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アイリッシュチャンピオンステークスの予想を公開!

アイリッシュチャンピオンステークス2019(レパーズタウン芝2000m)の予想です。

9月14日にレパーズタウン競馬場で開催され発走時刻は日本時間9/15(日)00:15です。出走馬はマジカル、ヘッドマン、アンソニーヴァンダイク、ディアドラなど。レパーズタウン競馬場の芝2000mで行われるGIです。

 

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アイリッシュチャンピオンステークス  2019予想

予想の根拠

凱旋門賞の重要なステップレースの意味合いも強いアイリッシュチャンピオンステークス。どうしても日本では香港、ドバイ、凱旋門賞以外の海外競馬はあんまり注目されていなかったが、今夏はディアドラやシュヴァルグランの果敢な挑戦のおかげで例年に増して注目度が高まっている。これらの路線をしっかり理解した上で凱旋門賞を見ることになれば更に楽しみが広がるんじゃないだろうか。

レースが行われるレパーズタウン競馬場はアイルランドではカラ競馬場に次ぐ位置付けの競馬場だが、幅員の大きさなどを考えてもスケールの大きさはさすが。チャンピオンステークスが行われる芝2000mは2コーナー地点がスタート位置となり、ワンターンの左回りというコース形状は東京芝2000mや新潟芝2000mと同じだ。

4コーナーを向いてからゴール板までの距離は400m前後。ただ、最終コーナーの途中から登り坂となっており、残り1ハロンで更に急な坂が待ち受けるトリッキーなコース形態になっている。それでもイギリスの他の競馬場に比べれば起伏はマシでしょうし、アイルランドの方が天候的にも安定している。ディアドラが良好な馬場を求めてこのレースを使ってきたのも理解ができます。

 

当初はクリスタルオーシャンやジャパンなどの一線級の馬が登録されていたが、蓋を開けてみれば超強敵はマジカルだけという相手関係に。キングジョージよりは明らかに相手関係や馬場はディアドラに向くものになりそうですし、日本馬の快挙が期待されるのもわかるところ。

ただ、ナッソーステークスに比べれば明らかにメンバーは上になりますし、マジカルほど評価が確立されていない馬たちも伸びしろ溢れる3歳馬が多数出走。それらの馬の能力比較をしっかりと見極めることが重要なレースになりそうだ。

というわけで予想の発表。

 

 

アイリッシュチャンピオンステークス  2019の印

本命 ◎アンソニーヴァンダイク

本命はこのメンバーならばアンソニーヴァンダイクが十分に通用するだろう。

ここ2戦が不甲斐ない競馬となっているが、今年の英国ダービー馬はこの馬。今までは力関係的に古馬と戦ってどうかと思っていたが、インターナショナルSでダービー3着のジャパンがクリスタルオーシャンを倒したことからもある程度通用する算段はたった。

英国ダービーを勝利した後は愛国ダービーで2着。ただ、これは同厩舎のソヴリンの超スローペースの逃げで展開的に無理だった感じ。1頭だけ差してきて地力は見せましたし、今回出走しているマッドムーンとは脚力の差を見せつけたことからも3歳馬の中では最上位に強いだろう。ジャパンぐらいの能力はあるはずだ。

前走のキングジョージVI世&クイーンエリザベスSは土砂降りの雨でタフ馬場に全く対応できずの敗戦。今回は英国ダービーと同じ左回りである程度ハードな馬場になりそうですし、この舞台で今回のメンバー相手なら普通に上位争いになるんじゃないでしょうか。

 

対抗 ◯マジカル

対抗はもう能力抜けきっているマジカルは信頼していいはず。

昨秋のBCターフで3着以下を突き放してのエネイブルとのワンツー。その後のレースを見てもプリンスオブウェールズSはクリスタルオーシャンと僅差でしたし、エクリプスSやヨークシャオークスでもエネイブルの2着。今の欧州競馬の中でナンバーワンの存在はどう考えてもエネイブルですし、その馬とこれだけの競馬ができていれば当然今回のメンバーでは能力上位。断然人気にはなりそうですが、ここは逆らう必要はないでしょう。

 

単穴 ▲マッドムーン

英ダービーの内容からもマッドムーンは通用していいはず。

父ドーンアプローチは遺伝子で距離適性を解き明かすエクイノム検査を行なって短距離馬と診断されたことで有名な馬。この馬もその父と同様にスピードタイプのような感じがしますし、全ての勝利がマイルであることを見ても本質はマイラーだろう。

それでも英ダービーは上手く馬群を捌いて2着に好走。愛国ダービーでもアンソニーヴァンダイクに脚力では負けましたが4着まで追い込んできたようにある程度距離はこなしそう。今回は2000mの距離ならば十分にこなしそうな感じがします。

 

特注 ☆ヘッドマン

かなり未知数な存在ではあるがヘッドマンの瞬発力は魅力的。

明らかにスピード寄りのキングマン産駒ながら距離を伸ばして良さが出てきた馬で、ここ2戦は後方追走から凄まじい瞬発力を見せての連勝。今回のメンバーでも溜めての末脚ならばナンバーワンだろう。

恐らくは2000mがギリギリぐらいの適性でここ2戦はスローペースから終いだけの勝負に徹してこれだけ走れている感じも。それでも今回もスローペースになりそうですし、未知の魅力溢れるこの末脚はこれぐらいの評価にはしておきたい。

 

△ エラーカム

インターナショナルSで3着だったエラーカムは前走が全て恵まれての好走という感じ。

もともとヨークSを圧勝して注目されたように明らかにヨーク競馬場に相性が良さそうなコース巧者。陣営曰く前走はスムーズなら勝っていたそうだが、他馬の方が不利を食らっていたような感じでしたし流石にそれは言い過ぎ。またヨークSでの圧勝ぶりを考えても道悪巧者な感じもします。

前走GI3着ということで人気になると思いますし、それを考えると今回はあんまり買いたくはありません。

 

△ マジックワンド

人気はなさそうだがこの相手関係ならばマジックワンドも通用して良さそう。

キングジョージVI世&クイーンエリザベスSこそ大敗したがあのレースは土砂降りのタフ馬場で度外視可能。それ以外のレースを見れば安定的に走れていますし、今回ぐらいの相手ならば走れても。明らかに能力足りなそうなハンティングホーンと僅差の競馬が続いている点を考えてこれぐらいの評価にとどめた。

 

△ ディアドラ

日本では相当な人気になりそうなディアドラは妙味がほぼないのでこれぐらいの印で。

確かに今回はメンバー的に通用してもおかしくないのだが、それでも牝馬限定だったナッソーステークスに比べれば明らかにメンバーは上。しかもナッソーステークスはマーフィー騎手の騎乗が完璧にハマった感じもあり、今回は牡馬相手となるとそう簡単にはいかないと見ます。

 

× ハンティングホーン

もうこの頭数なら無理と見ていてもハンティングホーンも抑えておきましょう。完全にラビットですが超スローペースで逃げられれば3着はあっても。

 

印まとめ

◎6   アンソニーヴァンダイク
◯5   マジカル
▲8   マッドムーン
☆7   ヘッドマン
△1   エラーカム
△4   マジックワンド
△3   ディアドラ
×2   ハンティングホーン

※番号は馬番になるのでご注意ください。

勝負度D

 

推奨馬券

三連複 6,5→8,7,1,4,3,2 本線ベース

三連複 6,5→8,7,1,4,3 重ね買い

三連複 6,5→8,7,1,4 重ね買い

三連複 6,5→8,7,1 重ね買い

三連複 6,5→8,7 重ね買い

三連単 6→5→8,7,1 ボーナス

KAZ:
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