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ジャパンダートダービー [2] ユニコーンSとは根本的に違うレース

ベイスターズは気づけば定位置の6位へまっしぐら。。。

先週の日曜日も旧知の仲間と阪神戦を雨の中見に行ったのですが、藤並を打ち崩せる気が全くせず、唯一の頼みの三浦が打ち崩されての完敗。久しぶりに何も希望もない試合を見させられた気がします。

その旧知の仲間が事あるごとに口をしていましたが、本当に今のベイスターズって「息をする感覚で失点する」んです。日曜の試合はエラー絡みの失点がなかったのはまだ良かったですが、三浦降板後に登板した長田、林、萬谷が全員息を吸うように打たれて終了。このチームには中継ぎという概念がないんでしょうか・・・

今の5、6位の横浜、中日の共通点として昨年中継ぎを特定人物に固定しすぎて疲弊してぶっ壊したところはあると思います。明らかに去年は横浜は林と三上に頼りすぎてた。中日の福谷と又吉しかり。

今年は幸いというか、田中も山崎もあまりにも勝てない期間が長すぎて逆に休みがとれているので、使いすぎ感は薄れてきていますが、山崎なんて最近姿を見なさすぎてセーブ記録を更新できなくてごめんんさいの気持ちしかありません。

何か希望が出てくるといいんですが・・・

ユニコーンSとはそもそも違うレースである

今年のジャパンダートダービーは前評判的にはクロスクリーガーとノンコノユメの一騎打ちといった感じでしょうか?

予想オッズは、、、

 

1番人気:クロスクリーガー 2.5倍

2番人気:ノンコノユメ 3.2倍

3番人気:ライドオンウインド 6.7倍

4番人気:ディアドムス 8.8倍

5番人気:ポムフィリア 22.3倍

 

明確に4番人気と5番人気の間が離れそうなオッズになる気がします。ここ2戦の安定度からポムフィリアが5番人気想定ですが、ここは東京ダービー組が来てもおかしくないかも。ただラッキープリンスとストゥディウムのどちらが人気になるかは難しいところ。

ライドオンウインドが脚質的に3番人気に支持されると思いますが、古川騎手がどこまで嫌われるかですよね。これでディアドムスがミルコとかだったらまず3番人気だと思いますが、三浦騎手なので「どっちも変わらないか」というファン心理からライドオンウインドが3番人気になる気がします。

 

さて、ジャパンダートダービーのポイントは、、、

 

ラスト2ハロン目のスピードアップについていけるか

 

これに尽きると思います。

 

【2014年】
12.1 – 11.5 – 11.9 – 13.3 – 13.3 – 12.4 – 12.2 – 12.8 – 11.9 – 12.5

【2013年】
12.4 – 11.5 – 12.6 – 13.5 – 12.6 – 12.1 – 12.7 – 13.0 – 12.0 – 12.4

【2012年】
12.4 – 11.3 – 12.4 – 13.8 – 13.4 – 13.1 – 12.5 – 12.2 – 11.8 – 12.4

【2011年】
12.0 – 10.8 – 11.8 – 13.4 – 13.2 – 13.1 – 13.3 – 13.0 – 11.9 – 12.4

【2010年】
12.5 – 11.3 – 12.3 – 13.3 – 12.8 – 12.6 – 12.6 – 12.7 – 12.2 – 12.9

 

イメージ的に大井のダート2000mってコーナーからスパートが始まっている気もしますが、このレースのラップを見ると4コーナーでは特にペースは上がらず、直線入り口で一気に加速します。

思い出してみると、大井ダート2000mって直線入り口で一気に手応え悪くなって伸びきれない馬がいますよね。あれはこの最速ラップ時の加速についていけない馬です。

 

それに対してユニコーンSはどれだけ早い脚を長く使えるかを競うレース。

 

【2014年】
12.4 – 10.8 – 11.3 – 12.3 – 12.1 – 12.1 – 12.1 – 12.8

【2013年】
12.1 – 10.8 – 11.5 – 12.2 – 12.9 – 12.1 – 11.9 – 12.5

【2012年】
12.4 – 11.1 – 12.1 – 12.5 – 12.5 – 11.9 – 11.7 – 11.8

 

特に今年なんて道中ラップが極端に緩む事なく、スピードを要求されるレースになりました。だからある意味今年のユニコーンSはマイル適性を要求されたレースになったと言えそう。

問題はそのユニコーンSで圧巻の勝ち方をしたノンコノユメが全く異なるラップのレースでも好走できるかということ。

 

参考にしたいのは3走前の青竜S。

12.7 – 11.5 – 13.0 – 13.0 – 12.5 – 12.5 – 12.6 – 12.3 – 12.9

このレースもラスト2ハロン目に後半最速ラップを刻むレースで、前々につけたクロスクリーガーとリアファルのスパートに後続馬が付いていけずに3着馬が離されたレースでした。

ノンコノユメは若干馬群でスムーズな競馬ができなかった事こそあれ、明らかに直線入り口の加速で手間取って追いきれずの5着。

この内容を見ても、この馬はゆったりと流れるペースで一瞬で加速するような切れ味はないと思います。前が流れるマイルのペースと、追って追って加速ができる東京のような直線が長いコース。これがこの馬のベスト適性でしょう。

今回は先行するだろうクロスクリーガーとライドオンウインドが、直線入り口で最速ラップを刻んで後ろを突き放しにかかるレースになるはず。それをノンコノユメがどのくらいの位置で、この得意ではないラップ構成のレースに対応できるかが鍵になると思います。

 

結論から言って、

 

ノンコノユメは今回は嫌うべきだと思うが、メンバーがかなり弱そうなのである程度の評価にはすべき

 

だと思っています。

 

中山ダート1800mで500万下も勝っていますし、この距離への適性はゼロではないはず。さすがに東京ダービー組やポムフィリアとは能力が違うと思うんで、いくら後ろから競馬になってラスト2ハロン目の加速についていけなかったとしても、掲示板を外すような事はない気がします。

 

というわけで現時点での本命候補はこの馬。

 

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