CBC賞2018(中京芝1200m)の考察です。

7月1日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はダイメイフジ、アサクサゲンキ、ワンスインナムーン、ペイシャフェリシタ、セカンドテーブルなど。中京競馬場の芝1200mで行われるGIII戦です。今回の記事ではローテーション、馬場、展開などを考察いたします。

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CBC賞 2018 考察

ローテーション分析

前走が高松宮記念組と安土城ステークス組の成績が割と良い感じ。今年は前走高松宮記念組がいないので安土城ステークス組のダイメイフジとトウショウピストが該当します。

過去５年の勝ち馬は全て距離短縮ローテになっており、過去３年は安土城ステークスからの距離短縮の馬が勝っています。これだけ見てもダイメイフジは相当有力な１頭といえそうですね。

ただ、CBC賞は馬場が高速化して以降も雨の影響を受けていたケースが多く、走破時計がかかったおかげで短縮組でも差し届いていた感じはあり。高速馬場でスピードが要求される馬場になればそこまで短縮の恩恵は得られなさそうで、今年に関してはそこまで短縮にこだわる必要はないか。

馬場分析

中京競馬場の芝コースはあのビッグアーサーが勝利した超高速馬場の高松宮記念以降、一気に馬場の傾向が変わった感じ。夏競馬の中京開催もとにかく速い馬場で行われますし、レッドファルクスが記録したCBC賞の走破時計は1:07:2。以前のような急坂があって重い中京コースというイメージは捨てたほうがいいだろう。

今週は開幕週になるがJRAの馬場発表ページの写真を見ても芝の状態はかなり良好と見ていい感じ。ここ数日は日本列島は猛暑日が続いていますし、これで週末に雨の影響を受けなければ超高速馬場で1分7秒台前半の時計が要求される馬場になる可能性が高い。

東海地方は金曜日こそ雨予報が少し出ているが土日ともに晴れ予報。しかもどの日も気温は30度近く上がるので、まずCBC賞は良馬場で行われると考えていいだろう。

展開分析

逃げタイプ

アクティブミノル

ワンスインナムーン

先行タイプ

アサクサゲンキ

セカンドテーブル

トウショウピスト

コウエイタケル

ダイメイプリンセス

トシザキミ

ナリタスターワン

ペイシャフェリシタ

スノードラゴン

ダイメイフジ

トーキングドラム

ナガラフラワー

フミノムーン

レーヴムーン

逃げるのはアクティブミノルかワンスインナムーン。とにかくマイペースで逃げられればハイペースでも粘れるアクティブミノルが主張すると思うが、ワンスインナムーンも前走の函館スプリントステークスで２番手から惨敗しており、ひょっとするとハナは譲らないかもしれない。

この辺りの馬にアサクサゲンキ、セカンドテーブルあたりがどう絡んで行くかだが、馬場を考えてもまず速いペースになると見ています。例年通りの高速馬場ならば速いペースでも前は止まらないでしょう。

前走は展開のアヤで負けたという感じ。２走前の内容を見ても現在のスプリント界ではもう最上位レベルにいる馬だと思いますし、高速馬場で前が止まらないようなレースになれば当然上位争いになると思います。おそらくそこまで人気にはならないはずなので期待は十分です。