阪神大賞典2022(阪神芝3000m)の予想です。
3月20日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はディープボンド、マカオンドール、アイアンバローズ、ユーキャンスマイルなど。阪神競馬場の芝3000mで行われるGIIです。
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阪神大賞典 2022予想
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阪神大賞典はどんなレースになりやすいのか？
阪神芝3000mで行われる春の長距離路線を占う名物重賞。以前は長距離路線に権威があったためにこのレースもナリタブライアンとマヤノトップガンの一騎討ちなど一流馬による豪華共演が見られたが、最近は天皇賞(春)の権威が落ちてきたこともあってこの阪神大賞典の価値も相対的に下がってきている感じ。それでも天皇賞(春)を考える上で最重要前哨戦というのは変わっていないでしょう。
阪神競馬場の急坂を何度も越える長距離戦ということで明確にスタミナが問われるのがこのレースの特徴。長距離戦なので前半から中盤部分はゆったりと流れますが、後半1000m地点あたりから一気にペースが速くなってここでバテずにスパートをし続けられるかがポイントになります。
毎年のように少頭数で前半スローペースになりますが、それでも差し追い込み馬の成績が圧倒的。それだけ前半部分はスタミナをじっくりと温存して後半1000mで勝負をかけるような馬が強いということでしょう。
今年はどんなレースになりそうか？
阪神芝は気温が上がってきている事もあって徐々に春らしい高速馬場になってきている感じ。ただ、金曜と土曜に雨が降ったことでパンパンの高速馬場ではなくなりそう。時計自体は土曜日もそこそこ出ていたが、雨が降ったことで泥が飛んでいましたしスタミナが要求される馬場になると思います。
いかにも最近の阪神大賞典らしい低調なメンバーレベルという感じだが、例年よりも頭数の割に先行タイプの馬が多い印象。例年は先行馬がほとんどいなくても差し追い込み有利になっていましたし、今年はさらにその傾向が強まりそうな感じがします。
考察まとめ
【レース質】とにかくスタミナが問われる差しレース。＜□□■■＞
【狙えるタイプ】スタミナがある差し馬。
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阪神大賞典 2022の印
【本命 ◎11 ディープボンド】
昨年の阪神大章典は道悪馬場で早めに仕掛けて大楽勝。天皇賞(春)も淀みない流れを先行して２着と非常に強い競馬。本格化してから馬券圏内を外したのはカオス馬場だった凱旋門賞だけですし、有馬記念も超ハイレベル戦でエフフォーリアと小差ならここでは頭3つぐらい抜けているはず。
今年も昨年同様に雨の影響でスタミナが問われる馬場になりそうですし、メンバーも非常に楽な印象。調教も動いているので初戦から走れると思いますし、ここは勝つか負けるかというよりはどれくらい差をつけて勝つかが焦点になりそうだ。
◯トーセンカンビーナ
一時はスランプに陥ったが近走は復調気配。ステイヤーズSは展開まるで向かないながら明らかにアイアンバローズやシルヴァーソニックよりも強い競馬をしていましたし、ダイヤモンドSも大外ぶん回しでこれだけ走ってきたならもう全盛期と同じくらいの能力に戻っているだろう。
2020年の阪神大章典は超ロンスパ戦で非常に強い競馬を見せていますし、今年は雨の影響を受けた馬場＋ディープボンドが前を潰す展開で後方待機組に展開が向きそう。まだほどほどのオッズで買えるならこの馬は妙味十分でしょう。
【単穴 ▲8 ユーキャンスマイル】
以前は芝の中距離を走れるぐらいのスピードがあったが、突如としてスピードがはっきりと衰えてスタミナ特化型に変貌。昨年の阪神大章典でもスタミナが問われるレースになって一変しましたし、スピードやキレが問われない条件ならまだ走れるという感じか。近走を見ても札幌記念で普通に強い競馬をしていましたし、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念はハイレベル戦でスピードを問われてはさすがに厳しかった。今回は長距離+雨馬場+ディープボンドが前を潰す展開でスタミナだけが問われそうですし、ここは走れる条件だと思います。
【△3 シルヴァーソニック】
スパッとはキレないが長く良い脚を活かして長距離戦で近走は活躍。ステイヤーズSは超スローに恵まれていますし、万葉Sも比較的スムーズな競馬ができていた。今回は相手強化で条件も厳しくなりますし、川田騎手だと早めの仕掛けになりそう。ディープボンドが前を掃除する展開になりそうですし、今回は妙味があまりないと思います。
【△6 キングオブドラゴン】
キレは一切ないがスタミナを活かす競馬で本格化気配。前走もハイペースを番手追走からかなり強い競馬でしたし、普通にすぐに重賞でも通用する馬だろう。それだけになぜ中１週で阪神大章典を使ってきたのか・・・という感じ。日経賞に出ていれば本命確実だったが、阪神大章典は逃げ馬不利のレースで馬場やディープボンドが早めに前を潰す展開からも今回は厳しいと思います。抑えまで。
【△7 アイアンバローズ】
長く良い脚を使えるオルフェーヴル産駒。ステイヤーズSに関しては超スローペースを早め先頭で完全に展開に恵まれていた。シルヴァーソニックとの比較から考えても万葉S上位ぐらいの能力では足りない感じがしますし、ディープボンドとこの馬の間に何頭かいる感じがします。
【△9 マカオンドール】
長距離路線の新星ではあるが、万葉Sは52kgの軽量で松山騎手が最内を突いて完璧な競馬でレクセランスと小差。条件戦時代にテーオーロイヤルと接戦だった点は怖いが、レクセランスと小差だった馬が定量戦でメンバー強化でどれだけやれるだろうか。ディープボンドを本命にするとなるとこの馬に重い印はつけられない。
【△10 マンオブスピリット】
一時はスランプに陥っていたがここ２戦は長距離戦で復調気配。それでもオープン善戦レベルではあるが、今回のメンバーならディープボンド以外とは差がないはず。タフ馬場でディープボンドが前を潰せば後方待機組に展開が向きそうですし抑えておいてもいいか。
印まとめ
◎ディープボンド
◯トーセンカンビーナ
▲ユーキャンスマイル
△3,6,7,9,10
勝負度 D
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