ヴァイスリージェント系ってわかりやすくて良いですよね。つい3年前ほどの2歳戦でトリップが世代最強馬と騒がれていましたが、クロフネ産駒=ヴァイスリージェント系=仕上がりが早いが瞬発力はない、ということを知っている人ならラジオNIKKEI杯でバッサリと切れて儲かったはずです。
こうやってある程度血統の知識を覚えると競馬の世界は格段に広がる。少しでも時間のある時に血統知識は身につけてほしい。さて、今日はヴァイスリージェント系以外のファンタジーステークスの傾向を見ていこう。
2歳戦~クラシックまでの血統セオリー
まず、クラシック路線を歩むまでに色々とある重賞において、重要になる血統的セオリーをここで教えておこう。
基本的に2歳戦はミスプロ系を主とするダート短距離血統を持つ馬が活躍する傾向がある。それはなぜかと言えば、仕上がりが早いので他の馬より完成度が早いからだ。だいたいこれが2歳戦の年末まで続く。
それがラジオNIKKEI杯からガラッと様相が一変する。今までミスプロ系やダート短距離血統が走っていた2歳重賞戦線が一気にサンデーサイレンス系に食いつぶされるのだ。
その要因としては
①キレが必要とされる中距離重賞が増える
②デビューの遅いサンデー系の素質馬が揃い始める
③2歳~3歳にかけての冬にサンデー系は急成長する
これら3つが考えられる。なぜサンデーサイレンス系がここまでの勢力になったかと言えば、クラシックを勝てる馬が多く出たから。つまり、クラシックへ向けての成長力が凄まじいのだ。逆にダート短距離血統にはのびしろがない。
だから、あと1カ月くらいすればサンデー系以外を無視する重賞考察が増えるだろう。
だが、まだ11月の序盤
勢力は非サンデー系にあり
こう考えるのがファンタジーステークス的中への第一歩だ。
非サンデー系の反乱
これだけ現代競馬をサンデーサイレンス系が支配しているにも関わらず、
ファンタジーステークスでは過去4年で12頭中2頭しか父サンデーの馬がいない
2011年2着のアンチュラスと2010年2着のホーマンフリップの2頭だ。ということはここ4年間で10頭の非サンデー系を父に持つ馬が馬券に絡み、勝ち馬は全て非サンデー系ということになる。
成長度に加えて、ヴァイスリージェント系が爆走するような切れ味を必要としないスピード優先の舞台設定。下手にキレ味のあるサンデー系を狙うよりは断然、非サンデー系を狙うべきだ。
この取捨だけで今年の出走予定馬13頭中7頭まで勝ち馬は絞られる。
ニューエディション
タガノヴェルリー
ムーンエクスプレス
エフェクト
ウインソワレ
シンフォニア
レオパルドゥナ
本命馬はこの中から選び、かつ傾向からいってもう一頭は非サンデー系が馬券に絡むというフォーメーションを組み、あとはサンデー系のヒモをきっちりと選別する。これがファンタジーステークスを的中させるための近道か。
一応の本命候補はこの馬か?
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