ここの文章も皆さんみていただけてるようで、ほんわかといろんなネタを書いておりますが、できるだけ皆様に拾っていただけるような幅広いネタを書いていこうかなぁと思っております。今日はロジカル馬券術について。
ロジカルシンキング馬券術
会社でプレゼン等をやられている方や、学校で学士論文などを書いている人は、一度は気にしたり勉強したことがあるかもしれない「ロジカルシンキング」という考え方。これが競馬でも非常に役に立つ。
ロジカルシンキングとは恐らくアリストテレスの『オルガノン』中内で説かれた三段論法が起源。これは皆さんも聞いたことがあるだろう。①大前提 ②小前提 ③結論の3つの命題で物事の説明をするロジカルな論法だ。例としてあげると
①人間は全て死ぬものである
②KAZは人間である
③よってKAZは必ず死ぬ
私KAZが死ぬことはみな感覚的に知っている自明の事実ですが、それを説明してくれと言われたときに納得できる説明が出来るか。これがロジカルシンキングができる人とできない人の違いです。
当サイトも「競馬はビジネスである」と銘打っている以上、どうしてこの馬が来るのか?というのを論理的に、ロジカルに説明できなければいけないと思っております。そうすることで皆様に予想をわかっていただける事に加え、予想のブレを防ぐこともできます。
例えば競馬に引用すると
①ゴールドシップは重い馬場に強い
②宝塚記念は梅雨時期の阪神で重い馬場になる
③よってゴールドシップは宝塚記念に強い
という三段論法が成り立つのである。
予想をする時に「強そう」とか「格が足りない」とか自分しかわからない主観的な考えで予想を組み立てているうちは確実に予想がブレます。きちんと先ほどの三段論法の例のようにロジカルにまとめ上げて例え狙い馬が違う人にでも、その予想を納得してもらえるような予想をすること。それが競馬をビジネスに近づけて行くひとつのステップだと思います。
なので、もしかすると内容のない血統本とかを読むよりはロジカルシンキングの本などを読んだ方が予想力向上には使えるかもしれません。
どんなジャンルの知識でも使えるものは全て使って、予想を組み立てていく。この手法をサイト、メルマガを通して皆さんにお伝えしていければなぁと思っております。
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お疲れ様です。勉強になります。馬券術の奥の深さといいますか、kazさんの文章を読ませて頂いて、予想に対して無限の可能性を感じました。答えはひとつですが、それを導きだす術は無限なんだなと。
極端かもしれませんが、日々生活している中にでも沢山ヒントが転がっているように思えます。
また一段と予想が楽しくなってきました。ありがとうございます。
tenor様
お世話になります。確かに競馬はあまりにも奥が深いのでいろいろなものの応用が可能かと思います。競馬研究と同時に色んな視野を持つことも大事かもしれませんね。