やっと府中にGIが返ってくる。
ジャスタウェイが泥んこ馬場を差し切ってから早5ヶ月。関東開催のGIを待ちに待った人たちはたくさんいることだろう。
そんな天皇賞(秋)を思い出深いレースにするためにも、絶対に当てていきたい。
初回はラップタイムから天皇賞を考察する。
強い馬が勝つ権威あるレース
【2004 ゼンノロブロイ】 12.6-11.4–11.8-12.2-12.1-11.8–11.9–11.4–11.4-12.3
【2005 ヘヴンリーロマンス】 13.4-11.5-12.1-12.5-12.9-12.3-11.8–11.0–11.2–11.4
【2006 ダイワメジャー】 12.8-11.3–11.3–11.4-12.0-12.1-12.3-11.9–11.2-12.5
【2007 メイショウサムソン】 12.9-11.5–11.7–11.6–11.9–11.9–11.9–11.5–11.4-12.1
【2008 ウオッカ】 12.6-11.1–11.5–11.9–11.6–11.6–11.7–11.3–11.3-12.6
【2009 カンパニー】 13.0-11.2–11.4-12.0-12.2-12.0-11.7–10.8–11.3–11.6
【2010 ブエナビスタ】 12.4-11.3–11.6–11.6-12.2-12.0-12.2-11.7–11.3–11.9
【2011 トーセンジョーダン】 12.5-11.0–10.8–10.8–11.4–11.8-12.0-11.9-12.1-11.8
【2012 エイシンフラッシュ】 12.5-11.2–11.1–11.2–11.3–11.6–11.8-12.0-12.8-11.8
【2013 ジャスタウェイ】 12.6-11.3–11.1–11.5–11.9–11.9–11.9–11.6–11.5-12.2
基本的には2ハロン目から11秒台を持続的に要求される平均ペース。
2011年のレースは2-3ハロンが速すぎる。これは例外といっていいだろう。
持続的なスピードを持ちながら、最後にきっちりと差せる瞬発力を持っている馬、
つまり「力がある馬」が強いレースである。
狙うべき穴馬のタイプは?
長い直線に加えて緩むことのないペース、展開で紛れて入着ということは基本的に無理だ。
よって穴を狙うのであれば「力を軽視されている馬」ということになる。
2013年の勝ち馬ジャスタウェイ(5番人気)は前哨戦の毎日王冠で末脚お化けのエイシンフラッシュを凌ぐ最速上がりを記録し、末脚勝負ならばGI級であることを示していたが、本番は過小評価されていた。その後レーティング世界一になるなど、この一戦から世界の馬になった。
2013年の勝ち馬エイシンフラッシュ(5番人気)は休み明けの毎日王冠大敗で人気を落としていたが、ダービー馬でGI2着も2回。実力を軽視されすぎていた。
2012年の勝ち馬トーセンジョーダン(7番人気)は札幌記念勝ちで臨んだが、まだ力不足と評価され人気を落としていた。だが、1年以内にGII3勝しており、天皇賞の次走のジャパンカップも2着に入るなど、完全に実力を見落とされていた。
2011年の勝ち馬カンパニー(5番人気)は毎日王冠でウオッカを破り本番へ挑んだが、年齢面などもあり、人気は他の馬に譲っていた。次走のマイルCSも完勝するなどその実力は本物だった。
「展開に恵まれれば…」等の穴馬考察は天皇賞向きの買い方ではない。
それよりも、過去にGIで好走実績がある馬や、前哨戦で好走し勢いがあるのに不当に人気がない馬。そういった穴馬を狙うべきレースが天皇賞(秋)なのだ。
近走の成績から人気は嫌われそうだが、この馬はGI実績もあり、東京2000mというコースがベスト条件にも感じる。
その馬の名は???
↓↓↓