兵庫チャンピオンシップ2020(園田ダート1870m)の予想です。
5月5日に名古屋競馬場で開催され発走時刻は15:55です。出走馬はバーナードループ、ダノンファラオ、ヒルノマリブ、サンデーミラージュなど。園田競馬場のダート1870mで行われるJpnIIIです。
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先週笠松で2着と1着!
よくきてる地方推奨馬情報。
多分取材班が直で見た状態を
公開してきてるんでしょうね。
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笠松4Rライラック賞B2選
1ジュンケンジー 2着
笠松5Rサラ系C15組
10ケイツーシリング1着
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直近10鞍中10鞍入線
そのうち1着は5頭
直近20鞍中18鞍入線
そのうち1着は10頭
直近30鞍中28鞍入線
そのうち1着は18頭
現状1着率60%です。
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見なくても大丈夫です。
でも僕は見ます。だってお金に代わる情報。。。
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毎週火曜朝には公開されるので地方もやる方必見です。
どこの会場かは当日のお楽しみです(無料/地方推奨馬)
兵庫チャンピオンシップ 2020予想
予想の根拠
昨年はクリソベリル、それ以前を見てもケイティブレイブやコパノリッキーなど、このレースをステップとして名馬に羽ばたいていった馬がたくさんいる出世レース。この時期のJRAの番組設定ではダート中距離戦が全く整備されていない影響で、中央の超一線級が出走してくることが多く、コース適性もそうだが絶対的な能力差を見せつけることが多いレースだ。
ただ、今年の出走メンバーは近年でも稀に見る低レベルなメンバー構成。中央オープン級でも断然の存在ではないだろうバーナードループ、ダノンファラオが断然人気になりそうですし、それ以外の出走馬を見ても初ダートのヒルノマリブにたまたま1勝クラスを勝てちゃっただけという感じのサンデーミラージュとマカオンブランという小粒な馬たちの集まり。中央馬を見ても今の時期の1勝クラスと同等くらいのレベルでしかないだろう。
それに加えて、今年は地方勢のレベルも低い感じで、西日本ダービーの創設などで一線級の馬は集まらなかった感じ。それこそ今年の中央のメンバーなら地元の雄ステラモナークあたりが出ていれば十分に通用した感じはするが、今年の地方馬のレベルではいくら中央の馬が弱そうと言っても歯が立たなそう。そんな弱い馬同士の中央1勝クラスレベルの戦いと見て良さそうだ。
そんな低レベル戦の割にオッズの方はバーナードループとダノンファラオの2頭に被った偏重オッズになりそう。何度も繰り返しますが今年の出走メンバーは相当に弱いと思いますし、そんな馬同士で初距離、初条件の園田ダート1870mでの競争となれば荒れないと考える方がおかしいか。ここは十分に波乱の可能性ありと見て予想を組み立てました。
というわけで予想の発表。
兵庫チャンピオンシップ 2019の印
本命 ◎バーナードループ
本命はこの低レベルなメンバーに入ればバーナードループはさすがに堅軸か。
新馬戦は大差をつけられて負けたが、相手はこの世代でも最強クラスのカフェファラオ。この馬も3着以下には決定的な差をつけていますから相手が悪すぎたとしか言いようがなかった。当然のように未勝利を楽勝しましたし、その後の1勝クラスも完勝。この時の中山ダートはかなりの前残り傾向だったので過信はできませんが、それでも今回は他馬がかなり弱いのでこの馬の前走程度でも断然の存在だろう。
今までのMAXパフォーマンス自体はダノンファラオと互角かあちらが上だとは思うのですが、そのダノンファラオはスタミナ条件で脆さを見せており、その一方でこの馬はタフな中山ダート1800mでスタミナを活かして3戦連続で好走というのは評価できそう。今年の兵庫チャンピオンシップは全馬が弱いからこそ園田のコース適性が問われそうな感じもしますし、前に行けてバテないこの馬ならまず3着には来るんじゃないでしょうか。
対抗 ◯ヒルノマリブ
対抗は初ダートで未知な部分は多いがヒルノマリブを相対的に評価することにする。
今まで芝で走ってきたが、新馬戦でのレース回顧でも書いた通りで父ゴールドアリュールで母パレガルニエが東京2歳優駿牝馬勝ちという血統背景からもダート馬の可能性は高そう。芝でもタフ馬場での好走が目立っていますし、何より芝ダートの違いこそあれ超ハイレベルなファンタジーステークスで5着に走れるような馬は今回のメンバーに入れば脚力が違う可能性もある。
まぁ普通に考えればこういうタイプの初物の馬は例年ならば通用しませんし、危険な人気馬になりがちなのですが、もう今年のメンバーはあまりにも弱いので初ダートでも全然通用しちゃって良さそう。この馬も中央の1勝クラスでの初ダートなら買えるよな、というぐらいの気楽な気持ちで買ってしまっていい気がします。
単穴 ▲ハルプモント
もうここまでレベルが低いのであれば、スムーズな競馬ができればハルプモントの3着はあっていいんじゃないだろうか。
未勝利勝ちがタイムランクEの内容ながら外から豪快に突き抜けた内容で、それなりに上のクラスでもやれる可能性はありと書いていた馬。その後の昇級戦はレース結果だけを見ると全く通用していないように見えますが、どれも短距離で追走に苦労して後方からの位置になっていますが、最後は上位の上がりを使ってこの馬なりには差を詰めていました。
特に惜しかったのがアポロアベリアの1勝クラスの4着で、展開がハマったとはいえもう少しスムーズに捌けていれば3着は十分に走れていたような感じ。前述した通りで今回の兵庫チャンピオンシップは中央の1勝クラス程度のレベルだと思いますし、この馬でもハマればやれてしまって驚けない。前走のバーナードループの1勝クラスは前残りダートで後方で何もできずにもがいて終わっただけなのである程度は度外視できると思います。
今回は大井への移籍初戦で調教の変化で行きっぷりが良くなる可能性もありそう。今までは後方でただ溜めて差してくるだけの競馬ですが、今回は地元の田中学騎手でこれまでとは違う競馬になりそうですし、ある程度の位置から漁夫の利的に末脚を伸ばせれば昨年のバンローズキングスのような3着はあっていい感じがします。
△ サンデーミラージュ
ダートは2戦2勝のサンデーミラージュですがどちらも相手に恵まれただけという感じ。
それでも未勝利勝ちはなかなか見どころある末脚だったのですが、前走の1勝クラスはもう完全に底を見せたような内容。最後はギリギリまで詰め寄られてのタイムランクEですし、例年の兵庫チャンピオンシップならばまず用無しのレベルの馬でしょう。ただ、今年は想像以上にメンバーレベルが低いのでこの馬でもなんとかなってしまう可能性はあり。
△ ダノンファラオ
人気2頭の中ではダノンファラオが明確に危ないように思えます。
過去の2勝は東京ダート1600mと道悪の京都ダート1800mで軽いダート条件。いかにもスピードが勝ったタイプで、揉まれずに気分良く軽いダートで先行できれば強いというタイプ。一方でカトレア賞では軽いダートだったとはいえ控える競馬で5着。伏竜ステークスでも2番手から全く伸びきれずに惨敗と脆さも既に披露している馬。おそらくは中山のようなタフな条件はダメなようで、逃げ or スムーズな番手からの抜け出しの競馬でなければ嫌気を出して途中でレースをやめてしまうような馬か。いかにもな米国スピードタイプ血統の馬だろう。
今回は中山同様にタフな地方のダートになりますし、スピードタイプのこの馬にとって更なる距離延長は微妙なところ。枠順的にハナに立てるかは微妙なところですし、勝負所で被されたり揉まれる競馬になればズルズルと下がる可能性はありそう。それでいてこのオッズならば嫌って妙味と見ました。
△ マカオンブラン
今までの戦績を見てもマカオンブランは抑えまでの評価が限界か。
未勝利戦は中京ダート1800mでいきなり一変して勝利。昇級初戦の呉竹賞はハイペースに苦しんだ感じですがさすが負けすぎ。その後の沈丁花賞で中京コースで一変したのを見てもこの馬は明らかな中共巧者でしょう。
アストゥーリアスの未勝利や呉竹賞を見ても右回りではコーナー部分で加速できていない印象で、今回は右回りの上にコーナーのきつい園田コースとなると苦戦は必至。前走の沈丁花賞は前半スローの完璧なペースで逃げられての勝利ですし、実質未勝利に毛が生えたレベルのこの馬が沈む可能性はかなり高いんじゃないでしょうか。
△ ピスハンド
最後の抑えで地元のピスハンドまで。
昨年に大穴を開けたバンローズキングスのイメージもあってそこそこ売れてはいるが、昨年はクリソベリルが強すぎて他の馬が全て潰れたおかげでの漁夫の利での3着。今年の中央馬はそこまで強い馬がいないおかげで総崩れにもあんまりならないと思うのでこの馬も抑えまでか。
印まとめ
◎バーナードループ
◯ヒルノマリブ
▲ハルプモント
△サンデーミラージュ
△ダノンファラオ
△マカオンブラン
△ピスハンド
勝負度 E
推奨買い目
三連複 9→12,2→12,2,7,10,4,6
三連複 9,12→2,7,10,4,6
※ここはあまりに低レベルな上にこれだという穴馬も不在。なかなか狙いにくいレースですが、本命の◎バーナードループは堅いと見てここからの少波乱に期待します。ほとんどの中央馬が買いたくないので、相手は初ダートの◯ヒルノマリブと地方移籍初戦の▲ハルプモントの2頭を2列目に。レベルが低すぎてどんな結果になるのか想像も難しいでしが、上手いこと荒れて引っかかってくれればという感じです。
かきつばた記念が出遅れ終了、かしわ記念が大本線の三連複をゴール前ギリギリで差される、、、と泣きたい結果が続いていますが、最後のここは全く自信がありません!上手いことハマってくれればいいかなという淡い期待のもとに気楽に観戦します。