関屋記念2024(新潟芝1600m)のレース予想です。
8月11日に新潟競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はジュンブロッサム、プレサージュリフト、ディスペランツァ、パラレルヴィジョンなど。新潟競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。
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関屋記念 2024 予想
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関屋記念はどのようなレースか解説します
概要・データ
新潟芝1600mで開催されるサマーマイルシリーズ重賞。新潟競馬場といえば日本最長の直線の長さが特徴だが、それだけ直線を長く走るということは馬場の良いところを走れるかが非常に重要。そんなわけでこのレースは昔から外枠有利の傾向が顕著なレースでした。
ただ、昨年は１枠の馬がインをロスなく通ってワンツー決着。馬場が荒れていて明らかに外が伸びるようなトラックバイアスの年は外枠有利になると思いますが、昨年のように特に馬場が傷んでいない年はあんまり枠順は関係なくなってきているかもしれません。今年も雨の影響なく、まだインの馬場が伸びる状態なのでデータだけで決めつけで外枠有利とはしない方がいいかも。
末脚の質が問われるレースだからか7歳以上の高齢馬はダメ。超大型馬の成績がよく、直線が長い舞台ではありますが逆にスローになることも多いので案外逃げ馬の成績が良いレースです。
レースラップ
過去５年を見ても前半３ハロンの最速が34.5。直線が長いという騎手意識が働くために序盤から競り合うことはほとんどないレースで、４〜５ハロン目ぐらいでラップが緩んで息が入ります。
ただ、新潟競馬場の直線は日本最長で長すぎるということもあって、直線で全力スパートを開始してもラスト１ハロンはバテてしまう馬が出て上がりがかかる傾向。逆を言えばそのラスト１ハロン区間で失速せずに最後まで伸び続けられる馬が走りやすいレースです。
血統傾向
直線スピードに優れた王道血統がよく走っていますが、末脚のキレだけでは長い直線の最後にバテてしまうレース。ロベルトやトニービンでスタミナを補完されている馬の成績が良くなっています。
今年の関屋記念を予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
これまで２週使われてきましたが、雨の影響なくまだ馬場状態は絶好。今週末も土日ともに晴れ予報ですし、絶好の高速馬場での開催になりそう。決着時計はかなり速くなりそうで、あんまり外伸びのトラックバイアスにもならなそう。
展開想定
おそらく逃げるのはトゥードジボンと見て良さそう。それ以外に競りかけていきそうな馬がいませんし、まずスローペースになると見て良さそう。前々で長く脚を持続できる馬が有利なレースになりそうです。
ノーザン・ルメール・川田の取捨
ルメール騎手はプレサージュリフトに騎乗。左回りで直線の長いマイル戦ならルメール騎手はまぁそつなく乗ってきそうです。
川田騎手はジュンブロッサムがいるのに中京で騎乗。リフレーミングを優先したとは思えず、他に２歳新馬が中京にいたとかでしょうか。
ノーザンファーム生産馬は直線が長い根幹距離のマイル戦ということで、複勝率２５％でなかなかの好走率を誇っています。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
スローペースでラスト３ハロンの末脚持続力勝負
狙える馬のタイプ
前目で長く脚を使えるタイプの馬
嫌える馬のタイプ
極端に後ろからになりそうな馬 or 一瞬しか脚が使えなさそうな馬
関屋記念 2024の印
◎パラレルヴィジョン
一瞬の加速力には欠けるがエンジンがかかればどこまでも伸びていきそうなタイプの馬。デビュー当初は2000m前後の距離を使われていたが、上級条件の中距離戦ではギアチェンジ性能に劣る感じでキレ負けを繰り返していた印象。今年に入って芝のマイル戦を使われるようになってから本格化してきた。
マイルでの２勝が中山コースなので今回は新潟コースの長い直線がどうかと思われそうだが、この馬は一瞬の加速力に欠けるだけでエンジンさえ掛かってしまえば長い直線でも大丈夫そう。昨年３着のラインベックなどを見ても、新潟外回りコースは一見キレ負けしそうな持続力タイプの馬が案外走りますし、この馬も合わなそうに見えて新潟コースは合うタイプの馬と見ています。
近年の関屋記念で相性の良い父ディープインパクト系で、母はこのレースの特注血統ロベルトを保持。陣営コメントを見ても今回は前目の位置を取ってきそうですし、今の新潟の馬場状態やトゥードジボンが楽逃げしそうな展開を考えても恵まれる可能性は高そう。スッと番手の位置さえ取れればここは好勝負になると見ます。
【対抗 ◯15 トゥードジボン】
近走内容からもスッと先手を奪って自分のリズムを刻んでこその馬。競り合ったり後続に脚を使わせるような流れは苦手なようで、準オープン勝ちも前走のオープン勝ちもゆったりスローのマイペースで逃げての押し切り勝ち。
確かにその2戦は展開に恵まれているのだが、後半1000m=56秒台後半でまとめているのを見ても前半さえマイペースで行ければ長く脚を使えるタイプと見ていいか。
今回の関屋記念は直線が長いレースでありながら、前への意識が緩くなるので過去10年の逃げ馬の複勝率は50%。今年のメンバーを見てもこの馬以外に主張しそうな馬がいませんし、新潟外回りコースならかなりゆったりとしたマイペース逃げが打てる可能性あり。これまでのレースぶりから前半さえ楽すれば後半は長く良い脚が使えるタイプですし、そのまま粘り込みがあっても驚けない。
【単穴 ▲13 プレサージュリフト】
昨年の東京新聞杯では外枠から外を通ってのちのGI馬ナミュールと僅差。その後は言い訳が効くレースばかりですし、左回りのマイル戦でスムーズな競馬ができれば重賞はまた勝てていい馬。今回はルメール騎乗で外目の好位ポジションが取れそうですし、軽い馬場で決め手が問われるレースになれば有力。
【特注 ☆6 ジュンブロッサム】
タフな馬場はさっぱりダメだが、トゥードジボンを子供扱いした2勝クラス勝ちや、1:31:5の時計を加速ラップで突き抜けた前走内容を見ても素質は重賞級。今回は綺麗な馬場でできるのも良いですし、このぐらいのメンバーレベルならいきなり通用して良さそう。
位置を落として脚を余すことだけが心配ですが、戸崎騎手のコラムで「関屋記念は開幕して比較的序盤に行われるため先行馬も活躍する傾向もあるのでそんなレースができればいいですね。」と言及があるので、それなりの位置は取りに行くんじゃないだろうか。
【無1 ディスペランツァ】
マイルに転向後はまだ底を見せておらず、NHKマイルカップも直線での不利がなければ好勝負になっていたかも。ここでも能力は通用すると思うが、スタートが遅くて器用さがない差しタイプなので１枠１番がネック。ペースも遅くなりそうですし、今のミルコで位置を落とすリスクを考えるとあまり買いたくはない。
【無4 サクラトゥジュール】
東京新聞杯は1枠からこれ以上ないぐらいにキング騎手が完璧に捌いてきた。かなり折り合いが厄介なので佐々木騎手が乗りこなせるかは微妙ですし、関屋記念は7歳以上の馬が活躍しないレースでもあります。
【無8 ロジリオン】
NHKマイルカップは戸崎騎手がこれ以上ないぐらいに完璧に立ち回っての3着。あの内容からもマイルの距離は少し長いと思いますし、今回は古馬混合重賞では距離の差が出そう。
【無14 ディオ】
これまでの戦績を見ても一目瞭然で夏時期を避けるローテを組んでいた馬。半兄のソウルラッシュも暑さがあまり強くなくて夏負けになった事がありますし、おそらくこの馬も夏は苦手なタイプか。今回は調教もそこまで動けていませんし、日曜の新潟競馬場は相当な暑さになりそう。状態面で走れないと見ます。
印まとめ
◎パラレルヴィジョン
◯トゥードジボン
▲プレサージュリフト
☆ジュンブロッサム
勝負度 E
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夏競馬に突入してからしっかり好調を維持しており、先週も札幌競馬場のエルムステークスで◎ペイシャエスから本線で的中することができました！！
＜エルムステークス レース結果＞
１着：◎ペイシャエス ５番人気
２着：▲ドゥラエレーデ １番人気
３着：消テーオードレフォン 10番人気
ここは◎ペイシャエスから相手が２点で本線決着。しかもペイシャエスが頭で来てくれたのは最高でしたね。
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【金曜日】重賞プレ予想
金曜日は重賞のプレ予想を配信いたします。ここで「競馬開催日の競馬ノート」の週末のパスワードを配布いたします。ここから週末のレース予想が始まっていきます！
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
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【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
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【不定期】地方競馬の重賞予想
地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
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最近では海外競馬の馬券もPATで購入できるようになりました。海外競馬のレース予想に関してもメルマガにて配信します。こちらは実施が不定期なので配信日はその時々になりますが、メルマガをご購読いただければ海外競馬まであなたの競馬ライフをカバーいたします。
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