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第61回 オールカマー(Ｇ２)

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日程的に、ココから秋のＧＩ戦線を見据えて始動する実績馬と、サマーシリーズを中心に夏場を戦ってきた馬がぶつかることになるのが同レース。過去の結果を見れば、必ずも実績馬が勝利しているわけではないところに、このレースのポイントがある。力関係はもちろんのこと、各馬の仕上がりや状態、陣営の思惑を把握していなければ、馬券的中を掴み獲ることは困難なのだ。

例えば、天皇賞を本気で見据えている陣営であれば、同じ東京で行われる毎日王冠から始動するのが常識的。しかし、全く求められる適性が異なるオールカマーに出走するからには、なんらかの“思惑”があることは必然。“叩き台”なのか“ココが勝負”なのか、本音を知らずして馬券を買うことがいかに危ういことかハッキリわかるだろう。

当社には元JRA関係者や現役関係者など、総勢400名以上を誇る情報ルートが在籍しているから、トレセン内外からありとあらゆる情報が入ってくる。当然、新聞に載らない、載せられない“本音”の部分も網羅。だから、各陣営の“イル”“イラナイ”のジャッジが的確にできる。そのことを実感してもらうべく、今週はオールカマーの“３点勝負”を無料公開する。このチャンスをぜひ見逃さないで頂きたい。

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9月12日(土)
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9月5日(土)
新潟12R 3歳上500万下
4万2160円的中

8月29日(土)
札幌8R 3歳上500万下
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8月22日(土)
新潟8R 3歳上500万下
3万5180円的中

8月15日(土)
新潟10R 三面川特別
1万3020円的中

8月8日(土)
小倉11R 九州スポーツ杯
1万5140円的中

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第61回 オールカマー(Ｇ２)

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オーバルスプリント　予想

さて、熱海より戻ってきまして、ちょっとその足で横浜スタジアムに、横浜×中日の試合を見に行ってまいります。お問い合わせ何件かいただきましたが、メルマガは今日明日で先週のレースを全部見直すので明日までにバババーっと送りますので、少々お待ち下さい。

さて、オーバルスプリントの予想に。

まずは交流重賞になってからの過去４年のタイムとラップをどうぞ。

次に過去４年の３着内馬の内訳と通過順位などを。

オーバルスプリントの特徴はいくつかありまして、ひとつは最初のテンのラップがかなり早いのに対して最後は確実にバテバテのラップになること。

コーナーのきつい浦和での壮絶な捲り合いになるので、最後は中央の馬でもバテてしまいます。

そしてその結果として差しタイプの地方馬が漁夫の利的に突っ込んでくる傾向が強いレース。上の表をみていただいても、地方馬で３着に突っ込んできた４頭の内、３頭が差しタイプの馬でした。

変に前々でスピードを活かすタイプの地方馬よりも、ある程度の位置から前の馬のバテ待ちの競馬ができる馬が狙えそうです。

そして、過去４年を見ても毎年１頭は地方馬が絡んでいる。人気バランスを見てもこれなら中央馬よりも地方馬から買ったほうが面白そう。サマーチャンピオンの結果を見てもこの路線は今の競馬で一番、中央と地方の格差が少ないですからね。十分に地方馬からでも狙えると思います。

今年の出走メンバーを見てみると、地方勢がリアライズリンクス、中央勢がサウンドガガ、タガノトネール、ルベーゼドランジェと、かなりテンに早いメンバーが揃いました。基本的に小回りコースにしては差しが決まるレースで、ここまで先行馬が揃ったとなれば、ラストにガクンとラップがかかるところで差してくる馬を狙いたいです。

かといって、前半部分での基礎スピードが足りない馬では、３コーナー時点で物理的に差せない位置になってしまうので、ある程度の位置は取れる馬を狙いたいです。というわけで、予想発表。

本命は◎ジャジャウマナラシを狙ってみます。

能力的にどうなのよ？と言われるかもしれませんが、持ち時計的には兵庫ジュニアグランプリの1:26:04があれば、十分に馬券に絡めていいレベル。今回が休み明け３戦目で、ここ２戦はわざわざ中央のレースに出向いて厳しいレースを経験。

新潟ダート1200mでもスピード負けはしませんでしたし、芝1400mでもついていけました。前走で適性がないだろう芝1400mを使ったのも、おそらく「早いペースで行われる左回りの1400m条件」に慣れさせるため。つまり今回のオーバルスプリントのため、と考えられます。南関の1400m戦では今回のようなきついペースは経験できないからでしょう。

もともと小久保厩舎は勝負レースから逆算して全てを計算して臨むスタイルですし、どんなレースでも一発大穴を狙ってきます。もともと小回りの消耗戦が得意な馬で、ここ２戦と比べると圧倒的に条件はよくなりますし、小久保厩舎のホーム浦和となれば陣営のモチベーションが低いわけがないでしょう。

単勝万馬券を演出した兵庫ジュニアグランプリも今回と同じ１枠１番で、好スタートから内の絶好位を取り、３コーナーで追って追って手応えいっぱいかと思いきや、最後の直線で周りがバテるのに対してグイッと伸びての圧勝劇。

恐らくこの馬は父サドラーズウェルズ×母父マーベラスサンデーという血統からも見えるように、ダート1400mの消耗ラップ戦でのスタミナ勝負が一番得意で、内枠で脚を溜められる展開も絶好。今回も兵庫ジュニアグランプリと全く同じ条件が揃いそうで、当時よりも格段にメンバーレベルは上がりますが、３着なら十分にあっても良さそう。４、５番手のインを追走して、最後にバテた先行馬を交わして内からスルスル上がってくるイメージで。

対抗は◯レーザーバレットを推奨したい。

前走のサマーチャンピオンでは今までよりもレースセンスが良化。好位で競馬できたことは収穫でした。恐らく今回はタガノトネールはマークされる格好になるはずで、前回よりも差しの決まりやすいレースに変わります。前走見てもそう差はないはずで、今回は逆転できる可能性高いはず。

単穴は▲タガノトネールでさすがに仕方ないでしょう。

ただ、ここ数戦は楽にハナを奪えた天保山Sや、内枠しか来れなかったプロキオンS、逃げたシゲルカガが勝手にバテてくれたサマーチャンピオンと、かなり恵まれての好走。今回かなり厳しいペースでのバテバテの凌ぎ合いになって一気に崩れる可能性もあると見ています。

印まとめ

◎ジャジャウマナラシ
◯レーザーバレット
▲タガノトネール
☆サウンドガガ
穴(D)
△リアライズリンクス
×ルベーゼドランジェ

勝負度D

推奨買い目

＜本線＞

三連単　◯▲☆→◎→←◯▲☆穴△

＜抑え＞

ワイド　◎→×

多分、勝ち馬は３強のどれかになるでしょう。ジャジャウマナラシは勝つのはまず無理と思いますので、２、３着固定の三連単を本線で狙ってみたいです。

ルベーゼドランジェはほとんど買いたくないですが、岩田なので抑えにはいれておきます。