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【2016】プリンシパルS/ レース考察(東京芝2000mで行われるOP戦を徹底考察します)

今日は5/7(土)に行われるプリンシパルステークスのレース考察を行います。東京芝2000mで行われる3歳限定オープン戦です。1着馬には日本ダービーの優先出走権が与えられます。

 

枠順が出てから平場の予想を始めようと思い、プリンシパルステークスの出馬表を見ていたらかなり面白そうなメンバーで、かつ血統傾向やレース傾向もわかりやすいレースなので、自分がまとめるついでにサイトにも書くことにしました。というわけでご参考までに。

 

【2016】プリンシパルS 予想考察

過去5年のレース傾向

1番人気は過去年で全頭が連対しています。この最大の理由はプリンシパルステークスがダービーへの優先出走権が1枠しかないから、ということでしょう。いわばダービーへのラストチャンスにも関わらず、勝たないとその舞台への挑戦権が得られないわけです。青葉賞や京都新聞杯なら2着馬でもチャンスはありますが、ここは勝たなければいけない。

そうなれば「プリンシパルSなら勝てる」という能力が抜けた馬が出てきて、1番人気に推されて力が違って勝ち負けになるというのは想像がしやすいんじゃないでしょうか。

ただ、1番人気が馬券に絡みやすいといっても、ヒモは確実に荒れるレース。基本的には荒れる前提で考えたほうがいいと思います。

 

血統傾向

過去5年でディープインパクト産駒が4勝ともはや独壇場と化している感じのレース。ただ、この4勝の馬は全て1番人気の馬です。ディープインパクト産駒がこのレースに向いているというよりは、能力抜けているディープインパクト産駒の素質馬がそのまま走ったという方が良さそう。

今年はショパンが人気に推されそうですが、アンビシャス、ベルキャニオン、スピルバーグ、トーセンレーヴと比べるとかなり小粒な印象。大外枠を引いてしまいましたし、そこまで評価したくはありません。

強い馬(ディープの素質馬)が順当に走る一方で、その他の馬はとても東京芝コースとは思えない重い馬ばっかり走っています。サドラーズウェルズ系ニジンスキー系、そしてグレイソヴリン系を持っている馬が毎年好走。過去5年で軽いイメージの馬はアルキメデスくらいしか走っていません。

後ほどラップのところでも書きますが、このレースは能力抜けた素質馬以外は重いスタミナ血統が走るレースなのです。その理由をこれから見ていきましょう。

※完全にショパンをディープインパクト産駒と勘違いして文章を書いていたので、ご指摘頂いたので訂正しました。SHO様ありがとうございます!

 

レースラップ傾向

スローペースになったのは逃げ馬不在で前残りレースになったサムソンズプライドの2013年のみ。後は淡々と流れるレースになりがちで、上がり時計はそれなりに早いですがスローからの瞬発力勝負にはなりません。

これもやはり出走権が1枠というのが大きいんじゃないでしょうか。そのおかげでレースが早め早めに動くということ。それによって最後はバテずに伸びるスタミナ血統がじわじわと馬券内に来るレースだと思います。

また、1頭くらい毎年出てくる素質馬以外は基本的にメンバーレベルはかなり低くなりがち。大して能力差がないどんぐりの背比べのようなメンバーになりがちなので、抜けて強い馬以外はインの好位でバテずに伸び切れる馬が向くレースになりがちです。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

果たしてショパンが1番人気になりますかね。前走は勝ったとはいえ接戦の未勝利戦。鞍上はデムーロでエアグルーヴ一族ですし人気する下地は揃いに揃っているのですが、この枠順がどう受け取られるかでしょう。

スプリングS上位のプランスシャルマンや、あとはnetkeibaでは人気になっていませんが、未勝利勝ちの時計が圧巻のエフティスパークル、500万勝ちのアシュワガンダあたりもそこそこは人気するはずです。

 

現時点でプリンシパルSはこの馬に注目しています。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

ぱっと見、人気馬が嫌えそうで面白いなぁとは思ってたんですが、逆に買いたい馬がそんなにいない感じ(汗)枠順、能力、血統などを色々見てもこの馬が最有力な気はします。ここ2戦は全く競馬できていませんが、間隔を開けてきて立て直してきていれば勝ち負けになるでしょう。

 

KAZ:
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