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オーシャンS [2] 中山ダート1200mに酷似するレース

いよいよ今週末はJリーグ開幕。

私は某青いチームの追っかけですので中村俊輔負傷離脱の時点でファーストステージは降格圏内にいなきゃいいやと思ってましたが、開幕直線でブラジルU-23代表のアデミウソンを獲得。ワールドエースで10番を背負った超逸材が日本に、それもマリノスに来るとかこれ一人で無双で優勝なんじゃないか、と心高ぶっているわけです。

まぁ現実的に見て優勝はガンバか鹿島あたりかと思いますが、アデミウソンのおかげで希望は少し残っています。

毎年なんだかなぁなサッカーで話題だけは振りまいてくれる浦和は2ステージ制になるのは良いんじゃないですかね。淡白なサッカーで研究されると終わりなチームなので、競馬に例えると1400mくらいまでしか走れないチーム。だからこそファーストステージで勢いだけで優勝して、というような方が合っている気がします。

中山ダート1200mに酷似するレース

中山芝1200mは下級クラスこそ普通のスプリント戦になることもありますが、上級クラスになれば下り坂スタートで最初から究極のスピードを要求され、最後はバテバテになりながらも坂を登るスタミナが要求されるレース。

これって何かに似てませんか?

そう中山ダート1200mです

中山芝1200mは重賞クラスになると、ダート1200mに似たテンのスピード早く最後がバテながらどれだけ凌げるかという持久力勝負になりやすい。

だからこそ父が非サンデー系の方が好走しやすい、というのは前回述べた通り。

加えて、強調できるのが

ダートを走れる馬、血統を狙う

ということです。

 

私が昨年、◎スノードラゴンに本命を打った理由はまさにこれ。

スノードラゴンは中山ダート1200mの鬼だった。最後がバテバテになるレースを猛然と追い上げる適性が抜群だった。だからこそ中山ダート1200mに酷似する芝1200mでもその適性が活きるのではと読んだのです。

昨年の3着馬で、2011年にも3着になっているレッドスパーダの父はタイキシャトル。タイキシャトルはダートの名馬メイショウボーラーを生んでいるようにダート適性ある種牡馬でした。

ダッシャーゴーゴーにしてもJBCスプリントで初ダートで3着に食い込むなど、ダートで走れる要素を持っていました。

キンシャサノキセキの父フジキセキはダートのディープインパクトことカネヒキリを生んでいるようにダート適性は抜群。

グランプリエンゼルの父アグネスデジタルは芝・ダート二刀流の超一流馬です。

その他もシンボリグラン、エーシンエフダンズと言った馬はダートでの勝ち実績がありました。大穴を開けたベイリングボーイも勝ち鞍こそないもののデビューはダートとダート適性を期待されていた馬です。

このようにオーシャンステークスは芝なのに中山ダート1200mぽさを必要とされるレース。

だからこそダート実績がある馬や、ダートを走れる血統背景の馬がバンバン走ります。これは重要な傾向として抑えておくべきでしょう。

 

週末は雨予報。先週に引き続き中山は道悪馬場での開催が濃厚です。

そうなるとこの馬はダートで準オープン勝ち実績もあり、父はダートGI覇者、母父は道悪馬場の鬼。いかにも中山芝1200mの重馬場で大穴を開けそうな馬に見えます。

現時点でnetkeibaの予想オッズでは単勝100倍台ですが、昨年も大穴スノードラゴンで仕留めたレース、今年もこれぐらい大振りしてもいいかもしれません。

 

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