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中山牝馬ステークス2024の予想を公開!

中山牝馬ステークス2024(中山芝1800m)のレース予想です。

3月9日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はフィアスプライド、ククナ、ヒップホップソウル、コスタボニータなど。中山競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

 

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中山牝馬ステークス 2024 予想

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中山牝馬ステークスはどのようなレースか解説します

概要・データ

中山芝1800mで開催される牝馬限定のハンデGIII戦。中山芝1800mは条件戦ではスローペースになることも多く、スピードと立ち回りが問われる舞台というイメージ。ただ、牝馬限定重賞の中では距離も長くて急坂もあってタフな舞台と言ってよく、しっかりとスタミナが問われて差しが決まる傾向のレースです。

 

タフでスタミナが問われるレースなので外枠の活躍が目立っています

 

レースラップ

中山芝1800mはスタート直後にコーナーがあるので必然的にスローペースになりやすい舞台。中山牝馬ステークスも基本的にはスローペースになりますが、それでもロンスパ戦になればズバっと差しが決まることが多いレースです。

 

血統傾向

中山コース向きの立ち回りの上手さを活かせるキングマンボ系が優勢。それ以外となるとロベルトやトニービンあたりの欧州スタミナ血統持ちが有利となっています。

 

今年の中山牝馬ステークスを予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

今週が中山競馬場は3週目。雨の開催を挟んだりで外が伸びる馬場になってきている印象。

金曜の明け方にかなりの量のみぞれが降ったようで、金曜正午時点で芝は不良馬場発表。含水率が23%もありますし、これは金土が晴れたとしても土曜日はみぞれの影響が残って時計がかかるタフな馬場でしょう。若干道悪適性も問われそうな感じがします。

 

展開想定

コンクシェルかグランスラムアスクあたりが逃げそうなメンバー構成。そこまで速いペースにはならないと思いますが、かなりタフな馬場になりそうなのでスピードタイプの馬が前々で粘り込むのは厳しい。

 

ノーザン・ルメール・川田の取捨

川田騎手は不在。ルメール騎手は(1-1-0-2)でまぁまぁの成績ですねノーザンファーム生産馬はそこまで好走率が高いレースではないですが、社台ファーム生産馬の方が成績が良くないです。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

牝馬限定重賞にしてはスタミナが問われるレース

 

狙える馬のタイプ

スタミナがあって差してこれる馬

 

嫌える馬のタイプ

淡白なスピード先行タイプ

 

 



 

中山牝馬ステークス 2024の印

【本命 ◎8 ヒップホップソウル】

キレよりもパワーで勝負する大型牝馬で、1600m-2000mの距離で極端にキレが問われずにパワーを活かせる競馬ができれば現役屈指か。実際に紫苑Sは前半1000m=58.1のハイペースを先行して強い競馬でしたし、秋華賞は決め打ちで追い込みを狙ったが超スローで展開向かず。ターコイズSはマイルのスロー戦で内枠先行馬が上位独占の中で外を回す競馬では厳しかった。

今回は距離延長が間違いなくプラスだと思いますし、立ち回り勝負にはならずでスタミナ差し決着になりやすい中山牝馬ステークスとの相性も間違いなく良いはず。枠もちょうど良いところが引けましたし、タフな馬場に関してもフラワーカップで不良馬場を克服済み。病み上がりの鞍上だけが気になりますが、穴人気しても3、4番人気ぐらいでしょうし、ここは絶好の狙い目と見ます。

 

【対抗 ◯10 アレグロモデラート】

勝利時はどのレースも好位からじわっと早めに仕掛けてスタミナを活かしてのもの。前走の愛知杯はハンデ戦で相手もそこまで強くはなかったが、前半3F=33.5、前半5F=57.4の超ハイペースを早め先頭で4着は普通に負けて強しと言える内容。1800m地点では勝ち馬ミッキーゴージャスとほぼ差のない競馬ができていた。

おそらくキレはないが先行力とスタミナを活かせばやれて良さそうな馬で、今回はタフな中山芝1800mでこの馬より前にいそうなグランスラムアスク、コンクシェルがスタミナ怪しくて早めにバテそうな感じ。この馬は少々強気に乗ってもバテないと思いますし、ハンデ50kgというのはどう考えても魅力。鞍上の木幡巧騎手もボーンディスウェイのようなイメージで乗ってきそうですし、これは穴として面白いんじゃないだろうか。

 

【単穴 ▲13 フィアスプライド】

いかにも晩成で良くなってきたディープインパクト産駒。ターコイズSはルメールの神騎乗での勝利でしたが、昨年の府中牝馬Sや2年前のターコイズSでの鬼脚を見ても神騎乗云々ではなく素質は重賞級だった。

1800mの距離自体は全く問題ないと思いますし、中山コースで末脚の質が活きる中山牝馬Sのレース質は合いそう。血統背景や実績からもほどほどのタフ馬場はこなすと思いますが、当日の馬場がどれくらい重くなってハンデ56kgがどれくらい影響するかがポイント。

 

【特注 ☆2 ルージュリナージュ】

折り合いに難がある馬だったが、じっくり溜める競馬で本格化気配。準オープン勝ちやその後の重賞での走りを見ても素質は相当高そうですし、差しが決まるレースなら重賞でも穴を開けていいはず。

おそらくベスト条件は府中牝馬Sだと思うが、中山牝馬Sも例年差しが決まるレースになるだけにやれて良さそう。タフ馬場はおそらくこなせると思うので、外を回してズバッと差し込んできて欲しい。

 

【△1 タガノパッション】

愛知杯はメンバーレベルや展開が向いたのは確かだが、じっくり溜める競馬ができればあれぐらいはやれていい馬。近走は途中で捲る競馬がダメだったと思いますし、溜めれば普通にやれていいでしょう。

今回は前走が恵まれたという評価からおそらく前走同様に人気薄になると思いますが、ハンデ据え置きの53キロで1800mへの距離短縮もプラス。溜める競馬に関しては大野騎手は信頼できると思いますし、前走に比べて調教も抜群に動いている。キングマンボ系や前走2着の活躍が目立つレースでもあるので印は打ちたい。

 

【△3 クリノプレミアム】

中距離戦でふんわり溜めて乗ってこその馬で、昨夏以降は適性外条件ばかり使われていたが、中山金杯で不利がありながらも僅差に走ったのを見てもまだ衰え切ってはいなそう。前走の小倉大賞典は美穂からの直前輸送でなおかつ息の入らないハイペースで追走でいっぱいになってしまったか。

今回は条件ベストで前に壁が作れる枠自体もこの馬には良さそう。馬場としては外の方が伸びるトラックバイアスになりそうなので松岡騎手がどう乗るかですが、人気も落ちそうな今回は印を打っておきたい。

 

【△14 ククナ】

前走は牡馬混合GIIIで2着で今回のメンバーに入れば格上。ただ、これまでのレースぶりを見ても綺麗な馬場で一瞬の決め手を活かしてこその馬で、今回は金曜のみぞれの影響が残りそうなタフ馬場がどうだろうか。

外枠の差し馬が好走しやすいレースで、このレースに相性の良いキングマンボ系で前走2着なので印は抑えた。

 

【ポジショニングマップ】

 

【推奨買い目】

単勝 8 ヒップホップソウル

ワイドBOX 8,10,13,2 (8→10,13,2は重ね買い)

馬連 8→10,13,2,1,3,14 (8→10,13,2は重ね買い)

三連複 8→10,13,2,1,3,14

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは能力上位で舞台適性もベストに見える次走注目馬の◎ヒップホップソウルで良さそう。穴人気間違いない馬だが3、4版人気では買えるだろう。人気関係なく相手印を6頭まで絞ったので、なんとか馬連か三連複が当たって欲しい。

 

KAZ: