ブロガーの皆さんたちと中山競馬場に来ております。
やはり平日開催ということもあり、例年よりは人が少ないかなぁという印象。
朝一の勝負レースは中山2Rで◎ナポレオンズワードが2着好走も相手抜けで複勝のみ。なんだかなぁというスタートにはなりましたが、狙い的には間違ってなさそうなのでこの調子で金杯も行きたいと思います!
中山金杯 予想
中山金杯の予想に入ります。
今日はお仕事の方も多いと思うので、なんとか昼休みまでにどちらの金杯も予想をあげられるように頑張ります。万葉Sとジュニアカップはメルマガにて既に配信済。
このレースは例年、好位勢のだらーっと脚を使える馬がじりじり差してくる典型的な中山コースっぽいレースになりがち。
ただ、今年のメンバーを見ていると先行馬が全くいないメンバー構成で、超スローは見え見え。スピリッツミノルも待機策を示唆しており、ステラウインドかマイネルフロストが押し出されてハナに立つような展開になるか。
おそらく走破時計も2分台のかなりスローなレースになるはずで、直線までごちゃごちゃの馬群で来れば瞬発力勝負で外差しが決まるレースにもなりそう。
ただ、おそらく前へ行きそうなステラウインドとヤマカツエースはコーナー4回のコースが非常に得意な馬で、馬なりで4コーナーをスーーッと上がれる馬。おそらくいくらスローでも4コーナーまではベルーフやブライトエンブレムも動かないはずで、そうなるとスローから一気に4コーナーで加速するギアチェンジ戦になりそう。
コーナーでのギアチェンジ性能はステラウインドとヤマカツエースが高そうなので、4コーナーで馬群が詰まる可能性はそこまでないと見ています。そうなると直線を向いた時にはそれなりに縦向きの馬群になっていそうで、そうなれば前半かなり楽をした分前へ行った馬に展開は向くと見ています。
ちょうど昨年のセントライト記念の再現のようなレースと見て狙ってみます。というわけで予想の発表。
本命は◎マイネルフロストにしました。
考察エントリーの時にも紹介しましたが、中山の馬場回収後の芝2000mでブラックタイド産駒はずば抜けた成績を記録しており、(0-2-2-2)という結果。それもキタサンブラックやタガノエスプレッソ、コメートといった伏兵や大穴での好走で、回収後の中山馬場への相性は抜群。
この馬は母父ロベルトだけあって、休み明けは走らないタイプで叩いて叩いて良くなるタイプ。前走くらいからようやく本調子に戻りつつあり、前走は重賞馬がズラーッと揃った金鯱賞で見所ある4着。ここ2年の中山金杯はオーシャンブルー、ラブリーデイと金鯱賞敗退組から勝利馬が出ており、開催変更後の金鯱賞のレベルは高い傾向だ。
最近スタートが下手になってきているのはネックだが、ここまで先行馬がいなければ半歩くらいの出遅れは許容範囲。陣営は差し競馬をさせたいようだが、鞍上の松岡騎手は脚を余して負けるのを嫌がるタイプ。逃げないにしても2、3番手をとって脚を使い切る競馬はしてくれるはずだ。
能力的にはここでも上位なはずで、先行策が取れて4コーナーでステラウインドとヤマカツエースと一緒に上がっていければ勝ち負けでしょう。
対抗は◯ヤマカツエースにしました。
前走で完全にわかったように、この馬はコーナ−4回の中距離戦が得意な典型的なキングカメハメハ産駒。函館記念、札幌記念、福島記念の好走をみても、同じコース形態のここでは軽視できません。
前走、外外を通りながら捲りきって完勝したミトラは金鯱賞を勝っているように能力的にもここでは上位。前走をみてもコーナーでの立ち回りのうまさはかなりのものがあるので、決め手は欠けますがコーナーでのギアチェンジ性能で後ろにつけた着差を守れると見ています。
三番手は▲ステラウインドにしました。
おそらく今回はどの馬も行きたくなさそうなので、ハナを切る形になるんじゃないでしょうか。この馬もコーナー4回の2000mが大得意で、その理由はヤマカツエースと同じくコーナリングが非常にうまいから。4コーナーで馬なりで加速できることが武器で、ここもヤマカツエースと一緒にスッと反応して動ければ十分に残れると見ます。
陣営は差しを強調していますが、鞍上は積極性を売りにしている騎手。逃げまで行かなくてもスタート決まればある程度の位置は取れる可能性あり。今回、もう終わった馬として全く人気していませんが、極端なスローペースで位置取り戦になれば前走で控えた経験が活きるかも。
フルーキーは初距離でなぜ京都金杯でなくてここを使ってきたのがわからない。おそらく角居厩舎と金子オーナーの使い分けという感じで、輸送も微妙でここは買う妙味なしと判断して切ります。
ベルーフはおそらく2連覇中のベリー人気でしょうが、上りがかからなければ用無しの馬で、ギアチェンジ戦は対応不可能なはず。ここはいらないでしょう。
ブライトエンブレムもセントライト記念の内容を見ていると、ギアチェンジ戦での瞬発力勝負は苦手そう。持続力勝負で活きるタイプに見えるので評価を落とします。
一頭、本命を迷ったのが☆バロンドゥフォールです。
スローペースの決め手勝負になれば恐らくこの馬が一番差してくる可能性はあるはず。中山も大丈夫で今回は狙い目十分と見ましたが、テン乗りの横山騎手となると最後方ポツンもありえそう。スローで物理的に届かないレースにもなりそうなので本命にする勇気はありませんでした。
印まとめ
◎マイネルフロスト
◯ヤマカツエース
▲ステラウインド
☆バロンドゥフォール
△ライズトゥフェイム
△
△ブライトエンブレム
△ネオリアリズム