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東京スポーツ杯2歳S [2] 順調に使える事もクラシックへの道

高倉健さんが亡くなった。神田駅を歩いてたら号外が配られていた。なんだか年をとればとるほど亡くなる人が身近になっていく。一応だいたいの作品は見ていたつもりだが、落ち着いたらもう一度見直してみようと思う。なんだか、ひとつの時代が終わった気がした。

クラシックを獲れる=順調にステップを踏める馬

例えば未勝利戦、楽なペースで先行した馬を、1番人気の素質馬が最後方大外一気で強襲するも2着。こんなことは良くある場面だ。楽なペースで勝った馬がクラスアップし、2着だった馬は再度同じクラスを走る。どう見ても「負けて強し」の内容に見えて次走に繋がったのかもしれないが、クラシック路線を考えると「負けて強し」のレースは絶対にやってはいけないこと。

クラシック、例えば皐月賞を獲るためには皐月賞にまず出走できなければいけない。そうなるとトライアルレースで好走するか、本賞金を貯めるしかない。ただし、トライアルや皐月賞に近い間隔での重賞で本気で馬を仕上げてしまえば皐月賞へのお釣りが残らない。そう考えるとクラシックを獲る馬というのは、クラシックまでの道筋が逆算できていなければいけない。

東スポ杯の近年の覇者はイスラボニータ(皐月賞制覇)、コディーノ(皐月賞3着)、ディープブリランテ(ダービー制覇)、サダムパテック(皐月賞2着)、ローズキングダム(ダービー2着)と、ここ5年必ずクラシック競走で馬券に絡んでいる。

東スポ杯がクラシックへの登竜門だとすれば、きちんと東スポ杯をクラシックへのステップとして捉えている陣営が強いはずだ。クラシックを意識した上で東スポ杯をきちんとしたステップとして使えているか、このことを重要視したい。なぜなら、

レース間隔2週以内(0-1-0-12)

と全く走っていないからだ。普通、中2週といえば十分な期間に思えるが、クラシックまで見据えている素質馬はそんな厳しいローテーションを組んでこない。きっちりと新馬戦からクラシックまでを計算して、東スポ杯もそのステップとして正しい道を歩んできている陣営を信頼したい。

また、レース間隔が空きすぎている馬も走っていない。この時期に間隔が開くというのは放牧で成長を促しているか、順調に使えていないかのどちらかだ。

中10週以上(1-1-0-20)

クラシックにふさわしい順調なステップ(中3週~中9週)を踏んでいる馬が、東スポ杯は好走する。今回このステップに該当しない危険な馬は、、、

アブニールマルシェ
グァンチャーレ
ディアコンチェルト
ペガサスボス
マイネルシュバリエ

この5頭はクラシックへの順調なステップという意味では危険な匂いがする。

ただ、アブニールマルシェは新潟2歳Sで賞金を得たうえでの余裕のあるローテと言う事でこのデータは気にする必要はないか。内容的にも抜けて強い可能性は十分にある。

これらの馬はあまり評価せずに、クラシックへ向けた順調なステップを踏んでいると考えられるのはこの馬か。今回、私は恐らくこの馬を本命に推す。

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