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京都記念 [1] 父サンデー系の独壇場

きさらぎ賞はルージュバックが圧勝

荒れるとしたらルージュバックが後ろからの競馬になり、それを意識したポルトドートウィユ、アッシュゴールドといった馬も後ろからになって、ペースは遅いのに前との差はかなりある、、、

こんな感じの競馬を想像して◎ネオスターダムに本命を打ちましたが、スタートで諦めましたわ。ルージュバックが馬なりで4番手につけちゃうんですもん。こうなれば瞬発力のある順に上位が決まるのは必然。その通りの着順になりましたね。

結果は1、2、3番人気決着。こーいう結果になると「当たっても意味ない」的なこと言う方いますがそれは言い訳。堅いときは堅い馬券を記し通りに買えばいいだけですから、堅いレースになると見抜けなかったのが浅はかでした。

ルージュバックの馬主はキャロットクラブ。もう近年はエピファネイア、ハープスター、トゥザワールドで今年はルージュバックとシャイニングレイでしょ?もう社台、サンデーの会員は激怒してるんじゃないかと想像するわけですよ。まぁただマンカフェの牝馬が出てきてサンデー会員が買うとは思えませんがねぇ・・

さて、今週はそんなキャロットの先輩牝馬のハープスターが京都記念で登場。昨年は京都記念は◎デスペラード ◯トーセンラー ▲アンコイルドの記し通りの完全的中。

http://ameblo.jp/keibabusiness/entry-11773958109.html

昨年初旬もこの一発だけでなんとかなった感じなのでw、今年も当ててデジャヴを見せたいところ。

父サンデー系の独壇場

京都コース=サンデーサイレンス系のキレ味が生きる。特にディープインパクト産駒はサンデー系の中でもキレ味に特化したタイプの馬なので、京都コースではめっぽう強い。

ここくらいまでの血統知識であれば当ブログにお越しの方はみなご存知でしょう。

今週は京都記念。京都記念ではそのサンデー系が京都に強い、という事実が非常に強調できます。

年初の第一回開催の京都コースは、とりわけ血統というよりも枠順と脚質がすべてのコースでした。もう内しか伸びないので、いくらキレるサンデー系でも外枠を引いたり、後ろすぎたりすると馬券には絡めなかったのです。

ですが、第二回開催になりBコースに移った京都記念開催時の京都コースは十分に外差しも決まります。先週のきさらぎ賞が切れ味順に決着したように、とにかく京都に合うキレるサンデー系が強調できるレースになるのです。

過去5年間の血統傾向を見てみましょう。

【2014年】※稍重馬場
1着:デスペラード    父サンデー×母父グレイソヴリン
2着:トーセンラー    父サンデー×母父ミスプロ
3着:アンコイルド    父ストームキャット×母父リファール

【2013年】
1着:トーセンラー    父サンデー×母父ミスプロ
2着:ベールドインパクト 父サンデー×母父クラリオン
3着:ショウナンマイティ 父サンデー×母父ストームキャット

【2012年】
1着:トレイルブレイザー 父サンデー×母父ミスプロ
2着:ダークシャドウ   父サンデー×母父ダマスカス
3着:ヒルノダムール   父サンデー×母父ニジンスキー

【2011年】
1着:トゥザグローリー  父ミスプロ×母父サンデー
2着:メイショウベルーガ 父ヴァイスリージェント×母父サドラー
3着:ヒルノダムール   父サンデー×母父ニジンスキー

【2010年】
1着:ブエナビスタ    父サンデー×母父ニジンスキー
2着:ジャガーメイル   父グレイソヴリン×母父サンデー
3着:ドリームジャーニー 父サンデー×母父パーソロン

ご覧の通り、 3着内馬15頭中父サンデーが11頭。そして母父サンデーが2頭。父も母父もサンデーでない馬は2頭しかいなかった。

その2頭にしても、メイショウベルーガは当時から現役屈指の京都巧者で京都芝2200mはベスト舞台だった。

もう1頭のアンコイルドは馬場がかなり渋っていたため、本来必要な瞬発力をそこまで必要とされなかったのが大きかった。

今週は京都地方は1週間晴れ予報。馬場が渋ることはあまり想定しにくい。

そうなれば父サンデー系の馬を中心に考えるべきだろう。母父サンデーの馬は戦績を見て、京都コースに合う切れ味を持っていると考えれば本命視することも可能か。

そしてこういったレース特性上、パンパンの良馬場であればハープスターもキズナも強調できてしまう。

二頭とも抜けた能力を持ったディープインパクト産駒。京都記念の舞台で嫌う理由なんて何もない。この2頭はある程度仕方ないと考えつつ、一角崩しが可能な馬はいないか、順位はどう考えるべきか、をこの一週間で考えていきたい。

ある程度のキレ味を持っていてなおかつ京都記念で強調できそうな馬。キレ味という部分では二強の足元にも及ばないだろうが、長くて良い末脚が使えるこの馬は過去の好走馬とも血統的に似通っており、何より前走は出遅れての不完全燃焼。距離が伸びれば伸びる分だけ良い馬で、二強以外で最も魅力的に映るのはこの馬か。

 

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