アイビスサマーダッシュ2019(新潟芝1000m)の予想です。
7月28日に新潟競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はライオンボス、ダイメイプリンセス、レジーナフォルテなど。新潟競馬場の芝1000mで行われるGIIIです。
昨晩行われたキングジョージVI世&クイーンエリザベスステークスは、、、
1着：◯エネイブル １番人気
2着：▲クリスタルオーシャン ２番人気
3着：◎ヴァルトガイスト ６番人気
まぁひとまず土曜の重賞的中！ということで勢いをつけて日曜競馬に行きましょう。
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アイビスサマーダッシュ 2019予想
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アイビスサマーダッシュの週中分析記事はこちらから
予想の根拠
今更言うまででもないことですが、このアイビスサマーダッシュならびにこの新潟芝1000という条件は圧倒的に外枠が有利なレース。１年を通して様々な重賞レースがありますが、ここまで顕著に枠順が結果に直結するレースというのも他にはないはずで、もうアイビスサマーダッシュに関しては外枠を引いた馬を重視するというのは当然のことだと思います。
もちろんそんなことはファンの９割近くが理解しているので、外枠を引いた馬から過剰に人気するわけですが、もうあえて内枠を狙ったところで馬券には絡めないことはほとんどなので、素直に外枠を引いた馬を狙うのが良いと思います。
そういった大前提を確認した上で今回予想のポイントになりそうなのが、最重要前哨戦と言える韋駄天ステークスが相当に特殊な馬場で行われたということ。
もうこのキャプチャ画像を見ていただければ一目瞭然なのですが、顕著に外を通った馬しか上位に来れない反則級の外枠バイアスが発生していたのが韋駄天ステークス。
１回開催の新潟は序盤から雨の影響を受けたことでインが壊滅的な状態になって外伸び傾向が続いていました。そんな使い尽くした新潟芝の最終週に行われたのがこの韋駄天ステークス。もうインが全く伸びないのでほとんどの芝レースでインを開けて走るようになったことで、馬場の中どころの部分も掘り起こされて厳しい状態になっていたんでしょう。もう馬の能力やスピード云々ではなく、いかに外目の馬場の良いところを走れるかだけが問われるレースになりました。
もちろん新潟直線は圧倒的に外枠有利なので、今回も外枠を引いた馬を重視するべきだとは思いますが、今回は開幕週で韋駄天ステークスの時よりは外伸びバイアスが発生していないと考えるのが妥当。前走で馬場の恩恵を受けた馬がそのまま力を発揮できるかは微妙なところですし、その馬場の恩恵を受けた中に人気のライオンボスも含まれるとなれば、、、韋駄天ステークスのレース結果はある程度無視して今回は予想を組み立てたい。
というわけで予想の発表。
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アイビスサマーダッシュ 2019の印
本命 ◎ラインスピリット
本命は隠れた直線巧者だろうこの馬が絶好枠を引けたとなれば大穴一撃に期待したい。
この馬は大舞台での好走実績もあるようにスプリント路線は上位の能力がある馬と見ているが、先行してだらーっとした脚しか使えないのでスピードを活かし切らないとダメそうなタイプ。それだけに1200mの距離では行ききった時や積極的な競馬をした時に好走している感じで、常に他の馬に先手を譲ってしまうこの騎手でなければ重賞の一つぐらいは取っている馬だろう。
そんなだらーっと惰性で伸びるタイプなだけに直線競馬は適性合うはずで、実際に過去にはこの条件のオープン戦を勝利した実績もあり。アイビスサマーダッシュでは今のところ結果が出ていないが、ここ２年はどちらも内枠の不運。その内枠にしてはここ２年ともに大健闘と言っていい競馬ができており、特に２年前などは外枠ならば間違いなく馬券圏内には来ていた走りでしたし、とにかくこの条件で外枠さえ引ければ・・・という馬だっただろう。
今回はまた一つ歳を重ねて年齢面の不安もありますが、近走を見る限り敗因は明白。今回はアイビスサマーダッシュで念願だった外枠が引けましたし、相手関係もここ２年と比べれば相当に弱いオープン程度のレベル。年齢や鞍上の不安はありますが、この条件でこの相手ならば一発ありと見て本命に推します。
対抗 ◯ライオンボス
直線競馬に変わって驚きのパフォーマンスを披露しているライオンボスが対抗。ここ２戦の走りを見る限りはアイビスサマーダッシュまで突き抜けても驚けない。不安点はここ２戦がスムーズな逃げしか経験していないこと。前走はスタート怪しかったですし、今回は+3kgの斤量で行きっぷり悪くなるとどうだろう。それでもこの枠を引いたとなれば人気している馬の中では信頼度は一番上だろう。
単穴 ▲レジーナフォルテ
レジーナフォルテは一本調子のスピードタイプで変に溜めずにスピードを活かし切ってこそ良さが出るタイプ。良馬場でこその馬で、1200m戦でも前傾ラップの消耗戦の方がパフォーマンスを上げる。直線競馬にいかにも合いそうな馬。近２走は馬場や枠順が敗因と明確ですし巻き返す番か。もう少し外目の枠を引ければ軸で良かったが。。。
△ カイザーメランジェ
韋駄天Sはハイペースをしっかり先行できていましたし、この条件にも対応できるスピードはありそう。韋駄天Sは開催後半の超外差し馬場で負けただけですし、当時のレース内容を見ても直線適性自体はありそう。前走で重賞勝ちとはいえフロック視されて大して人気にはならないでしょうし、抑えには入れておいてもいいはず。
△ アルマエルナト
韋駄天Sは超外差し馬場だったとはいえ初の直線条件でそれなりに見せ場はあった。今回はオープンに毛が生えた程度のメンバーレベルですし、外枠を引いた今回は鞍上の手腕次第で一発あって良さそう。
△ トウショウピスト
父が米国ノーザンダンサー系統のヨハネスブルグで母父がサクラバクシンオーというこの直線を走るためのような血統背景。近走からさすがに厳しそうな感じはあるが、外枠をいたので全く人気ないので抑えても。
△ フェルトベルク
前走時計は速いが完全な前残り馬場なので過大評価は禁物か。サンデーサイレンス系で直線競馬への適性も低そうですし、特にここで買う理由はなさそうだが。それでも前走のタイムランクAとこの大外枠を評価して抑えておく。
印まとめ
◎ラインスピリット
◯ライオンボス
▲レジーナフォルテ
△カイザーメランジェ
△アルマエルナト
△トウショウピスト
△フェルトベルク
勝負度 D
推奨馬券
ワイド 12→11,10 大本線
ワイド 12→7,18,13,17 本線
三連複 12,11,10→12,11,10→11,10,7,18,13,17 本線
※全く人気ない◎ラインスピリットは勝ち負けというよりはギリギリで３着を拾えるかというイメージ。基本線はワイド馬券でいいだろう。
思った以上に内枠の馬が人気している印象。アイビスサマーダッシュは本当に外枠有利ですし、外目の枠を引いた中で買いたい馬が◎◯▲の３頭ぐらい。それならばラインスピリットが来なかった場合でも当たるように三連複のフォーメーションも買ってみたい。