いよいよ有馬記念ウィーク。
皆様の2016年はいかがだったでしょうか。競馬に関してはまた年末のご挨拶にでも書こうと思いますが、公私ともに今年はなかなか充実した１年でした。そんな１年が走馬灯のように２分間で過ぎ去って最後に夢が叶うかが決まるのが有馬記念というレースでしょうか。
もしかするとレースが始まる前よりも、いまこうして有馬記念の予想をしている最中が一番楽しい時間かもしれません。まだ２日ほど余裕があるので、存分に考え抜いた上で2016年最後の夢を決めてください。
でも、その前に金曜競馬も存分に当てましょう！
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第61回 有馬記念 (Ｇ１)
ダービージョッキー
大西直宏の『勝負』
◎−○１点馬券
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厳選の一頭！
１日の中で最も勝ち負けの可能性高く、オッズ的にもまぁまぁ許容範囲な馬を推奨するコーナー。今日はこの馬をセレクトしました。
中山11R グレイトフルS サラ3歳上1600万下 芝2500m
ここは少頭数で捌きやすいレースになり、きっちりとした能力差が出そうなレース。木曜日の雨の影響である程度タフな馬場になりそうだが、そこそこ時計のかかる中山芝2500mで走ったら強そうな馬を素直に選べばいいレースになりそうだ。
本命は久々の絶好条件を使ってくるこの馬が面白い。父ジャングルポケット×母父ダンスインザダークという配合を見てもわかるが、エンジンかかるのが遅いがとにかくパワフルに差してくる馬。速い上がりのレースではエンジンかかる前に終わってしまう印象で、近２走は高速馬場の京都コースでスタートで後手を踏むという最悪な条件。
この馬が強いことは洞爺湖特別の大圧勝と函館記念の出遅れてから大外ぶん回しでわかりきっていること。完全なポテンシャル勝負になりそうな今回の条件はベストと言って良さそうで、前日の雨も恵みの雨と言っていいだろう。条件さえ合えば重賞でも好走できるぐらいの馬で、ここは久々に条件合うなら狙わない手はないだろう。
また、この馬に横山騎手というのも非常に合いそうな印象。メンバーを見渡しても松岡騎手のウインオリアートぐらいしか逃げそうな馬はいませんし、このメンバーならこの馬のテンの遅さでも意思を持って乗れば前に行けそうな感じ。どう乗っても能力で持って来れるとは思うが、あのミツバで逃げの手を打った横山騎手だけに今までのこの馬のイメージを全く無視した競馬をしてくれる可能性もあり。一頭、断然人気馬がいるが、乗り方次第では十分に勝利まであっていいだろう。
平場ハンティング
メルマガの勝負レースにはしませんでしたが、このレースを平場ハンティングで紹介しておきます。
※阪神７レースを当初掲載していましたが、本命馬ストライクイーグルが出走取り消しになったので千両賞を代わりに掲載します。
阪神9R 千両賞 サラ2歳500万下 芝1600m 勝負度D
◎シゲルボブキャット
◯オールザゴー
▲ヒロシゲグローリー
☆カワキタエンカ
△1アルアイン
△2セイイーグル
△3ナンヨーマーズ
△4ルタンデュボヌール
△5ゴールドポセイドン
△6ナムラライラ
阪神芝は朝から重馬場スタートが濃厚。まず１日道悪競馬になるはずで、ここは前走爆走もフロック視されて再度人気がない◎シゲルボブキャットが狙い目か。この馬は未勝利勝ちを見ても道悪の鬼なはず。前走のシクラメン賞も超スローを早めに仕掛けたとはいえ、最後までバテない粘りっぷりは見所があった。シゲル名義だからか走っても走っても人気になりませんし、タフ馬場の今日は激走可能性大でしょう。
対抗は素質上位の◯オールザゴーが強いはず。新馬戦は鞭に反応してヨレての２着。２戦目の未勝利はデムーロがさすがに強引に乗りすぎてベストリゾートに差された。前走はローカルの福島レースだったとはいえ、出入りの激しいレースを好位追走での楽勝。２着馬ブラヴォバンビーノも次走で未勝利を突破していますし、普通にこの馬は強いでしょう。ステイゴールド産駒で道悪もこなしそうですし、気性の面を考えてもマイルぐらいがちょうどいい感じも。
三番手は▲ヒロシゲグローリーにしました。前走は逃げて勝利したと言ってもかなりのハイペースで展開に恵まれたものではなかった感じ。いかにも父エイシンアポロンのような渋とさを活かすタイプに見えますし、父と同様に道悪は鬼の可能性高い。
☆カワキタエンカは新馬戦で道悪馬場をこなしている点はプラス。道悪馬場で時計面の評価がしづらかった新馬戦だが、負かしたスパークルメノウを筆頭に未勝利戦で活躍している馬が多いレースで、意外にレベル高かったかも。
アルアインは新馬戦は良化途上での勝利。それだけに使われての上積みは大きそうだが、新馬戦は特筆した内容でなかったのも事実。サンデーレーシングのディープ産駒で最大の期待馬ということですが、トゥザクラウンを筆頭に今年はそういう評判馬は外れの傾向が多々。道悪のタフ馬場ですし評価を少し落とします。