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チューリップ賞 [4] 中心は阪神JF直行組

週末のお天気もまた微妙みたいですね。予報だと関東だけは土日とも雨の可能性。阪神は両日良馬場でできると思いますが、果たしてどんな馬場になるでしょうか。

阪神JF直行組の圧倒的成績

チューリップ賞は桜花賞のトライアル戦だ。

だからといって人気馬をバッサリいって人気薄を狙うのはあまり賢明とは言えない。

というのもこのレース、阪神JFから直行組の成績が圧倒している。

阪神JF(4-4-3-5)

勝率25%
連対率40%
複勝率68%

これだけ高い数値を見せつけられてしまうと、阪神JF組を軽視するのはできなくなるだろう。

今回のメンバーのうちで阪神JF直行組は

レッツゴードンキ
ココロノアイ

この2頭どちらがより信頼できるかを考えてみたい。

 

トライアルを本当の試走して使いそうな馬

最初に答えを言ってしまうと、私はレッツゴードンキの方を上に取ろうと思っている。

その最大の理由は騎手だ。

レッツゴードンキの主戦は岩田
ココロノアイの主戦は横山典弘

岩田騎手はトライアルでもある程度勝ちにこだわったレースをするタイプ。
今回も内が空けば内に潜り込んで、というようなレースをする可能性が高い。

問題は横山騎手だ。

トライアルの横山騎手は本当に馬を「試走」として使う可能性が高い

昨年の神戸新聞杯のワンアンドオンリーのように、既に力をすべて把握している馬であれば勝ちにこだわる騎乗をする傾向があるが、まだ能力のすべてを把握していない馬に乗る場合、横山騎手はトライアルで脚を図る競馬をする傾向がある。

例えば昨年のワンアンドオンリーの皐月賞。あれは横山騎手は完全にダービーをとるための脚を図る騎乗をしていた。他では3年前のセントライト記念ではケイアイチョウサンがどれぐらい伸びるかの脚を試していた。

ココロノアイはここ2戦先行して押し切る競馬を試しているが、桜花賞は基本的には差し脚比べのレースになる。そうなれば横山騎手はここ2戦の先行策から一転、後方ポツンで脚を図る競馬をしてくる可能性はかなりあるとみている。

過去には安藤騎手がダイワスカーレットの脚を図るのに使ったチューリップ賞。それだけに各馬の能力比較に加えて、陣営がどんな戦略を考えているかはコメント等から推測しておきたい。

 

内枠絶対有利の馬場状態

また最後に取り上げたいのは、

先週の阪神芝コースが内枠絶対有利であったということ

阪神芝1600mは比較的枠順フラットで、逆に外の方が揉まれずに良いと言われることもある。

ただし、先週のレース傾向を見ていると外枠は人気馬がバンバン飛んでおり、内枠を利して伸びた馬ばかりが馬券に絡んでいた。

そういった意味でも内を突くのが信条の岩田騎手と、ポツンからの大外ブン回しで脚を図る可能性がある横山騎手であれば、私は岩田騎手を今回は取りたい。

と、レッツゴードンキ本命でも良いかと思っているが、ちょっとここは迷っている。

おそらく名前がカッコ悪いのでnetkeibaの想定オッズとは違い2番人気くらいで落ち着くんではないかとも思っている。

陣営コメントによるとかなり馬体重が増えているとのこと。調教内容などを見て本命にするかどうかは決めたいが、レッツゴードンキでない馬を狙うとしたらこの馬と決めている。

 

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