マイルチャンピオンシップ南部杯2021(盛岡ダート1600m)の予想です。
10月11日に盛岡競馬場で開催され発走時刻は17:30です。出走馬はアルクトス、サンライズノヴァ、ソリストサンダー、エアスピネルなど。盛岡競馬場のダート1600mで行われるJpnIです。
盛岡に来ました。昨日、中央競馬終わりにヘトヘトの中で深酒したために極度の二日酔い。はやぶさの中でmac bookを開きながら顔面蒼白で南部杯を予想していた人間を見かけたらそれは多分私です。
着いて早々、お馴染みの盛楼閣さんが手招きして冷麺を食べなよと言ってきましたが、極度の二日酔いすぎて食べられる自信がありません。ランチは盛岡競馬場についてからジャンボ焼き鳥の塩味を食べようと思います。本当はビールと一緒に楽しみたいけど、ビールを飲める元気がない・・・
そんなわけでこれからバスに乗って盛岡競馬場へ。今日はマイルチャンピオンシップ南部杯。
昨年は◎アルクトスからの大本線で派手に当てることができたので、今年もなんとか当てられればと思います!GIレースなのでブログでも本命馬のみは公開しておりますので是非ともご覧ください。
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他のレースもイイ感じ
・日本テレビ盃 →31,500円
・多摩オープン →46,100円
・セプテンバースター賞→33,000円
・若武者賞 →44,100円
・ルドベキア特別 →39,900円
・東海クラウンA1特別→70,000円
・アフター5スター賞 →32,500円
・サマーチャンピオン →35,700円
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マイルチャンピオンシップ南部杯 2021予想
予想の根拠
盛岡競馬場で行われるダートの交流GI。いわゆる地方競馬ではあるが盛岡ダート1600mは中央競馬に近い適性が求められる舞台で、左回りでワンターンというコース形態からも東京ダート1600m巧者が走りやすい舞台。過去2年のサンライズノヴァ、アルクトスはどちらも東京ダート1600mを得意としている馬ですし、基本は東京ダート向きの馬を買いたい。
昨年に続いて今年も南部杯デーは雨のお天気となったが、降水量を見る限り昨年ほどのカオスな馬場にはならなそう。盛岡競馬場は今年に砂を入れ替えたことで時計レベルが遅くなりましたし、そういった点や雨量を考えても常識的な道悪馬場で収まると思います。
出走馬をざっと見てみると、パンプキンズ、ワークアンドラヴ、ヒロシゲゴールドと徹底先行タイプが揃った印象。コース形態や雨馬場ということを考えてもまず間違いなくハイペースになりそうですし、それでいて昨年のような前しか来れないような馬場ではなければある程度差しも決まるレースになるんじゃないでしょうか。
というわけで予想の発表。
マイルチャンピオンシップ南部杯 2021の印
【本命 ◎16 アルクトス】
ノッシノッシとワンペースに走る大型馬で、能力は高いのだが走れる条件が非常に狭いタイプ。もう好走レンジは極めてわかりやすく「ワンターンのマイル戦」で「揉まれない外枠」を引けて「末脚の質が問われない高速馬場」になった時に最も高いパフォーマンスを発揮できる。昨年の南部杯なんてもう全てが揃っていた感じだろう。
今回もコース条件は合いますし待望の外枠をGET。その上、月曜日の盛岡は雨が降って重馬場も確実となると昨年同様に完全に恵まれると思うので、普通に人気に応えて上位には走ってきそう。
ただ、昨年は予報以上に大雨が降って異常な高速馬場になっていましたし、もう後ろからの差しはまず無理な馬場コンディションに恵まれた感じ。今年の盛岡競馬場はダートを入れ替えて馬場が重くなっていますし、降水量を見ても15時ぐらいまで1ミリぐらいの雨が降り続く程度なら昨年のような馬場にはならなそう。昨年よりも末脚のキレが使える馬場状態になりそうですし、そうなると最後は何かに差される可能性は昨年よりも高いと思います。
【対抗 ◯13 エアスピネル】
ワンターンのマイル戦でこそ良さが出る馬で、フェブラリーステークス2着の結果からも能力は最上位。前走のさきたま杯はコーナー4回でベスト条件ではなかったと思いますし、今回はこれ以上ないベスト条件でパフォーマンスは上げてくるはず。アルクトスも同様にベスト条件に変わってパフォーマンスを上げてくると思うが、こちらはアルクトスにない直線での決め手、瞬発力がある。ポジションを考えてもアルクトスとほぼ同じくらいの位置で競馬ができると思いますし、離されずに直線を向ければ差し切ることも十分に可能ではないでしょうか。
【単穴 ▲15 ソリストサンダー】
武蔵野S2着やかしわ記念2着の内容からも今回のメンバーでは能力最上位。フェブラリーステークスは外が伸びない馬場バイアスに泣いた感じですし、スムーズな競馬ができればGIも勝てていい馬だろう。
ちょっと気になるのが前走のエルムステークスが負けすぎな点。休み明けで全く仕上げていなかったのかもしれないが、それにしても見せ場も何もない惨敗でここから叩いて一変するのかがわからない。ちょっとブラックボックスなところがあるので3番手評価まで。
【単穴 ☆3 サンライズノヴァ】
チャンピオンズカップは適性外条件、フェブラリーステークスは出遅れ+外が伸びない馬場バイアス、かしわ記念はいつもと違う積極策とそれぞれ敗因はあるのだが、それにしても負けすぎ。以前にもスランプに陥ったことがあり、今回もその時と似たような状況になっているか。今回で復活するかは正直やってみないとわからない。
ただ、何よりも鞍上松山は怖い。現在交流重賞2連勝中ですし、それもサクセスエナジー、レーヌブランシュと伏兵を完璧にエスコートしての連勝。この騎手のキャラから言えばサンライズノヴァで後方待機の競馬をするとも思えませんし、好位から差す競馬で新味を見せてくれるかも。名門音無厩舎ですし復活させるノウハウもあるだろう。
【△1 インティ】
依然として能力はダート界でも最上位級のものがあるが、以前は揉まれ弱い淡白な馬だったのに最近は控えて差す競馬を会得。ただ、ここ2戦に関しては名手武豊騎手だからできた感じはあり、主戦騎手がフランス帰りで不在というのは非常に痛い。京都大賞典のアイアンバローズの騎乗なんかを見ても岩田望騎手がまだ重賞を勝てないのにはちゃんとした理由があるように思いますし、ここも差し込んで来れたとして2、3着までじゃないでしょうか。
【消10 ワイドファラオ】
早熟のヘニーヒューズ産駒という感じもあるが、それ以上にこの馬は「逃げられるかどうか」でパフォーマンスが大きく変わる。4歳時以降で適性条件で逃げたのは勝利したかしわ記念だけですし、最近は福永騎手が主戦になって控える競馬を教えている感じ。ただ、そういう競馬ではやっぱりダメそうですし、今回も溜めて差す競馬をするなら厳しい。
【消14 ヒロシゲゴールド】
父サウスヴィグラス、母エフテーストライクはどちらも短距離馬。これまでの成績を見ても1400mでも距離は長そうですし、最近は控えて競馬ができるようになったとはいえベストの戦法は逃げ。今回は合わない距離で控える競馬をするなら無理だろう。
【推奨買い目】
三連単 13,15,3→16→13,15,3,2 本線ベース
三連単 13,15,3→13,15,3,2→16 本線ベース
三連単 13,15→16→13,15,3 重ね買い
三連単 13,15→13,15,3→16 重ね買い
三連単 13,15→16→13,15 重ね買い
三連単 13,15→13,15→16 重ね買い
【買い目及び予想のポイント】
ここは「条件」「枠」「馬場」と全てが揃った◎アルクトスは逆らっても仕方ない。スムーズな競馬ができればまず好走はしてくると思います。
ただ、この馬から買うとなると買い方は工夫しなきゃダメそう。当日オッズを見てもアルクトス頭の馬券が売れていますが、どうもこの馬の直線スピードはGIレベルでは少し劣ると思うんですよね。今年は先行タイプが多いので昨年よりも位置を落としそうですし、昨年ほどカオスで直線スピードが発揮できない馬場にはならなそう。エアアルマス、ソリストサンダー、サンライズノヴァとそこまで変わらない位置からの競馬になればどれかには差されると見て2、3着固定で買いたい。
田辺騎手が昨年同様に完璧な騎乗で勝ち切っちゃったら諦めます!