ダート競馬は能力比較が大切、ということで前回は人気馬の能力比較を行った。その上で馬のレース適性を判断し取捨をする。それがダート重賞を予想する正しいアプローチだと私は考えている。そして適性ともう一つ大事なものが「ペース」だ。ペースは脚質と深くかかわってくる。みやこステークスを制するためにはこのペースと脚質を考えなければならない。
先行馬で決まるTHE 京都ダート1800mのレース
【2013年】
1着:ブライトライン 4-3-3-1
2着:インカンテーション 6-6-6-3
3着:ローマンレジェンド 5-5-4-3
【2012年】
1着:ローマンレジェンド 6-6-6-5
2着:ニホンピロアワーズ 2-4-3-2
3着:ホッコータルマエ 2-3-3-2
【2011年】
1着:エスポワールシチー 2-2-2-2
2着:トウショウフリーク 1-1-1-1
3着:ニホンピロアワーズ 6-6-6-5
過去3年の3着内馬のコーナー通過順位を見てもらえば一目瞭然。
みやこステークスは断然先行有利の重賞だ
いや、みやこステークスが、というの間違っているかもしれない。
京都ダート1800mは断然先行有利のコースだ
これの方が正しいだろう。
意外にも重賞ではこのレース以外使われないコースだが、未勝利戦などで良く使われるコースなため、みなさんも「人気の差し馬を勝っていたのに全く届かなかった」なんて経験は少なからずあるだろう。
京都ダート1800mは少々ペースが早くても、坂を利用した惰性で先行馬が粘り切れてしまうコース。事実、みやこステークスも、
4コーナー5番手にいなければ馬券に絡めない
レースとなっている。
今年のメンバーで先行しそうな馬をざっとあげてみよう。
アスカノロマン
クリノスターオー
サトノプリンシパル
ニホンピロアワーズ
ブライトライン
捲り気味に競馬をしたいのは
ナムラビクター
インカンテーション
といったところか。
パッと見、非常に先行馬が多い。しかもサトノプリンシパルはハイペースで逃げて後続に脚を使わせるタイプの馬。恐らくハナは譲らずに、二番手にアスカノロマン、クリノスターオーあたりがつけて、その後ろにニホンピロアワーズ、ブライトラインといった馬がつける形か。
最初は正直に申し上げると本命をアスカノロマンに打とうとしていた。サトノプリンシパルが除外濃厚であったため、それならばクリノスターオーとの行った行ったが見込めるアスカノロマンはかなり面白い存在になりえた。アスカノロマンへの評価は今も変わらないが、サトノプリンシパルが出てきたことで先行有利な京都ダート1800mにしては前が辛い展開になる可能性が出てきた。
サトノプリンシパルのハイペース逃げ、それを突っつくアスカノロマンとクリノスターオー。切れ味はないため早めに捲りたいアワーズ、ブライトライン、ナムラビクターにインカンテーション。こうなれば淀の坂の登りあたりで一気にペースは上がり、あながち先行有利とはいかなくなるかもしれない。
先行有利なコースとは認めたうえで、展開面では瞬発力がある馬を狙ってみても面白いレースと言える。
そこそこの位置(4コーナー7番手くらい)につけることも可能で、もし乱ペースになった際に平坦コースの直線で最も早い脚が使えそうなのはこの馬か?
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