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共同通信杯2020の予想を公開!

共同通信杯2020(東京芝1800m)の予想です。

2月16日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はマイラプソディ、フィリオアレグロ、ダーリントンホール、ビターエンダーなど。東京競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

 

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共同通信杯 2020予想

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共同通信杯の週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

ゴールドシップ、ドゥラメンテがここをステップに皐月賞を勝利するようになってからクラシックの最重要ステップレースになった感じがある共同通信杯。3着馬までに優先出走権が与えられるトライアルレースではありませんが、まず2着賞金を取れるだろうという自信がある陣営は皐月賞までに間隔があるこちらをステップレースとして使うようになってきました。今年でいえばマイラプソディがそれに該当するか。

例年そこまで頭数が多くなることはないが、それにしても過去5年のレース結果を見ても内枠が有利なレース。ラップのところで後述するが、東京芝1800mはJRAの全コースの中でも特にスローペースになりやすい舞台で、その結果として立ち回り勝負になる傾向が強く、このレースでもそんなおかげで内枠先行勢の活躍が目立っている。

 

と、過去5年のレース傾向を書いては見たものの、今年はちょっと天気予報が鍵になりそうな感じ。

京都競馬場とは違い朝からずっと雨が降るというわけではなさそうだが、東京競馬場も日曜日は雨の影響は避けられなそう。日中は終始ポツポツと雨が降るような天気になりそうで、そうなるとメインレースの頃には稍重馬場ぐらいになっているか。

と言っても路盤自体がおかしくなっている感じの京都競馬場の芝とは違い、東京競馬場の芝は路盤はしっかりとしているので少々の雨で一気にタフ馬場化することはないはず。おそらくこれぐらいの雨での稍重馬場ならば少々時計がかかる程度で済むはずで、ガチで道悪適性が問われるようなレース、馬場にはならないだろう。

クイーンカップこそ伏兵の大逃げでまさかの超ハイペースとなったが、さすがに2日連続でそんな乱ペースになるとは考えづらく、ここはシコウかエンあたりが逃げてのスローペースが濃厚。稍重馬場でグリップが効くソフトな馬場状態の中で、スローペースでしっかりと伸びてこられる馬が上位に来ると見ます。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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共同通信杯 2020の印

本命 ◎マイラプソディ

本命はどう考えてもこの馬が勝ち負けまでは突っ込んできそう。

デビュー戦を見た時から「クラシック級」と評価していた馬で、とにかくエンジンがかかってからの末脚の絶対的なクオリティは世代屈指。ここまで早い時期から動けるこの父の産駒も珍しい感じで、馬体やフットワークの雄大さなどを見てもこの血統の最高傑作になる可能性も秘めていると思います。

これが共同通信杯が京都で開催されてカオスな道悪馬場で行われたらどうかとも思いましたが、おそらく明日の東京芝はそこまでタフな馬場にはならないはず。すでに中京芝の稍重馬場を何ら問題無くこなしている点を見ても死角は少ない。いかにもこの血統らしく左回りの長い直線のコースが得意な感じもしますし、間違いなく前走よりはコース適性も高いと思います。

クラシック好走級と評価している馬なので、まずこの条件ならば条件戦レベルの馬には負けないはず。ただ、良馬場で開催されるならばこの馬が抜けていると見ていましたが、雨が降ることでその雨を味方にできそうな馬が今回は何頭かいます。素質的に重賞級でなおかつ道悪馬場を得意としているタイプならば今回は負ける可能性もあると見て、ここは買い方勝負に徹したいところです。

 

対抗 ◯フィリオアレグロ

対抗はいかにも合いそうな条件でフィリオアレグロの一発に期待する。

デビュー戦は雨が残る道悪馬場で2:01:7という圧巻の走破時計で勝利。3着以下は大きく突き放しましたし、2着馬が次走の未勝利戦を楽勝したのを見てもこの新馬戦は相当なハイレベル戦だったか。タイムランクAで指数的にも評価できるのでハイレベルだったとしても納得だ。

半兄は東スポ杯2歳ステークスを勝利したサトノクラウン。半姉ポンデザールのキャラなどを見ても、この家系はキレよりもタフ馬場での持続力を活かしてこそ良さが出そうな感じ。良馬場ではマイラプソディの決め手に屈した可能性が高いが、今回は日曜に恵の雨が降りそう。ディープインパクト産駒はこういう戦績で一気にパフォーマンスを上げる傾向にありますし、復調傾向あるミルコならマイラプソディに勝つためには前々での競馬を選ぶはず。ドゥラメンテを倒した時のリアルスティールのように1戦1勝のディープインパクト産駒の大仕事に期待したい。

 

単穴 ▲ダーリントンホール

雨が降ってのソフト馬場になれば欧州血統のダーリントンホールは面白そう。

デビュー戦が函館芝1800mで抜群のレースセンスを見せての楽勝。2戦目の札幌2歳ステークスでは人気に推されたが、4コーナーで下がってきた先行馬で前が詰まってしまう致命的な不利。普通ならば大敗も覚悟するような不利だったが、そこから再びエンジンをかけて最内を突いての3着の内容は立派。おそらく不利がなければ突き抜けていた可能性が高いだろう。

前走は休み明けで状態整わずの太め残り。加えて超高速馬場のレコード決着を外外を回って3着ならば立派な方で、この馬以外の上位馬は全てアメリカ系のミスプロ血統だったことを考えても、この馬は欧州血統のサドラーズウェルズ系でよく頑張ったほうだ。

血統配合や今までのレースぶりからも、欧州志向の馬場での立ち回り勝負こそがベスト条件と見て良さそうで、今回は雨が降って稍重馬場ぐらいになる可能性が高そう。スローペースで前有利な展開もこの馬に向きそうですし、天下のルメール騎手ならばマイラプソディに勝とうとするなら積極的な競馬を選ぶだろう。ベスト条件でルメールマジックも合わさっての一発に期待したい。

 

特注 ☆ビターエンダー

走法を見ただけで道悪馬場は得意だろうビターエンダーも面白い一頭。

東京コースでは2戦連続でタイムランクBのハイレベル戦で好走していますし、それなりにやれてはいい馬。ただ、京成杯は外伸び馬場で通った位置が完璧だったにも関わらず4着までというのは不満が残る。おそらく今回のメンバーでは3着争いのレベルだろう。マイラプソディにまで先着するイメージは湧かない。

 

△ エン

あまりにも未知数ではあるが、岡田繁幸名義の地方デビュー馬の中央競馬参戦はコスモバルクを筆頭に、プレイアンドリアル、トラスト、ナイママとそれなりに結果は出ている印象。唯一結果が出なかったコスモスはさすがにフリオーソ産駒で無理がありましたし、今回はサドラーズウェルズ系のタヴィストック産駒ならばダートより芝の適性が高い可能性は高いだろう。と言っても未知数すぎるのでこれぐらいの評価に。

 

△ ココロノトウダイ

前走のきんもくせい特別は超低レベル戦なので2勝馬というステータスはほぼ無視していいはず。ただ、いかにもな持続力型に見える割にここ2戦はスローペースを制して勝利。道悪馬場の持続力勝負で一気にパフォーマンスを上げる可能性もありそうなので抑えた。ただマイラプソディに先着までは考えにくい・・・

 

△ シングンバズーカ

雨が降って時計がかかる馬場になること自体は向きそうだが、さすがに未勝利勝ちのパフォーマンスでは今回のメンバーで好勝負とまでは言いづらい。力はある馬だと思うので上手く立ち回って3着ぐらいなら。

 

印まとめ

◎マイラプソディ
◯フィリオアレグロ
▲ダーリントンホール
☆ビターエンダー
△エン
△ココロノトウダイ
△シングンバズーカ

勝負度 E

 

推奨馬券

三連単 7,6→8→7,6,2,1,3,4 本線ベース

三連単 7,6→8→7,6,2 重ね買い

三連単 7,6→7,6→8 本線

KAZ: