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【2016】オープン戦3つの予想を公開!

今日は8/13(土)に行われるフェニックス賞とコスモス賞、阿蘇ステークスの予想です。今日は重賞がないのでオープンレースの予想を載せておきます。

フェニックス 予想

小倉2歳ステークスに繋がるオープン戦の位置付けレースだが、今年のレベルの低い2歳馬の中ではまだ中距離戦よりも短距離戦の方が素質ある馬が多い印象。ここも少頭数ながら小倉2歳ステークスでも可能性がありそうな馬が何頭か集まったので注目したい。

 

ここは恐らくスピード性能が違うだろう◎メイショウソウビに期待したい。

新馬戦の勝ち時計1:21:6はいくら高速馬場の中京だったと言っても速い時計。同週のマイネルパラディの未勝利よりも0.5秒も速い決着で、普通に考えてこのレースを勝ったメイショウソウビは間違いなく強い。それはレースラップを見ても明らかで、、、

12.3 – 23.5 – 34.9 – 46.1 – 57.5 – 69.1 – 81.6 (34.9-35.5)

逃げたメイショウソウビは1200m通過ラップが1:09:1。速い時計の出やすい小倉で走っている馬も多数いる中で、この仮想走破時計の時点でメンバー中トップ。レースぶりを見ても逃げなくても競馬はできそうで、この頭数なら恐らくスピードの違いで勝つだろう。

 

対抗は◯クインズサリナにしました。

新馬戦は後ろを突き放す強い内容で、2着のリンクスゼロはダリア賞を勝利したように現時点での2歳馬では上位のレベル。内容を見ても余裕十分に差し切って最後は流している感じ。差しの決まりやすい小倉レースも合いそうで、ここはまず好走してきそうです。

 

相手筆頭としては▲ナムラアイドルが時計面では有力か。

前走はかなりのハイペース戦で特殊なレースになったが、あのペースで走れていることがそれなりの基礎体力がある証拠。

 

☆カシノマストは前走内容から人気になりそうだが、前走はテンのスピードがある馬もほとんどおらず、相当メンバーレベルに恵まれた印象。それなりの能力はありそうだが、今回人気するんであれば評価を少し落とす。

 

印まとめ


◯クインズサリナ
▲ナムラアイドル
☆カシノマスト
×ディオスコリダー

勝負度D

 

コスモス賞 予想

現状の2歳馬戦線のレベルは近年稀に見るほど低い。先日のダリア賞や中京2歳ステークスもとんでもなくレベルが低そうだったが、それを上回るほどにこのコスモス賞もレベルが低そう。今回でオープン勝ち賞金を手にする馬が出るだろうが、重賞戦線では一切通用しない馬と考えて良さそうだ。

 

相対比較で考えればここは◎マイネルザウバアの能力が上だろう。

新馬戦は1枠1番で出負けしながらも、スローのレースを4コーナーから大外ブン回しで捲りきって勝利。2着馬マイネルラプティス、3着馬パフォームも次走で未勝利2着と走っており、後ろは大きく突き放した。引き続き少頭数のレースは良さそうで、ここは新馬戦の内容からも勝ち負けになりそうだ。

 

対抗も◯サトノアリシアで良さそうだ。

前走は勝ち時計は平凡ですし、倒した相手も特に強調はできませんが、最後に抜け出してからは流す余裕がありましたし、時計はまだまだ詰まりそう。ハービンジャー産駒ということを考えても、スローの決め手勝負は得意な分野ではなかったでしょうし、インで窮屈な競馬も得意なものではなかったか。今回は相手弱いですが、前走よりはペースは上がりそうで、そうなれば他の馬との相対比較でも馬券圏内は外さないか。

 

この本命、対抗はさすがに仕方がなさそうなので2席は固定してしまった方が良さそう。

ただもう一頭いる中央所属の1勝馬のニシノキララコに関しては少し嫌いたい。前走はメンバーレベルがなかなかに低そうなレースで、前がバテてしまった漁夫の利を得たような勝利。レース内容的には使われて上がってきているが、マイネルやサトノと比べると勝ちっぷりに余裕はなかった。

 

一角崩しの可能性を期待したい筆頭は▲バンドオンザランだ。

前走は函館2歳ステークスを使われたが、4コーナーでごちゃつぎながらも最後は伸びてきて見せ場はあった。今回は距離延長といってもメンバーレベルは一気に落ちる。ここまで弱いメンバーなら勝ちまであってもいいんじゃないか。

 

他にも血統的に芝の方が向きそうな門別所属馬の☆ヘッチエアートオブダムールも相手で少し買ってみたい。ニシノキララコが馬券圏外になってくれればほぼ当たると見ているが果たして。

 

印まとめ

◎マイネルザウバア
◯サトノアリシア
▲バンドオンザラン
☆ヘッチエ
△1アートオブダムール
△2ニシノキララコ

勝負度D

 

阿蘇ステークス 予想

ここはトミケンユークアイの逃げのレースになりそうだが、モズライジンの存在によって前残りという展開はなさそう。前走こそ意外すぎる先行策をとったモズライジンだが、それも中京コースだったからというのが大きそうで、この馬を理解している中谷騎手なら小倉コースでは捲りの競馬をしてくるはず。もうオープンでは別格の基礎体力がある馬なので、この馬にまともに捲り競馬をされたら前に行く馬は厳しいレースになるだろう。

 

ただ、そんな先行馬に厳しそうなレースの中で展開的に唯一向きそうなのが◎フォローハートだ。

この馬は戦績や映像を見ればわかるが、とにかく厳しいペースを前々で粘るレースが大得意。この家系は全妹のサンライズウィズも小倉ダート1700mで未勝利勝ちをしているように、とにかく小回りダート1700mでの基礎体力勝負が得意。観月橋Sも前半3ハロンを35.8というかなりのハイペースで走りながら、最後までバテずにミヤジタイガを差し切る強い内容。今回はいかにもモズライジンの捲りのおかげでそんなレースになりそうで、適性、展開面からもこの馬は妙味大きいだろう。

オープン昇級後の敗因は明確で、クイーン賞とアルデバランSは敗因=デムーロと言って良さそう。もうスタート出れずに前に行けずにレースになっておらず、前走の仁川Sは重賞級のアポロケンタッキーが強い競馬をしすぎたために度外視できそう。絶好の舞台に戻る割に人気のない今回は狙い目だろう。

 

相手はさすがに◯モズライジンが強いはず。

前走はまさかの先行策で高速時計での決着を2着好走。ただこの馬の真骨頂は豊富な基礎体力を活かしたスタミナ勝負なはずで、渇きに乾ききった良馬場ダートでの捲り競馬は一番合うと言って良さそう。ここも能力信頼して捲りの手を打てば勝ち負けになるはずだ。

 

いかにもインで脚を溜めてきそうな▲メイショウスミトモが三番手。

今の和田騎手はこういうタイプの馬で内枠を引いたらまず完璧に捌いて持って来るイメージ。とにかくモズライジンが捲ることで展開は向きそうなので、直線向くまでインで死んだフリができれば有力。

 

展開という点では☆ピンポンも向くだろう。ただこの馬の場合は2走前のアハルテケSが横山騎手の神騎乗だったので、本質的にオープンでは能力足りない可能性は懸念点。

 

メイショウウタゲは堺ステークスの内容を見ても間違いなく強い馬なのだが、ムラ駆け傾向が強く人気ではあんまり買いたくない感じも。展開自体は向きそう。

 

印まとめ

◎フォローハート
◯モズライジン
▲メイショウスミトモ
☆ピンポン
△メイショウウタゲ

勝負度D

KAZ:
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