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マーチステークス2020の予想を公開!

マーチステークス2020(中山ダート1800m)の予想です。

3月29日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:30です。出走馬はスワーヴアラミス、タイムフライヤー、クリンチャー、メイショウワザシなど。中山競馬場のダート1800mで行われるGIIIです。

 

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マーチステークス 2020予想

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予想の根拠

日曜日に開催される予定だったが、大雪のために火曜日に順延。出馬再投票となり出走馬こそ変わらないものの枠順が変わることになった。

当初は大雨or大雪の中で先行激化のハイペース戦でカオスなレースになると見ていたが、日曜日の雪の影響は残るにしても月曜と火曜が晴れたことで稍重ぐらいの常識的な馬場に落ち着きそう。それに加えて、枠順変更によりリアンヴェリテが内目の枠になってテルペリオンとメイショウワザシが外枠を引いた。この中で最もハナに立ちたいだろうリアンヴェリテがあっさりとハナに立つ可能性が高くなった感じで、そこまで極端なハイペースになる可能性は減ったように感じます。日曜に開催される予定だった時よりも馬場と展開の不確定要素が減った分、能力がしっかりと問われるレースになりそう。各馬、各路線の比較が重要になりそうだ。

 

今年の出走メンバーを見ても、ダート2戦目のクリンチャーが人気になったり、準オープンを微妙な時計で勝利したアシャカトブが人気になっているぐらいのメンバーレベル。出走馬の大半が出走していた仁川ステークスのレースレベルもなんだか怪しい感じですし、ちょっとGIII戦にしてもメンバーレベルは低いと見て良さそう。大多数の出走馬がオープンレベルの一戦と見て良さそうで、それら大して強くない馬が多い中で今回のマーチステークスは2頭だけが能力抜け切っている印象。ハンデ戦ではありますが、ここは能力上位の2頭のデッドヒートになる可能性が高いんじゃないでしょうか。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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マーチステークス 2020の印

本命 ◎タイムフライヤー

本命は溜めて差す競馬さえしてくれればこの馬が能力最上位と見て間違いない。

これまでダートを5戦経験しているが、予想以上にダートでの行きっぷりが良いせいで手応え詐欺に騙されて早めに追い出して最後に止まるという競馬を繰り返している印象。エルムステークス、シリウスステークス、フェブラリーステークスは全てハイペースを追いかけすぎて最後に脚がなくなった感じで、展開を考えても普通に強い競馬はしている。

一方で溜めて差す競馬をした時にはどちらも強いパフォーマンスを見せており、武蔵野ステークスでは差して東京マイルで1:34:8の時計で2着。チャンピオンズカップは着順こそ8着だが、この馬でさえ上がり35.6を使っている超ハイレベル戦で脚を余し気味での1:49:2の時計ならば相手が悪すぎただけで十分に評価できるんじゃないだろうか。

前走のフェブラリーステークスは特に前を追いかけすぎた典型例というべきレースで、フォーリー騎手が手応え詐欺に騙されてハイペースを早め先頭の競馬に。もう先行馬は壊滅した展開だったことを考えても5着に粘ったこの馬は相当に強い競馬をしていただろう。

ここ2戦は超ハイレベルなGIレースで全く展開が向かない中で強い競馬。それに比べて今回のマーチステークスのメンバーはオープンに毛が生えた程度のレベルで相手関係は明らかに楽になった。鞍上がガシガシ追って早めに仕掛けてしまうタイプだけに当初は評価に迷っていたが「若干、控える競馬をした方がいいかも」という厩舎コメントが出ており、この内枠ならば前に壁を作って脚を溜める競馬ができそう。鞍上は今回が最後の来日になりそうで、なおかつ帰国のフライトを延期してまでこのレースに挑んでくる。その意気込みからも初重賞制覇のチャンスは十分にあると見ます。

 

対抗 ◯スワーヴアラミス

おそらく能力は最上位だろうスワーヴアラミスは仕掛けどころさえ間違えなければ。

明らかに昨秋から本格化しており、前走のアルデバランステークスは3着以下を大きく突き放しているように上位2頭は重賞級のパフォーマンスを見せていた。今回も能力自体は抜けているはずで、前走だけ走ればもうここでは上位。相手になりそうなのはタイムフライヤーぐらいだと思いますし、見立て通りならばこの馬とタイムフライヤーの一騎打ちになるのでは。

 

単穴 ▲リアンヴェリテ

三番手は枠順再抽選でマイペースの逃げが叶う可能性が高まったリアンヴェリテが面白そう。

ここ2戦は超ハイペースだったみやこステークスと距離が長すぎた白山大賞典で完全に度外視可能。エルムステークスは外枠からハイペースを逃げられず、途中から早め先頭の厳しい競馬ながら差のない5着でうから普通に評価できるはず。函館のオープン2連勝は逃げて凄まじく強い競馬でしたし、その時に子供扱いしたロードゴラッソのその後の活躍などを見ても明らかにここでは能力上位なはず。

当初は激流の展開でさすがに厳しいと見ていたが、枠順再抽選のおかげで楽に行ける可能性も高まった感じ。とにかく自分のペースで逃げられれば少々速い流れでも3着に残すぐらいの力はあると思うが・・・

 

特注 ☆ナムラアラシ

四番手はいかにも展開的にハマりそうなナムラアラシに期待したい。

戦績を見ても完全な冬馬でここ3年は冬時期に突然一変して穴を開けるパターンを続けている感じ。今年も例外なく穴を開けたのだが、その2走前の激走は前半スローペースの前残りの展開でしたし、この馬向きの展開ではない中で3着に突っ込んできたんだからまだ能力の衰えはなさそうな感じ。

さすがにもう7歳になったのでズブさは出てきたが、それでも毎回のように上がり3位以内は使えていますし、いかにも前が止まれば突っ込んでこれる消耗戦向きの差し馬とという感じ。前走の仁川ステークスにしても直線半ばで前が詰まって追い出しが遅れており、スムーズな競馬ができていれば3着ぐらいはあっても良かったんじゃないだろうか。

今のこの馬にとっては上がりのかかる中山ダート1800mはベストに見えますし、血統的にも道悪ダートはプラスに働きそう。当初は激流確定と見て大穴本命としていたが、枠順再抽選や普通の馬場になりそうなところを見ても評価を落とすのが妥当とみました。

 

印まとめ

◎タイムフライヤー
◯スワーヴアラミス
▲リアンヴェリテ
☆ナムラアラシ
△メイショウワザシ
△ワイルドカード
△クリンチャー
△アシャカトブ
△コマビショウ
△テーオーフォース

勝負度 D

 

推奨馬券

三連複 5,12→9,16,15,1,2,13,7,8 本線ベース

三連複 5,12→9,16,15,1,2 重ね買い

三連複 5,12,9 重ね買い

ワイド 9,16→5,12 本線ベース

ワイド 9→5,12 重ね買い

 

KAZ: