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秋華賞 [4] 枠順とペースからレースを考察する

私の秋の京都のGIレースのモットーとして、

「枠順が出るまでは無闇に本命馬を決めたり予想をしない」

というのがあります。

もう秋の京都のGIは枠順で全てが決まる感じがあります。内枠が圧倒的有利なのは当然ですから、そこで駆け引きも変わりますし、人気馬の枠順次第で展開も変わります。というわけで、木曜午後に登録馬が発表されてもなるべく予想をしないように心がけています。

昨日も予想したい気持ちを抑えて、ひたすら夜にハイボールと一刻者の水割りを飲み続けて我慢。おかげで昨晩はほぼ出馬表を見ずに、朝もけろっと起きてランニングも完了。ベストコンディションで枠順発表を迎える事ができました。

さぁ、秋華賞の予想を始めましょう!!

今年もサクッと当てたいですねー。

枠順とペースからレースを考察する

さて、第20回秋華賞の枠順が発表されました。

1番人気のミッキークイーンが大外枠ということで、競馬ファンを悩ませそうな枠順になりましたねー!

違う表でも枠順を見てみましょう。

本日配信の重賞まとめデータからの抜粋となります。

金曜日になると週末のレースも近づいてきて、そろそろデータを纏めたくなる頃でしょう。読者の皆様方の予想整理のために分析まとめデータをお届けいたします。

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私の考察、予想の真髄を1ページにまとめた力作を毎週、重賞レースすべてにお送りします。

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さて、予想に戻ります。

どの馬が良い枠順を引いたのか、はひとまず置いておいて、過去のレースの決着をもう一度振り返ってみます。思い出すために今朝15年分を見直しました。

 

【2001年】ティコティコタック (先行押し切り+イン立ち回り2頭)

【2002年】テイエムオーシャン (イン立ち回り2頭+外差し)

【2003年】スティルインラブ (先行押し切り+外差し2頭)

【2004年】スイープトウショウ (外差し2頭+イン立ち回り)

【2005年】エアメサイア (イン立ち回り2頭+外差し)

【2006年】カワカミプリンセス (先行押し切り+イン立ち回り+外差し)

【2007年】ダイワスカーレット (先行押し切り+外差し2頭)

【2008年】ブラックエンブレム (先行押し切り+イン立ち回り+外差し)

【2009年】レッドディザイア (イン立ち回り3頭)

【2010年】アパパネ (イン立ち回り+外差し2頭)

【2011年】アヴェンチュラ (イン立ち回り3頭)

【2012年】ジェンティルドンナ (先行押し切り+外差し2頭)

【2013年】メイショウマンボ (外差し3頭)

【2014年】ショウナンパンドラ (イン立ち回り1頭+外差し2頭)

 

秋華賞はもともと差し馬が強い、と言われるようにレースを見返しても2000年代前半は勝ち馬の決め手は外差しの馬が多かった印象。

それが2008年頃からインの立ち回り勝負が多くなってきているんですよねー。色々とJRAが馬場を見直し始めた時期と重なってきている気もします。

その象徴がブラックエンブレムのインベタ立ち回り勝ちだった感じも。あの勝利は岩田騎手から中央競馬に対しての「単純に外をぶん回すだけじゃダメだよ」というメッセージのようにも感じました。

それ以降は基本的には立ち回り勝負が多い秋華賞ですが、別に外差しが決まっていないというわけではなく、ペース次第では普通に差しが決まります。2013年なんて大外ぶん回した3頭で決まっていますしね。

 

恐らく現代競馬は玄人ファンが多くなってきているので、とにかく「イン立ち回りタイプ」の馬が過剰に売れるはず。しかも昨年にショウナンパンドラが完璧なイン突きをしたわけで、そのイメージはファンの中にも強いはずなんですよね。

そういう事もあってタッチングスピーチのような外差し馬は売れず、人気馬でいうとトーセンビクトリー、穴馬でいうとマキシマムドパリのような立ち回りが上手いタイプが過剰に売れるはず。

まぁ基本的には「現在の京都コースは内枠有利の立ち回り勝負」という考え方で良いと思うんですが、競馬ファンの7割くらいがその方向に向いている現状。それ以外のパターンもきちんと考えなければいけません。

 

ペースを考えてみると、例年早いペースになりがちの傾向に加えて、今年は例年以上に先行タイプが揃った印象。

シングウィズジョイ、ノットフォーマルと前へ行かないと勝負にならない逃げそうな馬に加えて、アースライズ、アスカビレン、クイーンズリング、ディアマイダーリン、ホワイトエレガンス、マキシマムドパリ、と立ち回りで勝負したい馬がかなりいると思うんです。

 

そこに加えて、今年はレッツゴードンキという馬の存在があります。

この馬は恐らくですが岩田騎手は2、3番手のインから十八番の抜け出し競馬をしたいはずですが、今のこの馬では折り合いがつかないはず。

京都芝2000mは1コーナーまでの距離が短いですから、ある程度押していかないと位置は取れないでしょう。そうなるとレッツゴードンキを2000m折り合って走らせるのはほぼ不可能だと思うわけです。

そうなるとノットフォーマルあたりと競り合ってかなり早いペースで行く可能性はありそう。折り合わなかったら岩田騎手も行かせてしまうでしょうから、その可能性は十分にありそうです。

そうなった場合にレッツゴードンキの能力は他の馬も認めているでしょうし、当日も2、3番手に推されるでしょうから、後ろもそう放ってはおかずについていくはず。こんな感じで結構早いペースで推移する可能性も結構ありそうなんですよねー。

 

毎日王冠や京都大賞典の際に、「現代競馬の8割はスローペースだから迷ったらスローと判断するほうが賢明」という風に述べました。

これは正しいと思いますが、その分、私が本命を打ったディサイファもサウンズオブアースは皆が買っていた馬でもあり、妙味自体はそこまでなかった。どちらも4番人気と2番人気でしたしね。

逆にスプリンターズステークスは誰しもがハイペースを想定していたからこそ、時計面で不安のあったサクラゴスペルは妙味が生まれた。

大衆が想定しているペースと真逆になる事で、オッズ妙味が生まれることが現代競馬では度々あります

今回の秋華賞はどこも内枠の立ち回り勝負を推してくるでしょうし、京都のセオリーで行けばそれが正しいでしょう。ただし、レースは生き物。今年のペースを考えるとそう簡単にはいかないと思います。

だからこそ、

大衆のほとんどがショウナンパンドラの二番煎じを狙う裏をかく

というのが秋華賞で狙うべき買い方のようにも感じます。

このあたりはオッズが出てきてからの判断になりますね。内枠の立ち回りタイプが過剰に売れないのであれば、そこから入るかもしれませんし、そこに藤原竜也勢が集中するのであれば上記のように二番煎じの裏をかくかもしれません。

 

何度も言うように「レースは生き物」です。

昨年、ショウナンパンドラのイン突きが決まったからといって今年もそうなる保証なんてゼロです。今年のメンバーやペースを全て判断した上で、一番妙味ある馬を狙うことを心がけることをオススメします。

 

というわけで、枠順を見た上で一番恵まれたなぁと思う馬はこの馬。

その馬の名はブログランキング(E)で公開中

これで好走確率が一番高い馬はこの馬になった気がします。ただ、それがイコールで本命を打つ馬とは限りません。全ては馬券妙味次第!!

 

またか・・(><)

毎週ご紹介しているサイトが先週に引き続き3連単20~30点で
クリーンヒットを出していました。。

先週実際配信された買い目は・・


10月11日(日)東京11R 毎日王冠(G2) 

結果は・・
1着:エイシンヒカリ(1番人気)
2着:ディサイファ(4番人気)
3着:イスラボニータ(7番人気)

馬単(6点) 32.1倍的中
3連複(15点) 67.2倍的中
3連単(30点) 282倍的中

有力馬が多く混戦でしたが、見事にエイシンヒカリを本命にして
3連単30点で280倍的中・・

さらにその日の東京12レースで実際配信された買い目は・・


10月11日(日)東京12R 3歳以上1000万円以下

結果は・・
1着:サノイチ(2番人気)
2着:プリサイスエース(1番人気)
3着:イクラトロ(8番人気)

馬単(5点) 21.3倍的中
3連複(10点) 64.6倍的中
3連単(30点) 334.1倍的中

中央競馬では未勝利戦しか勝利した事のないイクラトロの能力をしっかり
読み切って3連単30点で3万馬券的中。


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