鳴尾記念2021(中京芝2000m)の考察です。
6月5日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はサンレイポケット、ヒンドゥタイムズ、ブラヴァス、クラージュゲリエなど。中京競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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今週Ｇ1安田記念はヴィクトリアマイルを楽勝したグランアレグリアが登場
1本被りの人気になるのは間違いなさそうです
しかし安田記念の1番人気は5連敗中、同年ヴィクトリアマイル勝ち馬も
アパパネ 1番人気6着
ヴィルシーナ 7番人気8着
アーモンドアイ 1番人気2着
過去10年では未勝利です。
2走前大阪杯組はコントレイルが宝塚記念を回避表明するなど競走馬にとって足元への負担も大きかった1戦。ただでさえヴィクトリアマイルから中2週と厳しいローテ、グランアレグリアは目に見えない疲れがあってもおかしくありません。
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鳴尾記念 2021 考察
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レース傾向
宝塚記念の前哨戦として行われるハンデGIII戦。昔からそこまでメンバーレベルは高くないが、宝塚記念と似たような阪神芝2200mで行われることもあり、ここで勢いをつけた馬が本番でも好走というのはたびたび見られた。ただ、今年は阪神競馬場ではなく中京競馬場での開催というのはポイントになるだろう。
例年ならば阪神競馬場の開幕週に行われることで高速決着の立ち回り勝負になりやすいレースだったが、今年は使い込まれた中京芝2000mで行われるということで全く違う適性が問われそう。例年よりも間違いなくスタミナが問われるレースになると思います。
POINT1 → 今年は阪神競馬場ではなく中京競馬場での開催。例年よりも間違いなくスタミナが問われるレースになると思います。
レースラップ分析
今年は例年とは異なり中京競馬場で開催されるため、例年のレースラップ傾向が参考になりません。というわけで、2021年の中京芝2000mで行われたラップ傾向を見ていきましょう。
こうして見ても、前半部分はゆったりとしたラップを刻みやすいのですが、6ハロン目あたりから速いラップを刻むことが多く、ほとんどのレースでスタミナの問われるロングスパート戦になっています。
こういうロングスパート勝負になりやすいのはコース形状を見れば一目瞭然な感じで、向こう正面から勝負所がずっと下り坂になっているために必然的にスパート地点が速くなりやすい。直線入り口に急坂があってただでさえタフな舞台ですから、ロングスパート勝負になれば相当にスタミナが問われるというのは当然だろう。
POINT1 → 中京芝2000mはコース形状からしてロングスパート勝負になりやすいのでスタミナがはっきり問われる。
血統傾向
今年は例年とは異なり中京競馬場で開催されるため、例年の血統傾向が参考になりません。というわけで、今開催の中京芝2000mの血統傾向を見ていきましょう。
ざっと3着内馬の血統を出してみましたが、ディープインパクト、キングマンボ、ステイゴールドの3系統でほぼ全てを独占。どれもダービーで活躍しやすい王道血統ですし、それだけ地力と瞬発力がはっきり問われる条件だということでしょう。
POINT1 → 今開催の中京芝2000mはディープインパクト、キングマンボ、ステイゴールドの3系統の独壇場。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の鳴尾記念の想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）
| 人気 | 馬名 | オッズ |
| 1 | サンレイポケット | 4.3 |
| 2 | ヒンドゥタイムズ | 4.8 |
| 3 | ブラヴァス | 6.1 |
| 4 | クラージュゲリエ | 6.6 |
| 5 | サトノソルタス | 9.3 |
| 6 | ブラストワンピース | 9.5 |
| 7 | ペルシアンナイト | 17.8 |
| 8 | ショウナンバルディ | 34.6 |
| 9 | アフリカンゴールド | 45.0 |
| 10 | ペプチドオーキッド | 62.0 |
| 11 | ワイプティアーズ | 145.0 |
| 12 | アメリカズカップ | 177.0 |
前走で新潟大賞典を制したサンレイポケットが１番人気だろうが、ヒンドゥタイムズ、ブラヴァス、クラージュゲリエあたりはほとんど差のないオッズになりそう。かなり拮抗したオッズ構成になるんじゃないでしょうか。
※今のレベルの高い競馬ファンたちに勝つためには事前にどういうオッズになるのかを把握しておくのが重要。あなたが買おうとしている馬が果たして穴で買えるのか、それとも穴人気してしまうのかは最初から考えておきましょう。というわけで、今年から玄人層に買われて穴人気しそうな馬をピックアップしておきます。
玄人人気ターゲット馬＝特になし
どれも人気しそうな馬が順当に人気になるレースではないでしょうか。
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過去2戦は苦手な道悪馬場でノーカウントで良さそう。昨年後半のレース実績を見てもここなら能力最上位だと思いますし、普通の馬場でできれば一変していいはず。金曜に相当量の大雨が降るそうですが、なんとか土曜メインの時には乾いてくれないでしょうか・・・
一方でちょっと危ういと思っている馬はこちら。
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サトノソルタス
過去の戦績を見ても休み明けは[1-2-2-1]で2走目は[0-0-0-5]という典型的な休み明けでこその馬。今回はタフ馬場のハイペース戦で相当な消耗があっただろう新潟大賞典から間隔が1ヶ月開かずの臨戦となると怪しい感じしかしません。
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