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皐月賞 [2] ペースの早いトライアルを重視すべき

今日から春の連ドラがドドドと始まるのでまた忙しくなります。

競馬用語の通じない一般の方と話す時の話題として連ドラは非常に効果的。だから毎クール面白いのは全部見るようにしてますし、1話だけは全部見るようにしています。

今のところ第1話放送したやつは全て見ましたが個人的評価は、

心がポキッとね ★★★

医者たちの恋愛事情 ★★

アルジャーノンに花束を ★

今のところ「心ポキ」がずば抜けて良いです。

自分が大人計画が好きだということもあるんでしょうが、どうしてこの配役にしているかがわかる役者さんの個性がうまく引き出されている感じで、脚本もテンポがあっていい。

医者たちの恋愛事情は斎藤工のカッコよさを描くために描かれた脚本な気がしますが、石田ゆり子が可愛いのでまぁまぁ面白い。

アルジャーノンは今の若い世代なら「山Pカッコイイ」で成立するのかもしれませんが、そもそも配役が意味わからないし(最近の野島作品らしいなぁと)、少し年のいった世代ならどう考えてもユースケサンタマリアの方を思い出しちゃってあっちの方が良いと思ってしまう時点でアウト。

もっと野島先生には「ストロベリーオンザショートケーキ」みたいなエグいドラマをやってほしいんですがね。

ペースの早いトライアルレースを重視する

過去10年の皐月賞馬を見てみると、

前走弥生賞組 3勝

前走スプリングS組 4勝

競ってはいますがスプリングS組の方が1勝だけ優勢。

これ1勝の差ではありますが、結構すごいことです。だって、

 

皐月賞=中山芝2000m

弥生賞=中山芝2000m

スプリングS=中山芝1800m

 

桜花賞は前哨戦がトライアルでチューリップ賞を使われた馬が3着までを独占。

チューリップ賞は桜花賞と同コースですから、そこをトライアルとして使ってくる馬のレベルは高いし、舞台を経験している強みは重要です。

桜花賞よりも距離の短いフィリーズレビュー組は今年も馬券に絡めなかった。やはり本番での距離延長は想像以上に厳しいということなんでしょう。

 

桜花賞はこうです。

なのに皐月賞ではスプリングSからの距離延長組の方が勝っている事実。

これはどうしてでしょうか???

その一番の理由は、私は、

スプリングSの方が厳しいペースになりやすいから

だと考えています。

 

スプリングSは今年のダノンプラチナや昨年のアジアエクスプレス、一昨年のロゴタイプのように若干距離不安のある朝日杯馬が出走してくるようなレース。例年、マイルっぽい馬が多数出てくるのでペースは弥生賞よりも早くなります。

対して弥生賞は本番を皐月賞に見据えた馬たちが、かなり緩いペースで走ることが多い。同じコースを走ることはできても本番のような厳しいペースを経験することができません。

皐月賞はクラシックの中でも、使い詰めの中山コースで流れの早い2000mコースを使用するとてもタフになりがちなレース。

そうなると前哨戦で厳しい流れを経験した馬が有利になるので、スプリングS組の成績が良いのです。

ただし、、、

これだけで弥生賞<<スプリングSというデータや論法に騙されてはいけません。

今年の弥生賞とスプリングSの時計を見てみると、

 

弥生賞

12.5 – 11.4 – 12.3 – 12.4 – 12.7 – 12.0 – 12.1 – 12.1 – 11.9 – 12.4

前半36.4
後半36.2
馬場=稍重

スプリングS

12.7 – 11.6 – 12.4 – 13.1 – 12.8 – 12.0 – 11.8 – 11.2 – 11.5

前半36.7
後半34.5
馬場=良

 

200m距離が短いのにも関わらず、スプリングSの方が前半3ハロンが遅い時計。

加えて弥生賞が12秒台がずっと続く展開で息があまり入らなかったのに対し、スプリングSは途中で13秒台を記録しての最後の瞬発力勝負になりました。

思えば、昨年も両トライアルを比較すると弥生賞の方が厳しいレースになった。そこを勝ち切った◎トゥザワールドは素直に強いとの判断から本命に指名し、2着の▲ワンアンドンリーも重い印に。スプリングS組は弥生賞と比較した場合に過小評価とした。

今年もラップをみると同じ評価で良さそう。

弥生賞>>スプリングS

という評価で良さそうです。

その上で他トライアル組との能力比較を図った上で馬券を組み立ててみたい。

 

唯一、スプリングステークスから高く評価できそうな馬はこの馬。

スローペースで先行有利なレースの中、一頭違う脚質で好走したこの馬は素直に強いはずです。逆らわないほうがいいかも。

 

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今年の皐月賞(G1)は相手馬がキモ

“絶対的な穴馬”が配当を大きく左右する

第75回 皐月賞(G1)

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今週はクラシック三冠の第一戦!
《 皐月賞(G1) 》
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相手馬次第で配当が跳ね上がる傾向にあります。

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3着内率は特に1番人気の馬は24%と抜きんでています。


■狙いは近走で大敗していない馬

過去10年間を見ると過去3走、芝の重賞で1着になっている馬が

2回に1回の確率で3着以内に入る傾向に。

そして、過去3走で5着以下に敗れた馬は苦戦しています。

近走での重賞成績をしっかりと見る必要があるでしょう。

このように過去成績が重要となる皐月賞(G1)ですが、

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