【本命 ◎4 サペラヴィ】

この馬の特徴は「左回り巧者」と「キレる脚が使えない」という２点。右回りが苦手で左回りコースでしか走れないのだが、左回りコースは東京や新潟外回りなど瞬発力を求められる条件が多く、そういった条件では決め手不足で走れない。本当に走れるレンジが狭い馬という印象だ。

一方で左回りコースで上がりがかかる消耗戦になった場合はほとんど崩れておらず、実際に過去3勝は全てが左回りコースで自身の上がりが35秒以上で足りるレースでのもの。勝てていないレースにしても、アメジストSなどは上がりがかかるレースで最後まで渋とく伸びて好走できていますし、そういう条件、展開になればこの馬は狙っていい。

近2走に関しては府中Sがスロー瞬発戦、むらさき賞が超高速馬場のスピード勝負でどちらも適性あっていないので度外視可能。今回は新潟芝2200mを使うことになりましたが、この舞台は新潟競馬場ながら内回りコースを使用するのでレース上がりがかかりやすい。エターナルヴィテスを筆頭に前に行きそうな馬もそこそこいるので極端なスローにもならなそうですし、今回は「左回り」で「キレる脚が必要ない」条件なら穴を開ける可能性は高いと見ます。

【対抗 ◯1 エヒト】

典型的なルーラーシップ産駒の長距離馬で、器用さはあまりないが最後は確実に差してくるタイプ。今回の条件で後ろからになってどうかだが、戸崎騎手の新潟芝2200mの複勝率は過去2年で約8割と圧倒的なもの。あえて逆らう必要はないだろう。

【単穴 ▲9 エドノフェリーチェ】

今まで後方から脚を余す競馬を繰り返していたが、前走で位置を取りに行ってほぼノーステッキでの大楽勝。馬が化けたとも捉えられるが、かなりのスローペースで展開に恵まれた感じもあり。相変わらずスタートが遅いので今回のメンバー、条件では位置が取れるかはわからないですし、鞍上デムーロとなると変な捲りを打って自滅する可能性もありそう。

【特注 ☆3 サトノラディウス】

タフな馬場がダメだがじわじわと伸びてくる馬で、近走内容を見ても勝ち味に遅いだけでいつでもオープンに行けて良さそうな馬。今回は良馬場でできそうで、なおかつキレも問われない舞台というのは良さそうだが、去勢手術明けでいきなり走れるかはちょっと気になるところ。

【△2 ゼーゲン】

毎回最後は差してくる馬だが、毎回出遅れて最後方になって外をぶん回すしかないタイプ。近走は東京の長丁場で差してこれたが、今回は直線の短い新潟内回りコースになってどうだろうか。

【△6 エターナルヴィテス】

下のクラスにいる頃から決め手はなかったが持続力には優れていた馬。現級ではなかなか位置が取れずに惨敗続きだったが、ここ2戦は位置が取れるようになってパフォーマンス上昇。特に前走は思い切って逃げる競馬で大穴を開けた。その前走が奇策がハマった感じではあるが、その時の3，4，5着馬はどれも次走で連対と戦った相手は悪くなかったはず。江田照男騎手なら今回も逃げそうですし、展開利があってもいいんじゃないだろうか。

【△7 リーヴル】

前走は超高速馬場の東京芝2400mで展開もドンピシャにハマった感じ。それでも時計自体は悪くなさそうで、血統的に初めて良馬場の芝の長距離戦を使って適性があった感じも。まだ底を見せていないなら印は打つべきだろう。

【消5 ヴォウジラール】

もともと芝馬に見えましたし今回のような条件は合いそう。ただ、適性云々の前に状態がイマイチな感じで、近走は喉の問題で走れていないとの事。クラブコメントでも喉の問題と外傷を負っていることが明記されていますし、わざわざそれでここで買う必要もないか。

【消8 グレンガリー】

甲斐路Sは完全にハマった格好。ここ2戦のレース内容を見ても厳しいだろう。

【消10 タイセイシリウス】

前走は完全タイム差+2.8の超低レベル戦。しかもインから完璧な競馬ができていた感じあり。今回は昇級して外枠で相手もそれなりに強いとなるとさすがに・・・

【推奨買い目】

三連複　4→1,9,3,2,6,7 (1,9,3相手は重ね買い)　本線

馬連　4→1,9,3,2,6,7 (1,9,3相手は重ね買い)　本線

単勝　4 サペラヴィ　ボーナス

【買い目及び予想のポイント】

ここはよほどのスロー瞬発戦にならなければ◎サペラヴィが条件いかにも合いそう。発売前にオッズを予測してみても、売れたとして5番人気で買えそうですし普通に妙味ありなんじゃないでしょうか。馬連と三連複の流し+重ね買いで上手くハマって欲しいです。