ヒヤシンスステークスとフェブラリーステークス。日曜のダートOP戦はどちらも超スロー。もう日刊競馬の柏木先生じゃないですが、私も上位クラスのレースでスローになるのはあんまり好きじゃなく、やっぱり厳しいペースで真の実力が試されるレースが見たいと思ってしまいます。
それでもヒヤシンスとフェブラリーは同じスローでも全く勝ち馬の価値は違うでしょう。正直、コパノリッキーは相手が雑魚すぎたのと5F目に13.1という「本当にこれGIですか?」という遅いラップを刻んだために前断然有利になった展開利がかなりあります。
この馬の場合、GIを何勝もしているので間違いなく強い馬だと思うんですが、本当に強い勝ち方をしたレースってのが一度もないんですよね。エスポやトランセンドにあったような肉を切らせて骨を断つような、後続の先行馬を一掃するような強さを見せて欲しいんですけどねぇ。
逆にゴールデンバローズは道中12秒台でずーっと推移という平坦スローラップを10番手から差し切って3馬身差。どう考えても好位ちょい差し組が有利なラップ構成で、メンバーもアジアンテーストこそいませんでしたが、現時点での2歳ダートのトップクラスと言えるメンバーは揃っていたでしょう。
同世代のある程度揃ったメンバーを向かないペースで差し切って圧勝してしまった。下手すると帝王賞くらいの時期にはもうコパノリッキーを逆転していてもおかしくない馬です。おそらくUAEダービーへ向かうんでしょうが、今年一番の楽しみはこの馬になるかもしれません。
果たして血統は最強のツールなのか?
さて、今日は血統の話でもしましょう。
勘や運などではなく、きちんとした根拠を持って競馬予想を行っている人の中で、最もポピュラーな予想ツールは「血統」でしょう。
過去から続く血脈のロマンに、これから続いていく血統のロマン。
スポーツとして競馬を捉える上でも非常に面白い予想ツールだと思います。
では、この「血統」という予想ツールは最強のツールなのでしょうか?
明確な血統バイアスが出現する場合は良くある
例えば昨年の京都芝コースの上級クラス。
特にGIでは勝ち馬のほとんどがディープインパクト産駒に占められる、というバイアスが生じていました。
ここ1年の小倉芝中距離コースではハーツクライ産駒が異常に走るバイアスが出現しています。
このように「血統」は信じていない人もいるでしょうが、間違いなくレース予想に有用です。一度データをとってみていただければわかると思いますが、コースごとに走る血統、走らない血統というのは明確に存在します。
例えば今開催の東京ダートコース、特に1600mコースでは明確にエンパイアメーカー産駒が走っていました。エンパイアメーカー産駒は芝も走れるダート系の馬が多く、瞬発力を兼ね備えた産駒を生み出すことが多いので、東京ダートコースにめっぽう強いです。それを知っているか知らないかで馬券収支はうんと違ってくることでしょう。
血統は予想の「ブラックボックス」でもある
ただし血統というのは落とし穴もある。
それは血統をツールとして予想する際に、馬の能力比較を怠りがちになることだ。
それぞれ馬には体力の格差があり、レースで最も結果を左右するのがその能力差。その差を埋めるのが血統などの適性であり、果たして能力差を血統が埋められるか埋められないかはレースが終わってみなければわからないことが多い。
期待値の良い血統をずっと買い続けることは悪くないが、能力差があまりにもあるレースで無謀に血統だけを信じて買い続けるのはあまりお勧めはできない。得てして血統予想家は馬の能力比較を怠りがちであり、私も以前は血統に魅入っていたが最近は予想ツールのひとつとして血統を抑えるようにしている。
あくまでも走るのはそこにいる馬であり、その馬の個性を理解する前に先祖を理解しようとするのは、、、というのが最近の私の考え。だから私は最近はラップタイム分析などによりその馬の能力や適性を見極めた上で、「血統的にも評価できるよね」「血統的には厳しいよね」という考えで血統を予想に取り入れている。
血統は英語でいう「英単語」のようなイメージ
では、血統は勉強する価値のないものか?
その答えに関しては私は全力で「NO」と言わせてもらう。
私自身、血統的な根拠でレース予想を最終決定することは以前に比べてほとんどなくなったが、予想をしている最中に常に馬の血統背景などは頭に思い浮かんでくる。
血統にフォーカスをして予想をしないとしても、どんな予想をする上でも血統知識は必要であるし、それがないと芯の通った予想はなかなかできにくい。
そういった意味で血統は英語で言う「英単語」のようなものだろう。
「英単語」だけを勉強しても英語を話せるようにはなれない。
(なのに、日本人は未だに単語信者で英単語ばかりを勉強している。競馬予想でも同じことが言えるかもしれない)
だけれども、
英会話をする上で、英単語を知らないで会話ができるでしょうか?
競馬予想における「血統」とはそのようなものなのです。
血統を知らずに競馬を予想することは、英単語を知らずに英語を話そうとしていることと同じです
「血統」だけに溺れていてはだめだとは思いますが、知らなければまずスタートラインに立てない。そういう意味では一度、血統はどんな人でも勉強しなければいけないものかなと思います。
さて、さんざん血統だけじゃダメよ、と言いましたが、徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」では、1月〜3月まで「血統基礎」をムック企画として配信しております。
1月は「血統基礎」と題しまして、大まかに分けて現代の競馬にはどんな血統系統があるのか、その系統にはどんな種牡馬たちが属しているのか、といったことをお伝えしました。
2月は第二弾としまして「サンデー系種牡馬分析ファイル」をお送りします!
現代の日本競馬はサンデーサイレンスが作り出したもの、と言っても過言ではありませんし、GIの芝レースなら父か母父にサンデー系がいない馬なんてほとんどいない状況です。
だからこそ、サンデー系をまず制覇しちゃいたいと思います。
3月に「非サンデー系種牡馬分析ファイル」を配信予定で、2ヶ月かけて種牡馬分析を全て終わらせられればと思っております。
現在随意作成中、2/28(土)には配信できるように頑張っておりますので、お楽しみに。
ぜひ、この機会に血統を勉強したいという方は、徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」へご登録ください。登録はコチラから!
血統という「英単語」=基礎を知らないで予想をしていても進歩はありません。まず予想のベースを作り上げましょう。
血統という観点から見るとこの馬は今週末のレースで非常に面白いと思います。
この産駒は前開催の中山芝コースでやたら走ってましたし、母父ロベルトの馬は堅い馬が多いので、使えば使うほど良化することが多い傾向。今回、重賞を勝った距離へ戻りますし、ここは血統的には大きく狙って見てもいいんじゃないでしょうか?
その馬の名は?
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第89回 中山記念(G2) 中山芝1800m
【特大万券が狙える3連単勝負】
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マイラーも中距離馬もレースの選択肢に入るのが1800m。故に、その重賞となると、毎日王冠を筆頭に中々の好メンバーが揃うことになるが、この中山記念も同様だ。今年もイスラボニータ、ヌーヴォレコルト、ロゴタイプといったGI馬が出走を予定しており、注目の一戦となる。
ただ、馬券攻略は一筋縄ではいかないのがこのレース。なぜなら、トリッキーな中山競馬場の開幕週だけに、流れや展開がレースを左右する大きな要素になる。枠順確定前に予想された新聞の印に頼って馬券を買うなど、まさに危険極まりない行為と言っていい。
当社シンクタンクは400名以上の情報ルートがギリギリのところまで情報収集、それを吟味して当日情報を提供している。つまり、情報の鮮度が段違いなのだ。それを未体験の皆様に体感して頂くために、今週は中山記念の3連単勝負情報を特別に無料公開。また、今回の限り同日に行われる阪急杯の情報も公開させて頂く。このチャンスを逃さないで欲しい。
本物の情報で毎週、万券的中!
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