鳴尾記念2023(阪神芝2000m)の予想です。
6月3日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はソーヴァリアント、マリアエレーナ、フェーングロッテン、カラテなど。阪神競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。
6月一発目の競馬予想は昨日の北海道スプリントカップでしたが、綺麗に本線で決まってくれました!
<北海道スプリントカップ レース結果>
1着:▲ケイアイドリー 3番人気
2着:◯アイオライト 1番人気
3着:◎スティールペガサス 4番人気
本命の◎スティールペガサスは昨年から成長分あり一角崩しはできると思うが、差し込んできて3着までという三連単3着付けフォーメーションがバッチリでしたね。この勢いで週末のJRAも当てていきましょう!
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鳴尾記念 2023 予想
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鳴尾記念のレース概要
夏の阪神競馬場の開幕週で行われる芝2000m重賞。一応は宝塚記念の前哨戦的な位置付けだが、そこまで前哨戦として機能しているとは言い難く、このレースをステップに宝塚記念を勝利したのはラブリーデイぐらいしか思いつかない。
気温が上がってきて芝が生え揃う時期の開幕週ということで基本的にはイン先行有利の傾向。前に行く馬や内枠からロスなく立ち回ってこれる馬が有利なレースになりやすいです。
データ的な見地からの考察
大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念などの有力レースに挟まれた時期にあるということもあり、超一線級の馬はなかなか出てこないレース。そのために上がり馬の4歳馬が活躍しやすく、阪神競馬場開催の近5年は圧倒的に4歳馬が有利な傾向になっています。
前走レース別の成績を見ると前走GI組の馬の成績が優秀。別定戦で能力がはっきり問われやすいので、強い相手と戦ってきた馬が有利ということでしょうか。
ラップ的な見地からの考察
阪神芝2000mはスタート直後に急坂があって1〜2コーナーの半径が急なために前半ペースが速くなりにくい舞台。向こう正面から下り坂になるのでスパートは早くなりやすく、大体は前半スローからのロングスパート戦になります。阪神競馬場で行われた過去5年のレースラップを見てもだいたいそんなレースになっていますね。
血統的な見地からの考察
鳴尾記念はスパッとキレる末脚よりもスピードの持続力が重要。こうして見てもロベルトやトニービンを持った馬がやたらに走っていますし、それだけじわじわと長く伸び続けられる才能が重要なレースです。
それ以外ではステイゴールド系の馬の活躍がやたらに目立っており、小回りコースで器用に立ち回れる血統も有利ということではないでしょうか。今年は馬場が渋りそうなので特にこういう血統は強調できそうです。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
阪神競馬場は今週が開幕週。ちょうど芝が良く育つ時期とも重なりますし、馬場が傷んでいない開幕週は基本的にイン先行有利の高速馬場になると見ていいです。ただ、今週末は金曜が台風影響で凄まじい大雨が降ったので土曜の阪神芝はその影響が残りそう。それに加えて北北西向きの強風が吹きそうなので、風向きからしても外からの差しは決まりにくいコンディションになりそうです。
なかなかのメンバーが揃いましたが、枠並びを見てもフェーングロッテンの逃げは確定的。マリアエレーナやソーヴァリアントがそれを追いかけるにしてもそこまで速いペースにはならないはずで、雨で少し渋った馬場も問題なくこなしてロスなく立ち回れる馬を狙ってみたい。
考察まとめ
【レース質】開幕週の小回りコースで立ち回り+持続力勝負に。<■□■□>
【波乱度】上位勢は強そうだが馬場が渋れば少波乱も。
【ラップ特徴】前半スローからロンスパ戦になりやすい舞台。
【血統特徴】ロベルト、トニービン、ステイゴールド系の馬が優勢。
【狙えるタイプ】4歳馬。
【狙えるタイプ】前走GI組。
【狙えるタイプ】開幕週の馬場で上手く立ち回れそうな馬。
鳴尾記念 2023の印
【本命 ◎2 カラテ】
父が有馬記念を何度も好走した中距離馬で、母系もステイゴールドの近親。そんな血統背景の馬だけに左回りのマイル戦がベスト条件ではないとずっと思っていたのだが、やはりここに来て芝2000mがベストというのが見えてきた感じ。本格化してから芝2000mを使われた時は重賞2勝で天皇賞(秋)も明らかに合わない条件だったところで6着に走ってきた。現役の競争馬の中で世間の評価と本当の強さが最もズレている馬と見ていいんじゃないだろうか。
今回はあんまり使われていない右回りコースになりますが、中山記念では追走に苦労して大きく外を回しながらアドマイヤハダルを差して2着と強い競馬。本来は決め手が問われる左回りコースよりも立ち回りと持続力が問われる右回りコースの方が得意に見えますし、今回のような右回りの芝2000mは単純にこれまで使われていなかっただけに見えます。
父はコーナーリングセンス抜群のキングカメハメハ系ですし、母父は阪神芝2000m特注血統のヴァイスリージェント。阪神開催の鳴尾記念はステイゴールド系がやたらに走るので母系がステイゴールドの近親というのも良いですし、今回は枠も馬場も展開もこの馬に向きそうな感じ。まだ本当に強いとバレきってはいないと思うので、今回の条件で圧巻のパフォーマンスを見せて欲しいところだ。
【対抗 ◯7 マリアエレーナ】
昨年の小倉記念のレースぶりを見ても素質はGIで通用する器。近走はことごとく厳しいレースが続いており、天皇賞(秋)は適性外条件だった上に致命的不利。愛知杯は苦手な道悪タフ馬場でしたし、金鯱賞は松山騎手の信じられない消極的騎乗でどん詰まり。大阪杯も浜中騎手の消極的騎乗で明らかに脚を余していましたし、もうなんだかなぁというレースしかできていない。
今回は前に行く馬が少ないですし、ここ2戦の反省も踏まえた上で松山騎手は積極策を取っていくはず。懸念されるのは雨の影響ですが、開幕週の馬場で前日の夜に雨がやめば道悪馬場にはならないはず。少々時計がかかる綺麗な馬場ぐらいなら問題ないでしょうし、ここはまともなら上位争いになると思います。
【単穴 ▲14 ソーヴァリアント】
阪神芝2000mはチャレンジカップ連覇でどう考えても適性が高い条件。その連覇はどちらも大阪杯の主役になれるんじゃないかというパフォーマンスでしたし、今回の条件ならば間違いなく強い馬と見ていいか。
気になるのは前走の大敗の敗因だが、久々の1800mで強力なメンバー相手に直線向かい風の特殊なコンディション。そして何より鞍上がルメール騎手ではなかった事が響いた感じがしますし、今回はベスト条件に戻ってルメール騎手なら順当に巻き返してきそうだ。開幕週の馬場でこの外枠は少し気になりますが、他に前に行く馬もあまりいないのでスッと良い位置を取れるんじゃないでしょうか。
【△1 グラティアス】
近走は不甲斐ない競馬を続けているが、もともと京成杯を勝利して皐月賞でも上位に走っているような馬。どうもレシステンシアの下というだけでマイルに固執されている感じがあり、芝の中距離を使った時はどれもそれなりに走れている。今回は開幕週の馬場で1枠1番なら穴をあける可能性があってもいいが、宮田厩舎は関西遠征の成績が散々なのでそこまでの期待はしない。
【△4 フェーングロッテン】
先行力があって展開に恵まれやすいタイプではあるが、近走はちょっとあり得ないぐらいに恵まれるレース続き。ラジオNIKKEI賞はイン伸び馬場で内枠から完璧な競馬ができていますし、新潟記念は外伸び馬場で外枠から完璧な競馬。中山金杯と金鯱賞は開幕週の馬場でマイペースの逃げが打てて完全に恵まれていました。
どこかであっさり崩れる馬だとは思うのですが、今回も開幕週の馬場で内枠で同型不在といういかにも恵まれそうなレース条件が揃った感じ。ただ、どんなに恵まれたとしても、新潟記念でのレース内容からカラテに先着することは不可能に見えます。
【△9 アドマイヤハダル】
若葉Sや皐月賞のレース内容を見ても小回りの芝2000mならかなり強そうな馬。これまでの戦績を見ても休み明けは走れない叩き良化型で、2回叩いた今回ぐらいがちょうど走り時な感じに見えます。
ここでも十分にやれていいと見ますが、中山記念で割とスムーズな競馬をしながらカラテに後ろから差されたレース内容からすると今回カラテに先着する可能性は低いと見ています。
【推奨買い目】
馬単マルチ 2→7,14
三連複 2→7,14→9,4,1
三連単BOX 2,7,14
【買い目及び予想のポイント】
ここはベスト条件に見える◎カラテが勝ち負けになりそう。負けるとしたら◯マリアエレーナと▲ソーヴァリアントだけというイメージの馬券で。まともならこの3頭で決まると思います。