京成杯オータムハンデ2018(中山芝1600m)の考察です。
9月9日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はロジクライ、ミッキーグローリー、ヒーズインラブ、ワントゥワン、ロードクエストなど。中山競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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サマーマイルシリーズの最終戦。
そして、マイルチャンピオンシップのステップレースである
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京成杯オータムハンデ 2018 考察
過去5年のレース傾向
中央競馬の1600mのレコードタイムは2012年の京成杯オータムハンデの1:30:7。普通に考えて直線に急坂がある中山芝1600mでレコードタイムが出るなんてありえない（どう考えても春の京都芝1600mがふさわしいだろう）と思うが、それだけこの時期のオール野芝の中山競馬場は高速馬場になりやすいという事。
2014年のコース改修後はエアレーション作業の影響で開幕週から時計がかかって差しが決まるという歪な馬場になり、決着時計も1分33秒台と標準レベルに戻った感じではあったが、昨年は一転して開幕週は高速馬場になり京成杯オータムハンデの時計も1:31:6になった。
小倉競馬場などでも顕著に見受けられるが、エアレーション作業の経年化に伴って馬場が慣れてきた感じで、どこの競馬場でも開催を通して高速化が目立つようになってきた印象。おそらく今年の秋の中山開催は昨年よりもワンランク時計が速くなりそうで、まず1分31秒台の時計が要求されるレースになりそうだ。
そんなわけで基本的にオール野芝で騎手意識も前に行きやすいレース。過去５年でも逃げ馬の好走はゼロで先行タイプの馬ですらゴットフリートの３着が最高。高速決着を上手く捌いて差して来れる馬が有利なレースと言えるだろう。
レースラップ分析
この開催の中山芝は超高速馬場になるので、開幕週の京成杯オータムハンデは騎手の意識も前がかりになりがち。過去のレース傾向を見ても前半34秒台になることも。まずスローペースになる事はないマイル戦で、それは過去５年で逃げ馬が１頭も馬券に絡んでいないことからもわかるだろう。
淀みなく流れて最後は差しが決まる高速決着になりやすい一戦。スムーズに捌いて来れる差し馬が有利なレースと言って良さそうだ。
血統傾向
秋の中山芝コースで重要なのはオール野芝の高速馬場に対応できるだけのスピードを持っているという事。このレースは過去４年の勝ち馬全てがボールドルーラーを持っていた。中山競馬場の芝コースはスピードが要求されるレースではボールドルーラー持ちの馬が活躍する傾向にあり、このレースもサンデーサイレンス×ボールドルーラーという配合の馬の成績が良い。
ディープインパクト産駒もまずまずの好走率。なんだかんだでタフな舞台ということもあってロベルトの血を持っている馬の活躍も目立ちます。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の京成杯オータムハンデの想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）
| 人気 | 馬名 | オッズ |
| 1 | ミッキーグローリー | 4.1 |
| 2 | ロジクライ | 4.8 |
| 3 | ヒーズインラブ | 5.7 |
| 4 | ワントゥワン | 7.2 |
| 5 | ロードクエスト | 7.6 |
| 6 | ヤングマンパワー | 9.8 |
| 7 | ショウナンアンセム | 15.6 |
| 8 | ウインガニオン | 18.7 |
| 9 | ストーミーシー | 24.3 |
| 10 | ベステンダンク | 32.1 |
| 11 | ゴールドサーベラス | 43.0 |
| 12 | ミュゼエイリアン | 66.0 |
| 13 | トウショウドラフタ | 93.0 |
| 14 | トーセンデューク | 145.0 |
| 15 | ダイワリベラル | 188.0 |
ロジクライかミッキーグローリーが1番人気になると思われるが、おそらくルメール人気でミッキーグローリーの方が人気になるんではないだろうか。
ヒーズインラブ、ワントゥワン、ロードクエストあたりまでが10倍を切ってきそうで、中穴帯は大混戦のオッズになりそうだ。
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前走はこの血統としてはベストの休み明けでフレッシュな状態。叩いて良くなるような馬ではないはずで、前走で走り過ぎたせいで使われた今回はパフォーマンスを落とす順番だろう。中山コースもプラスには見えないのでここは評価を落としたい。
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