みやこステークス2025(京都ダート1800m)のレース予想です。
11月9日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はアウトレンジ、ダブルハートボンド、ロードクロンヌ、サイモンザナドゥなど。京都競馬場のダート1800mで行われるGIIIです。
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みやこステークス 2025 予想
みやこステークスはどのようなレースか解説します
年間のダート重賞の中でも屈指に差しが決まりやすいレース
京都ダート1800mで開催される別定重賞。チャンピオンズカップの前哨戦で別定斤量ということでG1レベルの有力馬が出走してきたら圧倒的に有利だが、同週にJBCクラシックやBCクラシックがあるため本当の一線級の馬は最近は出走してこない。そのためか別定のダート重賞の割には波乱も起こっています。
波乱のレースになりやすい要因として、一般的なダート重賞よりも明らかに差しが決まる傾向というのはポイント。
京都ダート1800mは上級戦でハイペースになりやすく、下り坂を活かして差し馬も勢いをつけやすいので差しが良く決まるんでしょう。直近の京都開催の5年のレース結果を見ても上がり1位の馬はほぼほぼパーフェクトな成績ですし、なかなか前有利なダート重賞でこれだけ上がり1位の馬が活躍しているレースもないでしょう。
レースラップ
京都ダート1800mは下級条件では圧倒的に前有利だが、上級戦ではハイペースになりやすいので差しが決まりやすい舞台。京都開催の直近5年で前半1000m=60.3の平均ペースですし、基本は速い流れになると考えていいか。
血統傾向
差しが決まりやすいレースなので父か母父がサンデーサイレンスorキングカメハメハの芝王道血統の馬がよく走っている傾向。そんな王道血統にアメリカンなダートのエッセンスを配合したような馬の相性がよく、特にエーピーインディ系は毎年のように好走しています。
今年のみやこステークスを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
京都競馬場は日曜日が終日大雨予報。土曜時点でも時計が出る馬場でしたし、日曜のメインレースの頃には超高速馬場になっているか。
そんな馬場で先行馬多数で間違いなくハイペースになると思いますし、1分47秒フラットぐらいの超高速決着になるんじゃないかと見ています。
展開想定
シゲルショウグンこそ前走で控える競馬を習得しましたが、レイナデアルシーラを筆頭に前に行く馬がズラリと揃った印象。間違いなくペースは速くなるんじゃないでしょうか。
勢力図
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
超高速馬場のハイペース高速決着
狙える馬のタイプ
ある程度構える競馬ができて超高速決着に対応できる馬
嫌える馬のタイプ
強力な先行争いに巻き込まれそうな馬 or 超高速決着に対応できない馬
みやこステークス 2025の印
【本命 ◎6 ロードクロンヌ】
この馬はオープン昇級初戦のマーチステークスが1枠1番からハイペースを先行して3着好走。マーチステークスは昔から3歳馬は全く通用しないレースとして有名で、そんなレースで展開向かない中であれだけ強い競馬ができるならこの馬はいずれG1に出るような素材か。平安Sも超スローペースで完全に前残りの流れの中で外から1頭だけ差し込んできましたし、やはりこの馬は相当に強いはず。エルムSは小回りコースの適性差でペリエールに負けただけに見えますし、そこまで気にする必要はないか。
総合力とスタミナに優れたタイプなので良馬場のスタミナ勝負の方が信頼できたと思うが、おそらくダートでの才能がここでは最上位に見えるのでペースが上がって決着時計が速くなればその分でこの馬は時計を詰められそう。間違いなくハイペースで地力は問われるレースになると思いますし、ここは4歳秋になっての成長力も踏まえて期待してみたいところ。
【対抗 ◯9 アウトレンジ】
エーピーインディ系らしく強い時と脆い時の両方ある馬。揉まれるのを基本嫌う馬で、自分のリズムで走れれば浦和記念や帝王賞2着のように凄まじく強いパフォーマンスを披露。一方で自分のリズムで走れないと脆さもあるのが難しい。
今回は外目の枠が引けましたし、休み明けでも調教動いているので状態は良さそう。松山騎手は今回開催の京都ダートで凄まじい活躍を見せていますし、いかにも高速決着は得意そうなタイプ。スムーズな競馬ができればここはロードクロンヌとこの馬の一騎打ちなのでは?
【単穴 ▲8 ブライアンセンス】
好調期と不調期がはっきりしている馬。ここ2戦は不調期で調教も動いていなかったが、今回は調教が良化して状態は良くなっていそう。
いかにもなスタミナタイプで高速馬場は合わない馬に見えますし、今回は高速決着は間違いなくマイナス。ただ、これまでのレースは高速馬場で上がりが速くなりすぎてキレ負けしたレースが多いですし、高速馬場でも前がぶっ飛ばしてスタミナが問われれば総合力の高さでやれるかも。数少ない重賞勝ち馬でロードクロンヌを倒したことがある馬がここまで人気を落とすなら穴で拾いたい。
【△5 サイモンザナドゥ】
末脚を活かす競馬でここに来て本格化。なかなかオープン昇級初戦で重賞でいきなり好走するのは立派の一言。今回は相手強化で斤量増で人気的に嫌われているが、ハイペースで前が潰れる可能性が高そうで、まともならロードクロンヌとアウトレンジが突き抜ける可能性がありそう。3着はロスなく立ち回った展開待ちタイプが突っこんできてもおかしくないですし、川田騎手が完璧に捌いて来れば3着はあるのでは?
【推奨買い目】
ワイド 6,9→8,5
馬連BOX 6,9,8 (6→9は重ね買い)
三連複BOX 6,9,8,5
【買い目及び予想のポイント】
ここは超高速決着で買いたい穴馬が不在。人気の◎◯がまともなら強そうなのでシンプルにここが中心。この2頭で順当に決まる決着もありとみつつ、穴っぽい馬が台頭あるとすればロスなく捌いてきた差し馬だと思うので▲△も少し絡めて買ってみたい。