ドバイシーマクラシック2021(メイダン芝2410m)の予想です。
3月27日にメイダン競馬場で開催され発走時刻は日本時間の3月28(日)1時10分です。出走馬はクロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、モーグル、ミシュリフなど。メイダン競馬場の芝2410mで行われるGIです。
ドバイ国際競争の4レースは基本的にメルマガ限定公開予想となりますが、1レースのみブログ公開するとお伝えしておりました。
どのレースにしようかな、メインレースのドバイワールドカップにしようかな、などなど考えましたが、日本の競馬ファンはワールドカップよりもシーマクラシックの方が関心が高そうなのでこちらをブログ公開予想にいたしました。
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ドバイシーマクラシック 2021予想
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予想の根拠
メイダン競馬場の芝2410mで行われるドバイシーマクラシック。ちょうどメイダン競馬場を1周するようなコースレイアウトになっており、こうして見ても東京芝2400mとほぼ同じような条件と見ていい。
ドバイシーマクラシックの最大のポイントは「少頭数」になることがほとんどで、かなりの「スローペース」になりやすいことだろう。
近年の出走頭数を見ても8頭、10頭、7頭、9頭と、ほとんど頭数が揃わないレース傾向で逃げ馬どころか先行馬もいないようなメンバー構成になることもしばしば。それに加えてスタートしてすぐに1コーナーがあるのでまず速いペースになることがありません。
過去5年のレース結果を見ても、2017年は断然の支持を受けていたハイランドリールがスローペースからの瞬発力勝負に対応できずに惨敗。2019年のレイデオロは先行馬不在のメンバー構成でかかり気味に先頭に立つ展開になってしまい惨敗。人気馬が飛ぶパターンは「スローペースに対応できず」というのがこのレースの特徴でしょう。
海外競馬は日本のファンには馴染みが薄い馬も多いと思うので、簡単にこんな感じの隊列になるんじゃないかというメモを貼っておきます。(あくまで自分が見る用のメモなので字が汚くてすみません汗)
まず逃げるのは今までの戦法や枠順を考えても昨年のアメリカの最優秀芝馬であるチャンネルメイカーと見ていいはず。
その直後にウォルトンストリート、ミシュリフあたりがガッチリとマークする展開になりそう。バークシャーロッコはもう少し長い距離向きの馬だとは思いますが、スタート良くてセンスあふれる走りなので好位からの競馬になりそう。ラヴズオンリーユーはマーフィー騎手ということを考えても前目の位置を取る可能性が高いか。
ドバイフューチャーはどのレースでもスタートは早いのですが、そこから敢えて下げて溜める競馬をしている感じ。折り合い面を考えてそうしているんだとは思いますが、今回はデットーリが乗ることでどんな位置での競馬になるでしょうか。
モーグルはそこまでスタートが速くないので内枠から出たなりのラチ沿いの競馬になりそう。もう馬群の中でじっとしてコースロスなくインを破る戦法はライアン・ムーアの十八番ですからそのイメージ通りの競馬になるか。
クロノジェネシスはここ2戦ともにスタートがそこまで良くないので、北村友一騎手がいつも通りの競馬をするならば後ろ寄りの位置になりそう。前半はじっくり溜めて勝負所から外めにじわーっと進出していくような競馬になりそうです。
まぁこの頭数ですし、ドバイシーマクラシックの例年の傾向から考えてもスローペースの展開と見て間違いないか。チャンネルメイカーも飛ばして逃げるタイプではないですし、BCターフでは凄まじい超スローペースの逃げでしたから今回も似たようなペースになりそう。
それを番手から競馬するだろうウォルトンストリートとミシュリフがどのタイミングで仕掛けていくかが展開のポイントか。ウォルトンストリートが前走のドバイシティオブゴールドのように早め先頭の競馬をしてくればロンスパで差しが決まる展開もありそうですし、2頭ともに仕掛けが遅れて直線だけの瞬発戦になれば行った行ったの展開もあり得るかもしれません。
ちょっとその辺りはどういう展開になるか読みきれないところはありますが、少なくともある程度の位置につけて速い上がりが使える馬が有利と考えて良さそう。能力の絶対値で考えれば、そりゃクロノジェネシス、モーグル、ミシュリフといったあたりを評価する予想になってしまいますが、その能力の絶対値を展開が狂わせるような結果に期待したいです。
というわけで予想の発表。
どんなレースになるかを推理
[コース特徴] スタートしてから1コーナーがすぐでスローペースになりやすい
[馬場レベル] 標準
[馬場バイアス] フラット
[血統傾向] 日本馬はスタミナ血統、欧州馬は軽い血統がいい
[レース展開] スローペース or スローからのロンスパ戦
[メンバーレベル] C=標準
[勝負度] D
※2021年より馬場レベルという基準を設定。基準はS-A-B-C-D-E-Fの7段階。Sが超高速馬場、Fが超タフ馬場というイメージです。
金曜日時点での推測人気順
1番人気 クロノジェネシス
2番人気 ラヴズオンリーユー
3番人気 モーグル
4番人気 ミシュリフ
5番人気 ウォルトンストリート
6番人気 ドバイフューチャー
7番人気 チャンネルメイカー
8番人気 バークシャーロッコ
9番人気 スターサファリ
10番人気 シムシアー
このような感じの人気順になると見て予想を考えました。日本限定オッズは騎手人気などもあるので読みにくい部分もあり、あくまで参考までとしてください。
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ドバイシーマクラシック 2021の印
【本命 ◎5 ウォルトンストリート】
今まで欧州での重賞成績は微妙なところだが、ここ2戦はメイダン芝2410mで非常に強い競馬。ここ2戦の走破時計は普通にメイダン芝2410mのレコードタイ時計になりますし、この条件で先行競馬ができれば普通に強い馬なんだろう。今回はチャンネルメーカーが逃げる展開でスッと2番手で良い目標ができそうですし、追い出しのタイミングを間違えなければ好勝負になりそう。地の利と展開の恩恵があれば、一昨年のオールドペルシアンのように押し切り勝ちもあっていいか。
【対抗 ◯9 クロノジェネシス】
おそらく2200m以上の距離ならば現役の日本最強馬。日本の芝でもヨーロッパぽさが問われる条件になればなるほどパフォーマンスを上げている馬で、昨年の凱旋門賞に出ていたら勝っていたんじゃないかと思うほど。ちょうど日本と欧州の芝の中間ぐらいの重さのメイダン競馬場の馬場はいかにも合いそうですし、スローペースからの瞬発戦になったとしても天皇賞(秋)で極限の瞬発戦を経験していれば問題なし。5歳牝馬で衰えがあった場合か、ドバイへの遠征で調子を落とした等がなければここは好勝負必至じゃないだろうか。
【単穴 ▲10 ラヴズオンリーユー】
前走の京都記念はオークス以来のパフォーマンスを見せて勝利。どうも血統的にはスパッとキレる馬を想像しがちだが、本質的には長く良い脚を活かしてこその持続力型の可能性あり。3歳時のオークスも実にそんな感じのラップ構成のレースで、カレンブーケドールやクロノジェネシスをぶっ倒しているわけだ。
そういうキャラだとすればマーフィー騎手ともそこそこ手が合いそうですし、全兄リアルスティールがドバイターフを制していることからもメイダンの芝はあっていいはず。そもそも日本の中距離馬は欧州の重い馬場じゃなければ世界一だと思いますし、普通に評価していいじゃないでしょうか。前走の京都記念のメンバーレベルが劣る分で3番手評価としました。
【特注 ☆8 モーグル】
パリ大賞ではその後の凱旋門賞で2,4着に走るインスウープとゴールドトリップを差し切って圧勝。香港ヴァーズでも今年はエグザルタントぐらいしか強敵がいなかったとはいえワンサイドゲームでしたから普通に強い内容だったか。
一方で速い馬場のヨーク競馬場でのグレートヴォルティジュールSでは今回人気薄になるだろうバークシャーロッコと接戦の3着でしたし、BCターフは超スローペースで展開向かなかったにしても最後は伸びあぐねて5着というレース内容。この2戦に共通して言えるのは速い馬場で決め手を要求された時に不安があるということか。まぁガリレオ産駒のコテコテの欧州血統の馬ですし、そのイメージ通りの馬だろう。
今回は1枠を引いてスタートもそこまで上手ではない馬なので出たなりでラチ沿いの競馬をムーアは選択するはず。ムーアならそこからラチ沿いを動かずに馬群を捌いてくると思うが、ドバイシーマクラシックでよくある「超スロー」の展開になるとこの馬は怪しい感じがあり。
展開想定でも書いたようなウォルトンストリートとミシュリフが早めに動くような感じになればスルスルと差してきてあっさり勝ってもおかしくないですし、能力的には今年の凱旋門賞の有力候補に挙がっていいくらい馬だろう。戦前評価も高い上に日本のファンの馴染みも深いムーア騎乗なら3番人気は間違いないですし、それならば能力は認めた上で超スローに泣くパターンは想定しておきたい。
【△7 ミシュリフ】
世界最高賞金のサウジカップを前走で勝利。そのサウジカップは相手関係やペースを考えても凄まじく強かったと思うが、逆にダート1800mの世界最高決戦で強い競馬をした馬が芝2400mの瞬発戦に適性があるのか。今までの芝での最長距離はフランスダービーの2100mで、その時は前が詰まりながらも突き抜ける強い内容。とは言っても今回はその時とメンバーレベルが違う。
父メイクビリーヴはマイルを主戦としていた馬ですし、母父レイヴンズパスはBCクラシックを勝利していますが、日本馬で言えばタワーオブロンドンの母父のような血統。サウジカップを強い競馬で勝てて、果たして初の芝2400mでどうなるだろうか。
【△1 チャンネルメーカー】
昨年の米最優秀芝牡馬。いかにも頭が高くてアメリカっぽいスピードタイプで、前々でスピードを活かす競馬で良さが出るタイプ。どのレースを見ても逃げか2番手からの競馬になっていますし、今回もこのメンバーならスッと行き切って逃げる展開が濃厚。
おそらくBCターフ3着という点が評価されるポイントだとは思うが、モーグルやロードノースに先着しているとはいえこのレースは超スローペースで完全に展開が向いた感じ。今回も前半はスローペースになると思いますが、直後につけそうなウォルトンストリートやミシュリフが早めに仕掛けてきそうですし、そうなると最後は苦しくなる可能性が高いと見ました。
【△6 バークシャーロッコ】
重賞は未勝利になるが、昨年のセントレジャーで2着の実績があり、今回出走しているモーグルやグレートヴォルティジュールS勝ちのパイルドライヴァーあたりとの着差を考えても能力は足りそう。走法やセントレジャー2着という実績からもステイヤーだと思うのでスタミナを要する展開になった方がいいと思います。
前走のカタールGIの相手関係はおそらく弱いと思いますが、どうせ人気しないなら抑えておいても。
【△2 ドバイフューチャー】
ドバイレーシングクラシックを見ても、ドバイシティオブゴールドを見ても、ウォルトンストリートには全く歯がたたない感じ。まぁそれでもひょっとするとウォルトンストリートが強すぎた可能性もあり、3着ぐらいならあるかもと見て最後に抑えておく。なんせ血統がドバウィで鞍上がデットーリですしね・・・
【消3 シムシアー】
さすがに厳しそうだ。
【消4 スターサファリ】
前走はドバイGIII勝利もさすがに相手関係的に今回とは比べものにならないはず。後ろから行く馬になりますし、ちょっとさすがにここまで印は回らなかった感じ。
【推奨買い目】
三連複 5→9,10→9,10,8,7,1,6,2 本線ベース
三連単2頭軸マルチ 5,9→10,8 三連複の重ね買いと同義
単勝 5 ウォルトンストリート 本線
【買い目及び予想のポイント】
ここは実績下位も◎ウォルトンストリートの先行抜け出しに期待したい。相手は日本馬2頭◯▲でいいはずで、ここからの小波乱はあってもいいように三連複は買う。
基本的には能力的に上位4頭が抜けていると思うのと、どスローの展開にハマったりしなければクロノジェネシスは来ると思うので三連単2頭軸マルチは重ね買いで買ってみたい。