すみません、ちょっと昨日風邪っぽい感じでレースの見返しが終わらず、メルマガ配信できませんでした。起きたら喉以外は全快していたので、これからレースを見直して今夜中にメルマガ送ります!お楽しみに。
さて、今朝はなんとか早く起きてチャンピオンズリーグのアーセナル×バルセロナの試合を見ました。
アーセナルは負けるはずのない相手に既に2敗し背水の陣という試合。今季無敗のバイエルンに勝たなければいけない、というミッションインポッシブルな試合だったわけです。
試合内容、結果は録画してみる方もいそうなのであえて触れないですが、恐らく私が今季見たサッカーの試合では一番面白かった!!もう個々の能力、展開の速さ、現代サッカーの最高峰を見ている感じで、一時も目が離せなかったです。
特に両GKのノイアーとツェフがよかったですねー。競馬でもそうですが、強い逃げ馬がいるとレースが引き締まるというのと同じで、凄いGKがいると試合が引き締まります。ただ、それにしてもGKで試合のリズムが決まるっていうぐらいこの2人は凄かった。
あとはあれですね。野球も良いですが、サッカーも良いですね。
野球は投手と打者の間だったり、各チームの戦略をじっくりと楽しめる良さがありますが、サッカーのこの瞬く間に試合展開が変わるスピーディーな感じはこれはこれでたまらない。野球のオフシーズンになる冬は存分に欧州サッカーを楽しもうと思います。
スタミナ比べだけでは終わらなそうな今年の菊花賞
前回までのエントリーで、菊花賞は、
3000mを走れるかどうかが第一
ということを述べました。そしてその上で下り坂を2度降りるコース形態だからこそ、京都コース経験のある関西馬が有利なデータがでているGIだという仮説を立てました。
では、そろそろどの馬が3000mを走れるのか、という血統、適性検証を行っていきたいところ。
私も既に全頭のレースを全部見返して折り合いや走法をチェックしつつ、それぞれの血統から3000mを走れるかどうかを探り始めていますが、ちょっと今年の菊花賞はそれだけで良いのかなぁ、と思っています。
と言うのも、
今年の秋の京都コースは時計が早すぎる
そうなんです、ちょっと今年の秋の京都競馬の時計の早さが異常なんです。
試しに先週行われた芝の特別戦を過去5年と比較してみましょうか。
見てくださいよ、、、
先週の芝の特別戦4レース、どれもだいたい去年より1秒以上時計が早いんです・・・
そして、もう一つ注目したいのが、去年も2年前に比べると時計がかなり早くなっていること。そう、去年でさえも時計が早くなっていたのに、そこに輪をかけて今年はまた時計が早くなってきているんです。
去年の菊花賞は3:01:00というトンデモないレコードタイムが出たのは記憶に新しいところ。去年の3歳世代って大してレベルの高い世代でもないのにそんな時計が出たというのは馬場の影響が相当大きいでしょう。
その去年よりも1週前時点で芝のレースが大体全て1秒以上早くなっているとすれば、、、
菊花賞は今年も超高速決着が濃厚と読むべきでしょう
ここまで菊花賞の時期だけ高速決着にいきなりなってきたのは何だか不思議ですよね。昨今、菊花賞のレース意義に疑問が生じてきており、ただスタミナだけある馬が能力もないのに来てしまうこと、レースレベルが低くなってきたことが危惧されてきました。クラシックは競争能力の高い血を次世代に残すことが最大の目的ですからね。
「菊花賞をスタミナだけでなくスピードを競わせるようなレースにする、、、」
そんな裏の力が働いているんじゃないかなーなんて、ここまで時計が早くなっていると勘ぐりたくなる部分もあります。
では、どんな馬、血統を狙えば良いのか?
去年のレコードタイムが出た菊花賞よりも馬場自体は早くなりそうな今年の京都の馬場。今週は日曜まで全てが晴れ模様でパンパン中のパンパンの良馬場での開催が濃厚になりそうです。
レコードタイムが出た去年の好走馬を見てみると、
1着:トーホウジャッカル 父スペシャルウィーク 母父アンブライドルズソング
2着:サウンズオブアース 父ネオユニヴァース 母父ディキシーランドバンド
3着:ゴールドアクター 父スクリーンヒーロー 母父キョウワアリシバ
どの馬を見てもコテコテの長距離血統という感じの馬ではありませんでした。
トーホウジャッカルにしても宝塚記念で4着に来たように中距離戦のスピードにも耐えうる馬。
サウンズオブアースも京都大賞典の超瞬発力勝負で2着に来たようにこの馬も本質的に長距離馬ではないはず。
ゴールドアクターも先日の準オープンの芝2400mを文字通りの圧勝でオープン入り。これから中距離GI戦線にも顔を出してくることはまず間違いなく、血統の力だけではなく強かったから菊花賞で上位に来た可能性が高い。
このように去年の菊花賞を見ても、
もうただ単なるスタミナ比べのレースではなくなってきている気がするのです
また、去年の上位3着まで父系にサンデーサイレンスの血があったこともポイントかと思っています。
菊花賞って先行1、2番手を進む馬が全く走らないレースということで有名。つまり惰性で走るのがなかなか難しいレースなんです。
昨年のレースを見返しても上位馬はちゃんと最後の直線で「脚を使って」きた馬でしたし、3000mを走った上で末脚を使えるタイプでないと厳しそう。
京都の超パンパンの良馬場で最後に末脚を使う、となると、いくら3000mとは言ってもサンデーサイレンスのキレは必要になってきているように感じます。
特に今年は、先行馬に有力馬が多いとはいえ、先行馬に乗っている騎手たちが百戦錬磨の騎手たちですし、酒井学騎手がスピリッツミノルで大逃げでもやらかさない限り、極端にペースが早くなることはなさそう。富士Sのエントリーでも書いたように、先週の秋華賞のハイペースの印象も騎手心理にあるでしょうしね。
そうなると走破時計は早くなることは間違いない割に、そこまで前半が早いレースにはならないと思うのです。前半が早くないのに全体時計が早いとなると、当然凝縮したスピードが要求されるのはレース後半部分。
こういう菊花賞になれば昨年と同じくサンデーサイレンスの血が濃くないと対応できないレースになる可能性が高いと見ています。
ざっくり私なりの今年の血統的狙い目を書くと、
長距離が得意なスタミナタイプを狙うのではなく、3000mも走れるだろう中距離のスピードある馬、血統を狙う
これが現代の菊花賞の狙い方だと思っています。
恐らく上がり4ハロンが34秒台が必要になるレースだと思います。
ユウキソルジャーみたいな、能力はないのに血統だけで来た馬の出した上がり3ハロンは36秒でした。もう今の馬場だとこういうスタミナだけあるタイプでは対応できないように感じます。
そう考えると、
今年は父ノーザンダンサー系(ハービンジャー、メイショウサムソン)は相当危ないんじゃないでしょうか?
去年と同じくベタな長距離血統がいないせいで、スタミナがあることは確実なハービンジャー産駒やメイショウサムソン産駒が、データ派、血統派に代わりに買われそうな感じのある今年の菊花賞。
ただ、今までの種牡馬の戦績を見ても、ハービンジャー、メイショウサムソンの子供に時計勝負は無理ですし、そもそもどちらもGIでまだ一度も馬券に絡んだことがない馬。その馬が果たして、3000mとはいえ昨年よりも早い馬場になりそうな京都コースで好走できるイメージが全くわきません。
というわけで、twitter等で「ハービンジャーどうっすか?」と色々聞かれましたが、こういった考察の結果、ハービンジャー産駒はほぼ無視する予定。メイショウサムソン産駒も時計勝負ではまず無理でしょう。
3回のエントリーを経て、もう狙い目は絞れてきました。
(1)現代菊花賞で狙うべきは、3000mまでは走れそうなスピードタイプ
(2)去年の結果を見ても父はサンデーサイレンス系がベストで、父が菊花賞及び天皇賞(春)で好成績を収めていたり、母父にスタミナ血統がある馬を選びたい
(3)逃げ、先行馬の期待値は低いレースなので、直線である程度の決め手を活かせるタイプが良い
(4)その上で内枠が引ければ最高!
いつまでも化石のような菊花賞予想をしていてもしょうがありません。
現代競馬には柔軟な思考で対応することが大切。まだ他の競馬ファンが従来通りのスタミナある馬だけを追っている菊花賞予想の一歩先を行きましょう!
今回の分析に当てはまる馬は例えばこのあたりでしょう。
血統派には長距離重賞で常に嫌われるタイプなんですが、長距離GIが2つとも京都で行われるという事からも、高速馬場と京都が大得意なこの血統は最近無視できなくなってきていると思います。
実際、昨年の菊花賞も大きな不利がなければ3着濃厚でしたし、今年の天皇賞(春)もあわや馬券内の4着でした。この血統は高速馬場では長距離重賞でも無視できなくなってきています。(自身も菊花賞と天皇賞(春)勝ってますしね。。)
馬キャラ的にもこの馬は3000mなら持ちそうですし、不器用なイメージが強いと思うんですがこの馬スタートはかなり上手いんです。今までは外枠を引いて位置が取れなかった印象ですが、内枠さえ引ければある程度の位置は取れるはず。そこでしっかり脚を溜めて直線捌ければ、現代の菊花賞で突っ込んでくるタイプはこういう馬だと思います。
菊花賞の予想はこの男にお任せですね
いよいよ今週は菊花賞が行われるなど、G1が連続で開催される競馬シーズンとなりましたね。
来週行われる菊花賞は距離が3,000メートルと非常に長く、
きちんとスタミナがある馬を狙えるかどうかが馬券的中のカギを握るため、
血統が重要な予想ポイントとなります。
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現在では『競馬総合チャンネル』、『web競馬王』、『競馬王』などに
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