JBCクラシック2021(金沢ダート2100m)の予想です。
11月3日に金沢競馬場で開催され発走時刻は16:20です。出走馬はテーオーケインズ、オメガパフューム、カジノフォンテン、ダノンファラオなど。金沢競馬場のダート2100mで行われるJpnIです。
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10/23 東京7R 107,400円
10/17 阪神6R 123,100円
10/16 プラタナス賞 315,000円
10/10 松浜特別 44,400円
10/02 中京3R 75,300円
09/26 中京5R 79,400円
09/25 中京7R 128,600円
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JBCクラシック 2021予想
予想の根拠
今年は金沢競馬場で行われるJBC開催。JBCクラシックは白山大賞典と同じ金沢ダート2100mでの開催となります。そんな金沢ダート2100mで行われるJBCクラシックで重要なポイントは「ダート界の勢力図」と「金沢の外伸び馬場」の2点だろう。
昨今の日本競馬はサラブレッドの競争能力が飛躍的に上がったことにより、GI級の馬とそれ以外の馬の格差が広がった印象。それは芝の中距離路線が最も顕著になっているが、ダート路線も似たような感じになっており、2年前ぐらいから交流GIもチャンピオンズカップもほとんど同じようなメンバーが上位に走っていました。
今年の帝王賞でようやくその構図が崩れた感じはありますが、これはカオスな道悪馬場だった事とテーオーケインズが急成長して一線級の仲間入りになったのがあわさった結果でしょう。基本的にダートGIは強い馬を買うべきだと思います。
そして金沢競馬場での開催となると考えなければいけないのは、内側の砂が深くて外が伸びる馬場傾向だろう。白山大賞典のレース映像を見ていただければ一目瞭然だが、基本的に好走馬は勝負所から外目を通ってじわっと進出した馬ばかりで、逆にインに押し込められた馬は砂の深い馬場を苦にして伸びあぐねる。今年の白山大賞典でも断然人気のマスターフェンサーが勝負所でインを通って伸びあぐねましたし、馬場のどの部分を通るかというのはちゃんと考えた方がいいと思います。
以上のことから今年のJBCクラシックで重要なのは「強い馬」で「勝負所から外目の馬場をスムーズに通れるか」という2点。この2点に合致する馬を買えばいいレースだと思います。
というわけで予想の発表。
JBCクラシック 2021の印
【本命 ◎4 テーオーケインズ】
3歳時からずっとこの世代のダート最強馬はこの馬と言い続けてきた馬で、実際にシニスターミニスター産駒らしい成長力を見せて一線級の仲間入りを果たしてくれた。
非常にセンスがあって総合力が高い馬で、何よりもハイペースを全く苦にせずに追走できて馬群の中で怯むことなく競馬ができる点が魅力。そんな馬なので小回りコースに関しては全く問題ないと思いますし、普通にここは能力最上位でなおかつ適性も高いと見て良さそう。
休み明けでも仕上げは万全に見えますし、心配はタイトで積極的な騎乗が売りの騎手だけに馬場を読まずにインに突っ込まないかぐらい。ただインに突っ込んだとしても上位争いは間違いないと見ます。
【対抗 ◯3 オメガパフューム】
戦績から大井コース専用機のような扱いをされているが、この馬は単純に中央競馬の速すぎる上がりがダメなだけで、ある程度スタミナが問われるレースになればどんな舞台でも強い現役最強級の馬だろう。
実際に過去2年ほどは帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、川崎記念でほとんど崩れずに上位争いになっていますし、その時に勝ち負けを演じていたのはクリソベリル、チュウワウィザードなどのスーパーホースばかり。前走の帝王賞では初めて大井競馬場で崩れる結果になりましたが、レース映像を見ていただければわかる通りで特殊な道悪馬場でずっと外外を回って直線でも大外ぶん回しで、テーオーケインズやノンコノユメがインをピッタリ通ってきたことを考えてもこれで5着なら仕方なしという結果でした。
そんな前走+小回りコースという点で今回は嫌われそうですが、まだ6歳なら衰えもそうないでしょうし、この馬はもとからチャンピオンズカップを使うつもりはないとなれば秋はJBCと東京大賞典の2レース集中で仕上げてくるはず。
確かに小回りコース適性が高いとは思いませんが、浦和記念や川崎記念で小回りは克服していますし、その時のミルコの乗り方を見てもまず1周目のゴール前か2周目の向こう正面で捲り気味に仕掛けて位置を上げるはず。金沢競馬場は直線こそ短いですが、直線では外が伸びる馬場になりますし、ミルコ必殺の捲り差しは案外決まりやすいんじゃないでしょうか。
【△1 チュウワウィザード】
昨年のチャンピオンズカップ覇者にしてドバイワールドカップ2着。普通に考えてここでは能力最上位だが、前走の帝王賞は特殊馬場だったにしてもそれなりにスムーズに運べたにしては物足りないレースぶり。今回はそこからの骨折休養明けになりますし、果たして昨年GIを勝った時のような状態にあるんだろうか。
コース適性自体は浦和のJBCクラシックや川崎記念を勝ったことがあるので問題なし。ただ、今回は金沢競馬場で1枠を引いてしまいましたし、そつなく競馬ができる馬ということからも普通に考えれば先行勢を見るインの位置での競馬になりそう。百戦錬磨の戸崎騎手なら途中から外に出して、、、とやってくる可能性もありますが、押し込められてインを突くしかない可能性もありそう。左回りの方が得意な可能性や状態面などもあわせてこれぐらいの評価にしておきます。
【△5 ダノンファラオ】
前走の日本テレビ盃は1着サルサディオーネ、3着メイショウダジン、4着ラストマンという交流GIIとは思えない超低レベル戦。それに関しては全く評価できないのだが、矢作厩舎は基本的に休み明けは捨てレースにすることが多く、おそらくこの馬の日本テレビ盃も完全な叩き台で仕上がっていなかったはず。それでも低レベルすぎて2着に走れたという感じだろう。
基本的に直線スピードには欠ける持続力型なので昨年の東京大賞典や今年の帝王賞など大井競馬場での大敗はノーカウントとしてOK。一方で持続力を問われた時にはなかなか強い競馬を見せられており、昨年のJBCクラシックは超ハイペースを逃げて5着、浦和記念やダイオライト記念も勝利とわりかしキャラははっきりしている馬だろう。
今回の金沢ダート2100mという条件はベスト条件に見えますし、現役最強調教師の矢作先生ならこの馬の秋の最大目標はここと決めて仕上げてくるはず。鞍上は今絶好調の横山武史騎手ですし、何よりこの騎手の良いところは若くて勢いのある騎乗ができるところ。ひょっとすると菊花賞のタイトルホルダーのようにハナを主張する可能性もありそうですし、馬キャラ的に惨敗もありますが一方であっと驚く結果までありそうな感じがします。
【△9 カジノフォンテン】
現在の南関競馬のエース格。確かに昨年末からのGI3連続好走は素晴らしいのだが、東京大賞典と川崎記念は歴史的な超スローペースに恵まれた感じで、かしわ記念はベスト条件のマイル戦で中央勢が自滅したおかげでなんとかギリギリ勝てたという印象。帝王賞は特殊馬場で速いペースだったのかもしれないが、カジノドライヴ産駒のこの馬にとっては馬場は悪くなかったはずで、全く抵抗できずに負けたあたりが能力の底という感じがします。
今回は小回りコースで川崎記念と同じダート2100mということで穴党の支持を集めそうだが、川崎競馬場よりもさらに小回りの金沢競馬場ということでさすがに川崎記念の時ほど楽には逃げられないはず。2番手に横山武史騎乗のダノンファラオがつけるというのも厄介ですし、ひょっとすると帝王賞ぐらいスタートが悪いとダノンファラオにハナを奪われる可能性も。
張田騎手のこれまでのコメントを見ても「ベストはマイル」との事ですし、550kgに近い超大型馬なのに今回はひと叩きせずに直行ローテというのもどうなのか。南関競馬の調整方法にケチをつけるわけではないが、やはりJRAの馬と違って叩いて良化を促して大舞台に臨んだ方がいい感じがします。
もろもろと不安要素は書きましたが、小回りコースで逃げて恵まれる可能性は十分にありそう。ダノンファラオと同様にピンかパーなイメージです。
【×7 ミューチャリー】
これまでのレースぶりを見ても大井コースならGIでも十分に通用していい馬。ただ、それ以外のコースでは一枚落ちるはずで、昨年の日本テレビ盃は完璧に展開が向きながらストライクイーグルにも先着を許しての4着。前走の白山大賞典にしても地元の吉原騎手が外が伸びる馬場を完璧に理解してこれ以上ないエスコートをしていた感じ。その時に接戦だったメイショウカズサ、スワーヴアラミス、マスターフェンサーと言ったあたりはダートの一線級に軽くねじ伏せられるぐらいの馬だと思いますし、今回はその一線級(テーオーケインズ、オメガパフューム、チュウワウィザード)が出てきたとなると分が悪いと思います。枠は最高なので吉原騎手の神業が炸裂して3着あるかというイメージ。
【消9 ケイティブレイブ】
ここ2戦のレースぶりを見ても屈腱炎の影響で競争能力が落ちている。このメンバーでは無理だろう。
【推奨買い目】
三連単2頭軸マルチ 4,3→1,5,9
三連単 4,3→4,3→7
【買い目及び予想のポイント】
ここはずっと評価し続けている◎テーオーケインズがまず堅いはず。普通ならあっさり勝ってもいいのだが、わざわざ1番人気で頭固定で買う必要もないですし、松山騎手が外伸び馬場でインに突っ込む不安もあるので順位はそこまで決めつけたくない。
相手は前走がノーカウントとできそうな◯オメガパフュームが普通に強いだろう。良くも悪くもミルコ次第な感じはしますが、いまミルコは平場のレースを見ても絶好調に見えますし、まだ前走だけではテーオーケインズに逆転されたとは言えない。
この2頭は堅いとみて3席目をどうするか、というレース。正直、チュウワウィザード、ダノンファラオ、カジノフォンテンはどれも走るかどうかわからず、走ったとしてどの着順で来るのかもわからない。小回りコースで紛れもありそうなので、もう順位に関してはあんまり考えずに◎◯からのマルチを買って若干の順位ズレに期待する。
×ミューチャリーに関しては◎◯より明らかに能力下でなおかつ位置も後ろからになりそう。オメガとテーオーと同じくらいの位置から先着できるとは思えず、この馬だけは3着までという感じで買います。
まぁこのレースは天皇賞(秋)と同様に強い馬たちの強いレースをスポーツとして見るレースじゃないでしょうか。あんまり賭けずに楽しみたいレースです。