でスピードはありますし、何と言っても母がロベルトとトニービンを持っているという点は魅力的。もうセントライト記念で走るための全てが揃っているので、鞍上さえまともなら本命を打ってもよかった馬。

柴田大知騎手は前に行ってこその馬でのんびり騎乗をすること多々、、、もう考えて乗っているのかと思うこともしばしばありますし、これだけ穴要素が揃っていてもこの鞍上では無理なんじゃないかと思います。

 

△ ニシノデイジー

能力上位のニシノデイジーは今回はリオンリオンの作り出す流れに対応できなそう。

今までの戦績を見ても能力上位なのは確かだが、折り合いが難しいせいで後ろで脚を溜める競馬しかできない点がネック。リオンリオンが縦長の流れを作るとなるとある程度のポジションで競馬ができないと厳しそうですし、賞金が足りる立場で勝浦騎手がそんな競馬をしてくるとはとても思えない・・・抑えまで。

 

△ サトノルークス

サトノルークスはここ2戦のGIが完敗だが同距離のすみれSを勝っている点は評価。

こういう条件は合いそうですし、内枠で好位から競馬ができる点もプラス。本番ではヴェロックスに乗る川田騎手はここを本気で乗ってくるでしょうし、今の川田騎手の勢いを考えても軽視はできない。遅咲きの血統で夏を越えて調教も良くなってきているので、抑えておきます。

 

△ サトノラディウス

青葉賞の内容が悪くないサトノラディウスが抑えまで。だらーっとしか伸びないディープインパクト産駒で今回の条件は悪くなさそう。全く人気ないので抑えておく。

 

印まとめ

◎リオンリオン
◯エングレーバー
▲ランフォザローゼス
☆モズベッロ
△ザダル
△オセアグレイト
△ナイママ
△ニシノデイジー
△サトノルークス
△サトノラディウス

勝負度 C

 

推奨馬券

ワイド 8→9,18,6 本線

馬連 8→9,18,6,1,7,17,12,2,10 本線ベース

馬連 8→9,18,6,1,7 重ね買い

馬連 8→9,18 重ね買い

馬単 8→9,18,6,1,7,17,12,2,10 本線ベース

馬単 8→9,18,6,1,7 重ね買い

馬単 8→9,18 重ね買い

三連複 8,9→18,6,1,7,17 ボーナス

KAZ: